猫雑記20130210

2013年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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ヒヨちゃん Feb. 10, 2013
ヒヨちゃんオレ撮ってんの？ Feb. 10, 2013
ヒヨちゃん早くどつか行ってよ Feb. 10, 2013
ヒヨちゃんリンゴ食べたいんだよ～ Feb. 10, 2013
ヒヨちゃんいつまで撮ってんだよ Feb. 10, 2013
ヒヨちゃんちっ、食いて～な～ Feb. 10, 2013

2013年2月10日　日曜日　（禁煙１７１日目）　

しょうもないぼやきかも知れないけれど、言わせて戴きたい。

私も大好きな、とても人気のある某ブログには、脱走した猫の呼び掛けがあり、無事に戻れた時にもきちんとお礼が載せられる。

無事にお家に戻れて良かった、或いはまだ居場所すら解らない迷子猫は早く発見してやれますように・・・と、私も毎度しみじみそう思っている。

だけど、その類の記事に触れた後の気持ちはなかなかに複雑だ。

家猫が野良で生きて行くのは難しい。

飼い主さんの心配や悲しみも良く理解出来る。

だからこそ、不妊去勢目的ではなくても、脱走した家猫の保護の為、１０年間ほどの間に一体どれだけたくさんの捕獲器を貸し出したか解らない。

だけど、飼い主の不注意で家猫を脱走させてしまった上に、捕獲器を仕掛けっ放しにしておいて、色んな野良猫がそこに掛かり、それを次々とリリースしていると知ると腹が立って仕方ない。

そうして捕獲されてリリースされた野良猫は、私達有志がしているような不妊去勢の為の捕獲が必要な時、捕獲出来ない野良猫になってしまいがちなのだ。

そして多分、置きっ放しにしているのだろうから、一晩中、捕獲器の中で何とか逃げ出そうと暴れて、鼻ヅラは傷だらけになってしまっているだろう。

可愛い自分の猫の身が心配な余り、自分の身に置き変えて考えられる程には、冷静では無いのかも知れない。

一晩中捕獲器の中で放置されたままの野良猫の気持ちだけじゃない、そういう野良猫を次に捕獲しようとしてもなかなか出来ずに、それこそ一晩中外で捕獲している私達のような人間がいるという事など、知りもしないのだ。

しかしその事も、百歩譲って良しとしよう。

問題は、「無事に戻りました、有り難うございました」と言うだけじゃなくて、「是非、今後は脱走防止をします」という決意表明がひとつも見られない事だ。

そもそも脱走防止などしないから脱走させてしまうのに、その事への反省と改善がきちっと見せられなければ、むしろこれほど多くの人が脱走させている訳だし、うちの猫が脱走しても別におかしくないわよね？といった論理を成り立たせてしまわないかと、そこも心配だ。

母の友人は、血統書付きの可愛い純血種の猫を飼って、とても可愛がっていた。

その猫が車に轢かれ、死んでしまった。

飼い主はとても嘆いていたと言うが、外に出していたのは飼い主だ。

かなり暮らし向きの良い、お金持ちの奥様らしい。

全然珍しくない話だ。

これまでにどんな脱走例が、どれほどたくさんあるのかを、私から全て公開したい位だ。

どんなに飼い主が気をつけていても、猫が外に出てしまえる瞬間は生活していて幾らでもある事を、たまたま私が捕獲器の貸し出しを長年していたせいで良く知っている。

どんなに気をつけていたって、誰だって失敗をする。

それに、脱走の怖さや脱走防止の大切さを知らないという事もあるだろう。

しかし脱走させてしまった痛い経験を持つ人であるならば、２度とそんな辛い思いを自分もせず、猫にもさせないようにと、脱走防止の大切さを知って欲しい。

そして人にもそれを伝道して欲しい。

あなたの猫がたとえ事故に遭わないで無事に戻れたとしても、或いはあなたの猫は外に出る事が大好きだから可哀相でとても閉じ込めてなど飼えないと仰る方がいたとしても、あなたの可愛い猫さんはどこかの猫嫌いのお宅の庭でウンコやオシッコをして嫌われたり、迷惑を掛けているかも知れないのだ。

