ジャム
パパもママもＴＶばっかり
Aug. 11, 2012 |
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ジャム
ジャムを忘れてない？
Aug. 11, 2012 |
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ジャム
オシッコしてやるからね
Aug. 11, 2012 |
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| 2012年8月11日 土曜日 |
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真っ先に言っときますけどね、ジャムちゃん、アンタの事なんか忘れようがないでしょうが。
一日中ずう～っと一緒に居て、ちょっとでも私が部屋の中を移動したりすれば付いて来てギャーギャーわめくし、パパとＴＶなんか観て話に夢中になったりしたらもう爪出しソフトパンチしたりコブラ噛みしたりするし、ちょっと庭に出て戻ってくれば毛布にオシッコしてくれているし・・・
どうやったら一日に少しでもジャムの事を忘れられるのか教えて欲しいわ、ママは。
え？ジャムちゃん。
世の中は、今日からお盆休みに入ったのかな。
私達の仕事は一年中無休とも言えるし、その気になりさえすれば一年中お盆休み・夏休みとも言える。
しかし毎日を夏休みにしたら、大勢の猫たちとの生活費が稼げない。
ご飯の質は落としたくないし、何せ電気代がべらぼうに掛る。
サプリメント代や医療費だって相応に掛る。
つまらない自慢だけど、最近では庭の水遣りで大量に水を使うから、上下水道代だって凄いぞ。
下水道代は下水に流した水の量など関係なく、上水道代に従って請求されるのだ。
土にしみ込ませているのになぁ、水撒きの水なんて。
私達人間の為にはかなり節約しているつもりでも、毎月の掛りって物凄い事になっているようだ。
怖くて家計簿なんかつけていないから、総額は分からないけれど。
そう言えば以前は家計簿つけていたんだ、１円単位まできっちりと。
消費税まで計算していたんだ、ご丁寧に。
今ではもう、そんな事は出来しようとも思わない。
家計簿を見て家計の見直しなんかしないんだから。
今はお金が残り少ないからとか、将来が不安に思える時とかに節約してみたりするだけなんだ、私ったら。
でも、どうやっても光熱費と猫様の掛りは減らせない。
だからひたすら働け、働くんだ、私。
ただでさえ寝る時間が足りないというのに、そこに持って来て今はオリンピックだ。
寝られる時には寝ようと思っても、やっぱり関心がある競技は観てしまう。
バカバカ。
だけどバカでも楽しい方が良いんだ。
以前は陸上のトラック競技と柔道、体操、レスリングくらいしかライブでは観なかったのに、今回はバレーボールや卓球、バドミントン、競泳、ボクシングまで観ている。
サッカーは長いから観ない。
ワールドカップは観るけど、オリンピックではダイジェストでしか観ない。
ヨットや自転車、フェンシング、バスケットボールは申し訳ないけど全く観ない。
新体操もシンクロナイズドスイミングはチラッとしか観ない。観れば面白いんだろうけど、仕事の手を止めてまでは観ていられない。
放送されるものを全部観ていたら、仕事の締め切りは守れずに新陽失墜して次のオファーが来なくなり、ついでに寝不足で死んでしまう。
そしたら猫たちも飢え死にだ。
だから幾らバカな私でも、ちゃんとコントロールして観ているよＴＶは。
うん、大分大人になったからね。
オリンピック中でも甲子園では高校野球もやっている。
これも観ない。
オリンピック中でなくても観ない。
しかしあれだな、高校野球は中継しているというのに、オリンピック中は大リーグの試合は中継しないんだな。
イチローが活躍しているというのに、まったく。
これだけ熱心にスポーツ中継を観るようになったのは、間違いなくこうちゃんの影響だ。
こうちゃんは昔の記録やら選手の事やら実に良く覚えていて、薀蓄を聞かせてくれる。
「ふ～ん」と感心して聞いて、それで改めてちゃんと観てみると、結構面白い。
特に野球に関しては、ルールを知れば知る程、なるほど良く出来た面白い競技だなあ・・・と思う。
でも、野球に限らず何の競技でもそうだろう。
ふとしたきっかけで観て、ちょっとした事に魅せられて、それで競技内容が解るようになって来ると俄然面白くなる。
