猫雑記20130404

2013年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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2013年4月4日　木曜日　（禁煙２２４日目）

朝から快晴。

そして暖かい。

こんな日に室内に閉じこもっていては勿体ないのに、午前中は急ぎの事務仕事も若干あり、なかなか外に出られない。

早く外に行きたい。

「外」ったって庭の事だけど。

やりたい事に全然時間が足りない。

拭き掃除と洗濯だけでも、一日やっていたとしても追いつかない。

一日中はやっていられないから、とてもとても思うに任せない。

それでも洗濯機は、２階では２度、１階では３度は回しているんだ。

ひ～っ、水道代掛かるのも、庭の水撒きのせいばかりじゃないよなあ。

糠床の管理と、漬け込む為の野菜の準備で小一時間掛かる。

だって大根と人参は、皮を剥いて漬け込み易い大きさに切る。塩をして少し水分を出す。

その水を拭いてからやっと漬け込むのだ。

糠床から出る水分をスポンジかペーパタオルで念入りに吸う。

水取り器があるのは知っているし持っている。実際に使っていた事もあるけど、按配は良くないんだ。

前回漬け上がったものは糠を洗い流して、スノコのある保管容器に入れてとりあえず冷蔵庫に。

食べる前に薄切りすれば良い。

ベランダの植木も、ちゃんと水遣りして手入れしてやらないと、あっと言う間に枯れてしまう。

思うに、水だけやっていてもダメなんだ。

愛情というか、関心を示して、それを伝えてやらないと。

いまどきは、ベランダの中にまで桜の花弁が大量に舞い込んで来る。

まさに「舞い込む」のだ。

それを指で１片ずつ拾い捨てる。

だってベランダにも人工芝敷き詰めてあって、箒で一気に掃き集めるという真似が出来ないんだ。

面倒臭いけど、その分、「大事にしてるよ、アンタ達の事」というデモンストレーションになっている気がする。

勿論仕事もしなくちゃならない。

でも、余裕かまして煮物なんか始めて、それでＰＣに向ってしまうと、必ず焦がすんだ。

もう「ながら」でピールやジャムを煮るのは絶対にダメだ。

鍋までもダメにしてしまう。

そして、あっと言う間に昼も間近だ。

少し遅いけど水遣りしなきゃ。

夏になったら、早朝に撒かないとダメだよね。

ますます早起きしなきゃ・・・って、そしたらもう夜のうちに起きなきゃ。

本当は、お昼のお弁当を作りたかったんだ。

それを持って庭に出て、水遣りをしてから外で食べたいと思ってた。

今を逃したら、もう直ぐ藪蚊がうじゃうじゃ出て来て、おちおち庭で過ごせない。

今が一番良い季節なんだ。

だけどご飯を炊いている暇が無い。

サンドイッチでも良いけれど、朝がパンだから昼にはご飯か麺がずっしりと食べたい。

朝食をご飯にすれば良いのだとか、朝、昼の分まで作ってしまえば問題解決ではないかと、理屈ではそう思う。

だけど朝は猛烈に忙しくて気忙しくて、とてもご飯の支度は無理だ。

お弁当も作り、食後に新聞まで読んでから出勤していた１０年前とは事情が違うんだ。

あの頃だって４時起きだったから出来たんだけど、今では４時に起きた位じゃ、そんな事は出来ない。

パンを切って焼く、コーヒーを淹れる・・・前夜の残り物のサラダとか煮物でもあれば添えるけど、無ければ野鳥にやるリンゴのお裾分けを戴く。

それが関の山だな。

勿論、ご飯は一度にたくさん炊いて１回分ずつ冷凍している。

いつもならね。

今日はそれが切れちゃっいてるんだ。

心掛けもタイミングも悪かった。

仕方ないから、また焼きそばなんか作って食べる。

焼きそばは好きだから構わないんだけど、やっぱり白いご飯か食べたい。

日本人のオバサンだもの。

午後は仕事。

一応、大きな締め切りを過ぎて、まだ本格「お直し」命令が来ていないから、私はかなり自由なんだ。

小さくて無償のお仕事が少しあるので、それをぼちぼち、いや、真面目にやってしまう。

偉いな、私。

１週間はオフにしようと思っていたのに、やっぱり勤勉なのね。

父と母の娘だからね。

週に２～３度は買い出しに行かなければならないので、夕方、車で近くのディスカウント・スーパーに出掛ける。

帰るともう夜の猫家事だ。

その前に、留守中のゲロッパとジャムのオシッコを洗わなきゃ。

ジャムのオシッコだって、ちゃあんとベッドでしてある。

だけど、１箇所でしてくれるから助かっているんだ。

