猫雑記20130118

この葡萄棚は、カワムラさん部屋の窓辺に元々あったものを、ぶーちゃん部屋にも増設するついでに、１０年ほど前に作り替えたのだが、随分前から傷みが目立っていたのだ。

竹の寿命がとっくに来ていたのだろう。

そこにドカ雪の重みで、遂にバラバラに砕けて落ちた。

落ちている欠片を拾って見たら、竹はもうスカスカになっていた。

竹はもっと丈夫なものかと思ったていたけれど、紫外線と風雨に曝されて、傷みが激しいのね、きっと。

これを作り替えるかどうか、とても迷っている。

また作り直したところで、また１０年もせずに壊れてしまうのだと思うと、これにお金を掛けるべきかどうか悩んでしまう。

まして鉄骨を組んで、耐久性の高いポリカーボネイトの屋根になどにしたら、もっとずっと費用が掛かる。

今からそんな事に、大金を使えないよなあ。

何たって我が家は、月々の掛りが物凄いんだから。

結論が出せないまま、とりあえず雪で折れた枝の整理やら、次に雪が降った時には少しでも被害が小さくて済むよう、伸び過ぎている枝を切り詰めた。

いや、伸び過ぎとは思っていなかった。

この夏には良く成長して、丁度良い按配に枝葉が茂ってくれたと私は満足していたんだ。

だけど短時間のブリザードで、水気の多い雪をたっぷり抱え込んだら、払っても払っても追いつかず、どの枝も地面に付く程に曲がり、遂には耐え切れずに折れてしまった枝も多かった。

粘りのあるトネリコの枝が折れるのだから、相当に負荷が掛ったのだろう。

雪の中で雪払いをする時の気持ちって、何度経験しても絶望的になる。

雪を、そして天を恨めしく思いながら、枝々の雪を丹念に落とす。

無駄かも知れない、いや、無駄では無い・・・心の中はそればかりだ。

でも無駄では無い事が良く解った。

次回もやるよ、辛いけど。

それに比べて、一切雪かきをしない隣近所に腹を立てながらも、せっせとやる雪かきは楽しい。

なんだ、楽しいのか。

まあ思いは単純ではないさ、何につけ。

トネリコは選定に強いと言うから、思い切って１/３ほど切り詰めてしまった。

これで重たい雪にも少しは強くなっただろう。

今後、葉っぱをたくさん付けている常緑樹に関しては、冬の前に剪定する方が良いのかも知れない。

失敗の経験から学ぶんだなあ・・・とつくづく思う。

だけど、選定はいつだって何の草木だろうと悲しい。

そんなヘタレの過保護ガーデナーだから、バラだろうがセージだろうが紫陽花だろうが、伸びっ放しで失敗するのだ。

次の課題はブルーベリーの剪定なのだが、それはまた後日。

本当は植え替えしなければならないものが出来ないのだから、せめて剪定と追肥は園芸の師匠に教わりながら慎重にやらねば。

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