天賦の才能もあり人並み外れた努力をした人たちが、素晴らしいプレーで私達凡人を魅了する。
何故、こんなに魅了されるのだろう？
スポーツであれ芸術であれ、優れたもの、美しいもの、卓越した技に触れるのは楽しく、それは自分の事でもないのに喜びなのだ。
しかしまあ、一年中寝不足を押して起きている私達ならばこそ、オリンピックだってたくさんライブで観られるというこの皮肉。
でも用事があって起きているのだから、オリンピック競技を観てばかりいると、どうしたって忙しさに拍車が掛る。
私達にこれ以上拍車を掛けないで～と言ったって、首を絞めているのは自分なのだ。
ま、４年に一度の事だし、しゃーないか。
そうなると、あと何回オリンピックを観られるか知れない事に気づく。
今回はとりあえずライブで楽しめるだけの体力があった事を喜ぼう。
４年後はどうなっているだろう。
今夜は男子４００メートルリレー決勝も、ボクシング男子ミドル級決勝もあるから、絶対にライブで観るんだ。
これまでちゃんと料理など習った事が無かった私だけど、一度だけ真面目にテキストを買って勉強（？）した事がはあるのを思い出した。
大学を卒業した春休み、ＮＨＫ「今日の料理」のテキストを買い、テレビを見ながらテキストに大切なポイント書き込みまでして、真面目に授業を受けてから作ってみたりもしたんだ。
その号の特集は本格的中華の作り方で、「油通し」などの業や、当時まだその辺では売られていなかった「甜麺醤」などの調味料はこの番組で知った。
講師は何と、今は亡き陳建民氏、あの陳健一氏のお父さんだ。
陳氏の片言の日本語がアシスタントのアナウンサーとちぐはぐな掛け合いとなり、結局あまりわけが解らないままの事もあったりして、観ているだけでも大変面白かった。
初めて買った料理のテキストだった事もあり、隅から隅まで読んだ。
陳氏の教える中華料理だけでなく、イワシを手開きした「いわしずし」も、パイ皮を自分で作るリンゴのオープンパイもシュークリームも作ってみた。
油通しは家庭でやるには難しい事が良く解ったし、イワシを手開きしたのは良いけど小骨を取るのに苦労したり、パイ皮はサックリ出来なかったり、シュークリームは案の定上手くふくらまなかったり・・・と色々失敗もした。
その古いテキストは今も手元に残してあって、「昭和５６年３月号」とある。
今出ている「きょうの料理」のような変則サイズではないし、そもそも左開きである。
それが、いつの間にか右開きに変わっていたのだ。
その後もぼちぼちこの番組を観たり、テキストを買ったりしたけれど、スクラップしたら捨ててしまっている。
出先で（大抵は病院の待ち時間に）料理の写真を見て楽しむだけで、改めてスクラップしようと思うのは１冊に１ページあるか無いかだろう。
それは私がもう色んな料理が作れるようになっているせいもあるけれど、たとえ新しいレシピをテキストで知っても、なかなかそれを作ろうという気力が起こらないのだ。
１～２ヶ月はパラパラと眺め、チョロッとアイデアをいただく。
一度位はそれをヒントにレシピを考える事もあるけど、「うちの定番」となる事は少ない。
雑誌を全て保存しておくと、家に雑誌がどんどん溜るばかりだ。
活用する事など殆ど無いという事が、２０年ここで暮らして良く解った。
それで今年、思い切って９８パーセントは古紙回収に出したのだが、最初に買った「きょうの料理」１冊だけは残しておいた。
何度も熟読し、料理も作った思い出と共に。
しかし今のテキスト、どうしてあんなサイズにしたんだろう？
大判の方が１ページに入る情報量が多いけど、Ａ４のスクラップノートに貼ろうとすると、１ページ分がデカ過ぎて折らないといけない。
製本（裁断？）にも無駄が出るだろうから、その分コスト高のはず。
それとも裁断機で上手く調整すれば、変形サイズでも無駄が出ないんだろうか？
興味深いテーマだな。
紙に関しては専門家のこうちゃんにも聞いてみよう。 |
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| これが昔の「きょうの料理」 |
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| 講師に陳建民氏の名前 |
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ほら、左開きでしょ？ |
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