あちこちで好き勝手にマーキングしていてる訳ではない。

有り難う、ジャム。

トイレでしてくれたらもっと有り難いけど。

いや、ベッドのあの場所がジャムのトイレなんだっけね。

一番清潔なトイレ。

いいねえ、毎回洗いたてのシーツの上で。

あ、この事情をご存知ない方に申し上げておきますと、ジャムには使い捨てのペットシーツではダメなのです。

ジャムは紙食い・ビニール食いなので、しっかりしたキルティングのシーツか毛布でないと。

大抵の猫は、ペットシーツなんかペラリと置いただけでは、ガリガリ掘ってしまうからダメでしょう？

動物病院に行くとしたら、二人一緒にはなかなか行けない。

二人がひとつの事に掛りっきりになってしまう事は、なるべく避けたい。

効率が悪過ぎる。

買い出しに出た日に病院通いも必要になってしまうと、もう私達の晩ご飯は深夜を過ぎてしまう。

当然、晩ご飯なんか作りたくない。

作れば作れるんだけど、ああ、もう疲れちゃった～とか何とか言って、なるべく作らずに済ませようとする。

そんな時は、ピザにシャンパンなんか、いいね。

生ハムとチーズとクラッカーなんかでもいい。

だけどそうもいかない。

酔っ払って寝てしまう訳には行かないし、作りたての温かいものが食べたい。

それに宅配ピザほど高くつ食べ物は無いのだ。

昔は良く食べたよ、二人でＬサイズとシャンパン１本。

シャンパンは安いのをケース買いしてあった。

確か１本８００円位だったと思う。

それでも高いってば高い。

１ヶ月に２万４千円が飲んで消えてしまうのだから。

そうです、毎日欠かさず飲んでいたのです。

ああ、勿体なかった。

でも私の場合、煙草も吸っていたからね。

勿体ないの二乗でしたね。

だけど、そのシャンパンと煙草があってこそ、私の人生はしんどくても楽しかった。

無駄があってこその文化度の高さじゃないか。

あ～もう、言い訳と未練の山。

ダメな人間。

それでも山のように仕事をして一日が終わろうとしている。

山のように一杯居る猫の為には、明日も頑張るよ。

今宵は、お土産の点心を戴くのだ。

蒸すだけで良いと思うと、涙が出る程嬉しい。

ゴマ

この怪獣娘が・・・

Apr. 4, 2013

ジャム

怪獣娘って誰よ？

Apr. 4, 2013

ジャム

なんだ、アタシか

Apr. 4, 2013

ゴマは過剰グルーミングもあり、好酸球肉芽腫もあり・・・という事で、仕方なくカラーを着けている。

柔らかいカラーだから、もう当分は外さないでずっと着けさせている事にした。

初日で慣れて、トイレもご飯も抱っこも睡眠も、全て問題無し。

好酸球のうっすら血の滲んだような禿げには、ハイポを原液で塗ると、忽ち直る。

でも油断すると、またどこかに出るのだ。

マーゴも一時そうだった。

どちらも繊細で感受性の強い子だと思うが、性格との相関関係はあるのだろうか。

あると私は思うけれど、根拠は無い。

体質や持病は、性格や生き方が決定するものなのだと、免疫学者の阿保徹先生も著書の中で繰り返し仰っている。

そう言われてみれば、素人の私でも納得せざるを得ないものがある。

生活習慣病に限らず、生活習慣や性癖は、その人間の健康上の傾向を決定づけて行くのだ。

きっとマーゴやゴマは、私と心をひとつにしたい程に求めてくれて、そしてバイブレーションを同じうしてくれている（いた）のだろう。

マーゴというネーミングも、ゴマをひっくり返しただけなのだ、まのさしく。

マーゴにはゴマと同じものを感じていたのだ、私達も。

ではジャムは？

ジャムは仔猫の頃からかなり長い年月、怪獣だった。

今では誰よりも傷つき易いナイーブな子だけど、それでも怪獣に変わりは無いという、このアンヴィバレンツ。

ゴマばーちゃんだけどね Apr. 4, 2013
ゴマ水玉模様の可愛いカラー Apr. 4, 2013
ゴマ結構アタシに似合うでしょ Apr. 4, 2013
ゴマ怪獣には似合わないよ Apr. 4, 2013

あれだけの強風にも負けず、桜がまだ残っていた。

寿命が来ていない花に関しては、雨だろうが風だろうが、散らす事は難しいのだ。

小さなか弱そうな花なのに、本当は強いんだね。

そして日に日に、色んな葉っぱが育っている。

今はエゴノキの葉と花の蕾の成長が一番の楽しみだな。

土日はまた嵐だと言うから、この小さな蕾が無事でいてくれる事を祈る。

だけどなんだってこう嵐が多いの？

どうなっているの？

嵐のあくる日の桜

Apr. 4, 2013