プティ
なあ、メラ姉ちゃん
Aug. 22, 2012 |
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プティ
僕ら見分けついとるんかな?
Aug. 22, 2012 |
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2012年8月22日 水曜日 |
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う~、暑い。
週末には猛暑がおさまるという予報だから、それまでは耐えるしかない。
外に出ると、今日は風がある分涼しく感じる。
とは言え、それは日陰に居る場合だけだ。
旱々照りのお日様に炙られていたら、想像しただけで大変な暑さだろう。
いつも言う事だけど、外で仕事をしている人達はご苦労様です。
私は紫外線を浴びると悪化する病気なものだから、長袖と帽子に日傘といういでたちで、たとえガレージまでだって気を付けている。
まったくもう、面倒臭いったらありゃしない。
本当は手袋とサングラスも着用を勧められたけれど、手袋は暑くてしていられない。
暑いだけじゃなくて、手がムズムズ、モヤモヤとしてくるんだ。
若い頃は、暑くても全然平気で遠い道のりも歩いたのになぁ。
歩く事で思い出すのは、大学生の時の事ばかりだ。
あの頃は本当に良く歩いた。
歩くのが趣味だったとも言える。
色んな経路を発掘して通学していた。
思えばあの頃から、私の「道探索」好きは芽生えていたのだ。
中目黒のアパートから東横線の「中目黒」駅も、JR「目黒」駅もあまり近くなかった。
大学に行くにはJRでないと無駄に電車を乗り継ぐ事になるので、「目黒」駅に出るのが安上がりで近道だ。
色んな経路からと言っても、余分に電車賃が掛る上、大きく遠回りする事は避けていた。
まだ新しい「目黒区民センター」の中を通り抜け、目黒川添いの裏道から権ノ介坂へ出て、坂を延々と上り、目黒駅に出る。
そこからは電車で登校というのが普段のルートだ。
でも、同じルートでは飽きてしまう。
だからバスにも乗った。
行き先が違うバスで、経路も違う。
だけど、ほぼ同じ停留所で降りられる事を発見したら、気分次第でどちらも使ってみた。
電車で行くより、余計に歩くのだけど、それは気にならなかった。
むしろ街並みや路地裏を見て歩くのは楽しくて、道があればどこでも入って行った。
帰りはもう、授業に遅れる心配など無いから、どれだけ時間が掛ろうと構わない。
だから電車もバスも使わずに徒歩で家まで帰ったりもしたし、目黒駅で降りても、色んな道を探索して帰った。
一番のお気に入りは、目黒駅から三田通りへ出て、茶屋坂を下るというルートだ。
そこは右手に国立の研究所があって、高いコンクリートの塀がずーっと続いている。
中には背の高い木々が茂り、車の往来もその通りは少なくて静かな道だった。
夏の日差しの中を日傘をさして歩く。
殆ど誰ともすれ違わず、店など1つも無い道。
今はどんな風だろう。
でも行ってみたいとは思わない。
思い出の中の道は、あの近くで暮らしていたからこそ安心していられる、他所者としてホームシックにならずに済む帰り道だったのだ。
今行って確かめたところで、あの頃の気分は得られない。
たとえ一瞬蘇る懐かしさがあったとしても、早く家に帰りたくて堪らなくなるだろう。
私の落ちつける家、猫たちが待つ家は、もうここ横浜の片隅の古い家なんだ。
早く家に帰りたい。
それは一生続く、永遠の願いなんだと思う。
夢の中で、実家に居る事がある。
まだ父も母も健在で、私は冷蔵庫を開けて冷たいおやつが無いかと探したりている。
だけど東京に帰る時間が迫っている。
電車で帰る事もあれば、一人で車を運転して帰らなければならないとい状況もある。
そういう夢だ。
とても不安で落ちつかない、悲しい夢なのだ。
親の居る家と東京の家、どちらに帰る事が私の安心なんだろうと、目覚めてからいつも思う。
親の住む家は私の求める「自分の家」なのに、そこから帰らなければならない「自分の家」が遠くに存在している。
そこに帰る事もまた、私の安心であるのだ。
それをしみじみ感じさせる、そういう夢を繰り返し見るのだ。
早く家に帰りたい、早く帰らなくちゃ、遅くなると電話しなくちゃ。
乗り換えを間違えないようにしなくちゃ。
電車は無事に到着したけれど、私の車は一体駅周辺のどこに停めておいたんだっけ?
そういう夢だ。
堪らない。
何歳になろうと、どれだけ年月が過ぎようと、意識下ではホームシックなんだな。
だけど私の家は、もうとっくに実家ではなくなっている。
私が落ちつく家は、私が望んで得た家族と暮らす家なのだ。
そこに自分のオリジナルの家族がいる幸せ。
私の幸せは、どうやらそれに尽きるようだ。
なのに夢に見るんだね、親が生きて「そこに居る」家は。
永久に忘れられないものなんだな、きっと。
猫たちが、どうかここを自分の一番落ち付ける、自分の居るべき家だと思って欲しい。
そこに私達が居るからこそ、そこが自分たちの家なんだと認識していてくれる事を願う。
たとえそうでなかったとしても、絶対に放さないけどね。
だって私達が保護者なんだ。
少し強引だけど「親」代わりのつもりなんだから。
本物の母親は、どうしてしまったんだろうね。
悲しかっただろうね、母親は。
実の親が解っていて、しかも一緒に暮らせたのは、ジーコとトリコロール隊だけだ。
それはもう、この上なく幸せな猫だよ。 |
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何本か里子に迎えたブルーベリーの木。
そのうちの1本が、矢鱈と真っすぐ上に伸びている。
他の木は、枝が縦横無尽に荒々しく伸びて、誘引してやらないと大変だというのに、この木だけは一度誘引したら、後はもうどんどん上だけ向いて伸び続けている。
とっくに背丈を越して、まだ逞しく伸び続けている。
まるで「ジャックのマメの木」だ。
これで良いのだろうか?
いつ剪定してやったら良いのだろう?
本当にブルーベリーの木なのだろうか?とすら思ってしまう、不思議な木だ。 |
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やけに真っすぐに伸びたブルーベリー
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やけに背が伸びたミニピーマン
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やけに大きく育った月桂樹の木
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そう言えば今年は、他の木もグングン伸びている。
シマトネリコも、榊も、月桂樹も、去年は殆ど成長しなくて虫にもやられてしまっていたのに、今年は「これでどうだ?!」と言っているかのように伸びている。
公園の巨木が切られて、日当たりが改善したせいだろうか?
ミニピーマンですらあまりに背丈が伸びて、不安になってしまう。
春先にもっと剪定しておくべきだったのだろうな。
何しろ全てが鉢植えだけに、どの程度の背丈に留めておくべきか、とても悩む。 |
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