そうなった時に可哀相なのは、嫌われ、駆除（当然殺されるという意味だ）までさる可能性のある猫たち全般だという事にまで、ちゃんと考えを及ばせて欲しい。

一人が無責任にしている事が、猫全体、そして猫飼い全体の印象を作っているという、その事に気づいて責任の重さを理解すべきなのだ。

それでも尚、無責任な人達はゆる～くしか考えず、好きなようにするものなのだろうけれど。

自分の家の猫を自分の好きに飼う事にまで、私はいちいち文句を言いたくない。

だけど、好きに飼っている事で他人に迷惑を掛けたり、猫や猫飼いへの偏見を抱かせる元凶になったりはしていないか、そこが問題なのだ。

自分では気づこうとしないだろうし、気づかないで指摘などされても改めようとはしないだろう。

「恥」の意識を強く持っていた日本人のはずなのに、そんな事がなかなか通用しないニッポンになってしまったんだな。

人の価値観は多様だ。

だから、どこで線引きをして猫飼いのスタンダードとすべきか、大変に難しい。

しかし、人に迷惑を掛けないように飼うというのが、ペットと暮らす上で最低限度の、そして最大のルールではないだろうか。

「迷惑を掛けない」という事が意味するところには、様々な意味がある。

しつこい性格なので、こういう時には私の考え得る色んな可能性を書き出しておきたい。

しかし迷惑を掛けても平気な人は、どうせこんなモン読んじゃいないのだから、私如きが口を酸っぱくして言い続ける価値なんか無いのかも知れない。

大好きなブログでも、その迷子猫の呼び掛けがあまりにも頻繁にあるが為に、いや～な気持ちになるのが玉に瑕だ。

みんなで呼び掛けて戻って来る筈も無く、戻れるとしたら、それは偶然、運が良かったに過ぎない。

ほのぼのとしていて、人の善意を感じられて、それはそれで良いのだけれど、反省と具体的な善後策が無いでいつまでも繰り返される同じような過ちは、見ていて虚しい。

そうは思わないだろうか？

思わない事は無いとしても、そこまで犠牲は払いたくないという「ほのぼの」と「和み」たい系の猫好きがそれだけ多いという事なのかも知れない。

だから脱走は絶えず、脱走防止に厳しい里親募集は嫌われるのだろう。

なんだか疲れた。

脱走されて困る猫なら、脱走防止しようよ。

ベランダに出していたらいつか脱走してもおかしくないし、落ちたら大怪我するか、高さによっては死ぬんだよ。

「脱走」という言葉を使うけれど、逃げ出したくてどこかへ行ってしまう訳じゃない、ふとした弾みに、好奇心で出てしまう事もあるのだから、猫というものの性質を良く観察して、もっと知るようにしようよ。

「うちの猫は出ないんです」「１０年間一度も出た事ありませんから」なんて言う人が多いけれど、猫という生き物に関して、そんな過去の事実は全く安心材料になどならないのだから。

うちのデンちゃんは野良猫時代に、ご近所で脱走した猫を捕獲する為に使った捕獲器で見事捕獲され、そして猫違いだからとリリースされてしまったと聞いた。

何ですって？捕獲器に入った野良猫を、リリースしたですって？

その人（ピアノじじいの事だが）は、シロちゃんの保護にも失敗して、ますます警戒させてしまったのだから、野良猫というものをナメてる。

お陰で、私がデンちゃんを保護しようとしても警戒心がより強くなってしまってなかなか捕獲器に入らず、とてもとても苦労したのだ。

自分ちの大事な猫を脱走させた罪だけでなく、こういう風に、罪の無い野良猫を捕獲し難い猫にしてしまうという罪もあるって事を、猫違いだからと簡単にリリースしているような人達は知らない。

その人間には「バカヤロー！」と言ってやりたい。

そしてその場に行って捕獲器ごとその猫を引き取って来て、せめて不妊去勢してやりたい。

捕まえたくない別の猫が捕まらないように工夫するのが罪人の務めなんだよ、手抜きしていい加減な事しやがって。

置きっ放しにして捕獲するような、そんな怠惰で猫の心を思いやる事が出来ない人間が、捕獲器のような道具なんか使ってはいけないのだ。

そんな奴、大きなトラップに掛かって、怖い痛い思いをしてみれば良いのだ。

道の大きな存在が自分を捕えた事の、その意味も解らず、どれ程恐ろしい事か。

デンちゃん僕、そんなに手古摺らせた？ Feb. 10, 2013
デンちゃんでも今はここに居るじゃ～ん Feb. 10, 2013

ヒヨちゃんの写真を撮っていたら、先日１本だけ咲いていた日本水仙の「レディ・マサコ」に、もう１本、蕾をつけた茎を発見したので、嬉しくてそれも撮っておいたのだが、こうして見るとよく解らないな。

それよりもヒヨちゃんを一杯撮れて満足してＰＣに入れてみたのだけれど、デジタルズームで「ギューッ」と寄ったので、画質が粗くてガッカリだ。

鳥や昆虫を撮る為に、良いカメラが欲しいなあ。

勿論、買いませんよ。

２５０円の毛布とは訳が違うんだから、ストレス解消で買い物するような対象ではありまっせん。

水仙の蕾発見 Feb. 10, 2013
セミの抜け殻また発見 Feb. 10, 2013

しかし、オモチャのカメラでも、動かなくてカメラごと寄って行ってマクロ撮影出来るものだったら、割と良く撮れる。

このセミの抜け殻のように、動かないモノだったらね。

まったくもう、猫も鳥もマルハナバチも、私の好きな被写体はみんなカメラが嫌いで、じっとしていてくれないものばかりだ。

しかも寄って行くと逃げてしまって撮れないとか、ズームではブレるか荒れるかして、最近ろくな写真が撮れない。

指が痛いせいもあるんだ・・・って事にもしておきましょうかね。

指が痛いのは本当だし～。

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これは合成写真です。

ニニちゃんはケーキなど食べさせられていませんので、ご安心下さいネ！

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