2013年 CAT'S EYES & CAT'S HANDS 
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ジャム

ピギー(ブタさん)とは言われても

Jan. 10, 2013
ジャム
2013年1月10日 木曜日 (禁煙140日目) 

ジャムはどうしてこんなにデブになったのだろう。

うちに来た時には、普通の小さな仔猫だった。

それから大きくなるにつれ、ヒョロリと痩せて細長くなって行った。

濃い色のサビ猫だから、ウナギのようだったね。



いつの間にかゴマより大きくなり、またいつの間にかゴマどころの話じゃなくなって、3倍近い大きさになってしまった。

だからブタ子だとかデブ子、ピギー、デビーなどと、私達はジャムを呼んで来た。



デブ子はドカドカとやって来て私達の間にドカッと横たわり、「バンバン」というより「ドン、ドン・・・」と太鼓をたたくような音をたてて尻尾でベッドを叩く。

この時、ジャムは嬉しいらしい。



ジャムが嬉しいならば、私達も嬉しいよ。






だけど、私達はジャムを甘やかし過ぎたのだろう。

ジャムは何でも自分が独占し、決して譲らない。

私の仕事用デスクに作ったモニターラック・・・正確には、モニターを乗せているラックではないのだから、モニターラックとは言わない事に今気づいたんだけど、兎に角、そのラックの上の猫ベッドでゴマが眠っていようと、アンちゃんが寝ていようと、ジャムはそこで自分が寝たいと思えば、近づいて脅して退かしてしまう。

「それは良くない事だよ」と言って聞くジャムではない。



ま、強引なのはアンちゃんもゴマも一緒だけど、何しろジャムは身体が大きい為に、何か悪さをすると、余分に叱られる傾向にあるみたいだ。

それでまた甘やかしてしまう。



何だ、悪いのはジャムではなくて私なんじゃないか。

でも、基礎を作ったのはママじゃなくてパパ(こうちゃん)だよね。

ジャムが赤ちゃんの頃ママはまだ会社勤めしていて、一日中一緒だったのはパパだもの。

ジャムはパパに育てられた娘なのだ。



そうか、悪いのはパパか。

よしよし、そうだろうな。











日に3度お茶を淹れると、日に3度おやつも食べてしまう。

どうしても空茶(からちゃ・・・茶菓子を添えないで茶だけを出すこと)が出来ない。

甘いものとしょっぱいものの両方を食べて、お茶もイギリス人の紅茶のようにガブガブ飲むものだから、結構おなか一杯になってしまう。

どうしてこんなにお菓子をバリバリ食べてしまうのだろう。



それでも3度のご飯は欠かさないし、何を食べようかといつも考えている。

だって以前は5~6回しっかり食べていたご飯を3回に減らしたんだから、これ以上減らしたら、身体は保っても精神的に保たない。

おやつを何度も食べてしまうのは、そのせいだろうか。

う~ん。





でも、もう老い先短いのだから、好きなものを我慢せず食べたい。

食べる事が好きなのだから。






そういう意味で言ったら、煙草だって我慢せずに吸いたい。

だけど禁煙したのだ。

吸ってはいけない。

でも毎日、吸いたいと思うし、「吸いたい」と言ってしまう。





まだそんな事を言っているのかと、呆れられるかも知れない。

だけど煙草とは、そういう性質のものなんだな、きっと。

元気で、吸おうと思えば吸える身体である限りは、言い続けるよ、きっと。
ジャム

ポーキーとまでは言われない

Jan. 10, 2013
ジャム
ジャム

それって幸せな事?

Jan. 10, 2013
ジャム
ジャム

デブ子とも言われるけど

Jan. 10, 2013
ジャム
ジャム

もうどうでもいいや

Jan. 10, 2013
ジャム
ところで、先日の日記に書いた事・・・私がもっと縫い物がしたくて「あ~もっと縫いたい」と言う都度、こうちゃんがすかさず「縫えさん」と言って笑う・・・という>>エピソードね。

その「縫えさん」というのは、【ポーキーくん】というアメリカのアニメーションの中のエピソードのひとつだったらしい。

ポーキーくんというのは豚で、とってもきびきびしたキャラクターだったのだと言う。

豚が主人公で、その名前が「ポーキー」というのもかなりブラックだと思うけど、とても人気アニメだったみたいだ。

かなり長い年月、放映されていたらしいから。



私は、この絵を見て、何となく知っているような知らないような・・・

何たって1930年代から始まったアニメらしいし、日本で放映されていたのも昭和の初期らしいから、私には観た覚えが無い。

こうちゃんと同世代の方は、ご存知かも知れませんね。





あの時の続きと言うか、詳細と言うか、こうちゃんが覚えていた内容を再び聞かせて貰って、その中のキイワードで調べたら、英語版の「ウィキペディア」にこんな記述があったので書いておく。

While preparing, he receives a package in the mail, from his uncle Pinkus.

The package contains a tiny silkworm, which sews garments (actually using tiny knitting needles) when the word "sew" is spoken—this later becomes a running gag.

つまり、ポーキー君の誕生日にピンカスおじさんから届いた手紙に入っていた小さな蚕(シルクワーム)が、「縫え」という言葉を聞くと、たちどころに色んな衣類を縫ってしまうらしいのだ。

下の画像を見ても編み棒を持っているのが解るし、こうちゃんの記憶でも「縫うというより編んでいた気がする」というのだが、「縫え sew」という命令で、蚕が凄いスピードで何かを編み上げるという事らしい。

このアニメの日本語吹き替えでは、「縫え」と言われる立場の蚕が「縫えさん」と訳されていたらしいのだ。

これが「縫えさん」。

やっとこの画像だけ見つけたよ。

ポーキーくんは、これをポケットに入れている。

「縫え」と聞くとこの蚕が物凄いスピードで靴下とかブラジャーとか作ってしまうというギャグだそうな。



私はまだ「縫えさん」状態を脱しておらず、朝のうち・・・つまり視力が良いうちに、少しだけちくちくしている。

少しだけ?1日に1枚半くらいは縫っているけど。

そうさ、私にとっては少しだけなんだ。



出来上がるものは【ポーキーくん】に出て来る「シルクワーム」のように身に着けられるようなものではなく、専ら布巾や雑巾ばかりだ。

これだけの集中力と根気があったら、もっと何か作れるだろうに、もうパッチワークなどする気が起きない。

行き当たりばったりで「縫う」行為だけをしたいのだろう。



役に立たない私。

昔なら「縫えさんの爪の垢でも煎じて飲め」と言われるうところだな。

でも、縫う勢いだけは「縫えさん」に迫るものがあるかもよ。
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