猫雑記20130412

2013年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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ルス

アタシと桜、どっちが綺麗？

Apr. 12, 2013

2013年4月12日　金曜日　（禁煙２３２日目）

昨日も今日も、まだ肌寒い。

お陰で昼間もまだ暖房が停められないよ。

だって寒がりのアンちゃんやテトは、それぞれの部屋でそれぞれのやり方でヒーターに張り付いているんだもん。

可哀相でスイッチを切れない。

アンちゃんは小さくて「短・短毛」で痩せているから寒がりでも頷けるけど、テトはあんなにモコモコに空気をたくさん孕み易いタイプの長毛だというのに、どうして寒がりなんだろう。

ペロのようにしっとりと寝ている毛質だったら兎も角、テトは体積あたりのエアーの量が我が家では一番多いのだ。

レンと良い勝負かな。

レンもテトも、タムやガラ、ペロのような「しっとり長・長毛」ではなくて、乾いた毛が立っている「中・長毛」で、撫でると空気を撫でているみたいだ。

しっとりと滑るような見事な長毛も見た目は美しいけれど、触って気持ち良いのはエアーの多い中・長毛だ。

その手触りの良さと言ったら・・・

しかし短毛でも手触りの違いはある。

単に毛質の違いだけではなく、その下に蓄えられている脂肪の量によっても違う。

保護した時にはガリガリに痩せてゴワゴワと汚れた毛であった子が、次第にふっくらと太って来て抱き心地が軟らかくなり、毛も綺麗に柔らかくなってくると、本当に嬉しい。

ま、最近は触れない・抱けないバリバリの野良猫の保護が多いから、手触りの変化は想像の世界だけど、経験値がその想像を助けてくれるようになる。

バリバリ野良が触れるようになった時には、もうその子との時間は余り残されていない事が多いのが辛いところだけれど、最後にきっと「お礼の代りに少しだけ撫でさせてやるよ」とでも言っているのかも知れない。

触れなくてもいい、元気で長生きしてくれさえすれば。

生まれたタイミング、生まれた環境、保護されるまでの経緯などで、猫の性格も運命も大きく違ってしまう。

私達にしてやれる事があるとしたら、人間の都合で生きる事すら許されないような不幸な猫をなくす為の努力をする事なのだろうと思う。

そのアプローチはそれぞれ違うかも知れないけれど、それぞれが出来る事で努力出来たら良いのだ。

どんな小さな事でも良い。

飼い猫に（飼えない仔猫を産ませない為に）避妊するとか、脱走防止して飼うとか、今まで平気で出入り自由にしていたけれど、これからは完全室内飼いする努力を猫と共にするとか。

居なくなれば飼い主も悲しい・猫も苦労するのだから、脱走防止をきちんとして欲しい。

そんな事だけでも、不幸な猫を増やさない事に協力している事に繋がる。

勿論、自分の可愛い猫が家をなくすという不幸も防げる。

脱走は避妊していない時に起き易い事も事実だし、運良く家に戻れたとしても、ほんの３０分程度の脱走中に妊娠している事も大いにあり得る事だ。

里親募集する人は、必死の想いで保護をして、大切にケアし、やっと見つけたご縁の里親さんの家からいとも容易く脱走されてしまったらどうだろう？

飼い主や保護主の悲しみ・嘆きは自業自得だから仕方ない。

だけど、知らない土地で野良にならざるを得ず、餌はおろか、雨に濡れずに安心して眠れる場所すら見つけられずに、ボロボロになって死ぬだけの運命を与えてしまうのも、これまた善意のつもりの人間の仕業なのだ。

そんな風にして彷徨った揚句、偶然、運良く保護された猫たちもたくさん知っているけれど、そんなのは氷山の一角でしかないはずだ。

野良猫を増やす事に知らずに加担している猫好きは一杯居るだろう。

不幸な猫を増やすという「敵」は、まだまだ猫好きを自称する人間の中にあるのだ、残念な事に。

猫飼いは、もう少しだけきちんと考えてみて欲しい。

自分の飼い猫が他人に迷惑を掛けてはいないか。

自分の無自覚な怠惰が不幸な猫を増やしてはいないか。

ま、こんな個人の日記で吠えてみても仕方のない事なんだけど。

それでも水が沁みて行くように、私からあなたへ、あなたからまたあなたと接する誰かへと、大切な事が伝わって行ったら良いなあ・・・と思う。

大きな「場」でアジテーションする事は、惑わせているようなもので、煽動された側の人間は、家に帰ったら冷めてしまうかも知れない。

そんなんじゃなくて、個々が、つくづく身に沁みて思う事をした方が良い。

それは文化となり得るから。

ちょっと今週は色んな事を飛ばし過ぎて、情けないけど疲れてしまった。

今朝は、猫家事と自分たちの朝ご飯の後で、もう一度寝てしまった。

次に起きたらもう９時半。

が～ん、

いつも１５分で目覚めてスッキリしたのに。

何だか会社に遅刻してしまった新入社員みたいなショックだ。

尤も私、会社に遅刻した事なんか一度も無い。

二日酔いで仕事にならず、出社して直ぐに早退した事は何度もあるけど。

あ～あ、これではまた仕事の予定が押せ押せだ。

目一杯詰め込んで、目一杯集中力を発揮するとまた疲れるから、寝ていては全く逆効果なのだ。

起きて働けよ。

きっと父が見ていて、そう言っているのだろう。

ぼちぼちね。

私も歳をとったし、まだ先が長い（はずだ）からね。

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時々車の中でランチする私達のピクニックは、団地の裏の一方通行の道がお気に入りの場所だ。

そこはまだ若い桜並木があり、どの季節にも、車で配達する人達の人気スポットなのだ。

夏には木陰を作ってくれるし、春にはこの通り、見事な八重桜のアーチを見せてくれる。

今日はピクニックではないけれど、一息つこうかとコーヒーとシュークリームを買って、桜並木に車を停めた。

お出掛けは基本的に小さなオモチャのカメラしか持ち歩かないので、あんまり良く撮れなかったけれど、うちの近くにもこんなささやかながら桜並木がある事が嬉しくて、今年も撮らずにはいられなかった。

雪の時には随分と枝が折れたんだ、ここの桜も。

やっと春が来たね。

おめでとう。

そして有り難う。

八重桜の並木道　　　　Apr. 12, 2013

八重桜の並木道 Apr. 12, 2013
八重桜の並木道 Apr. 12, 2013
八重桜の並木道 Apr. 12, 2013

我が家の、鉢植えしか無いささやかな裏庭でも、春真っ盛りだ。

ちっとも成長しないね・・・と言っていたつるバラも、シュート枝が一杯出ている。

これはどうしたら良いのだろう。

つるバラは春から冬までの間は剪定しなくても良いと聞くし、枝の誘引も１月にするのだと言うから、何もしなくて良いのよね。

解らない事だらけだ。

バラは病虫害にも弱いし、剪定も難しそうだし、何をするにもトゲが痛いし、難しい植物だと思うのに、つい手を出してしまうのは、やはりバラならではの魅力があるせいだ。

それに、諦めて放置してあったバラが水遣りだけでずっと生きていて、樹形は悪くなってしまったものの、毎年香りのよい可憐な花まで咲かせている。

そんなバラがベランダに１本、庭にも１本あるので、これからはちゃんと季節ごとの手入れをしてやろうと思う。

意外に強いのかも知れないな、バラって。

ちゃんと手入れをしようと思うのは、師匠が舞鶴から良い見本を見せてくれているせいかも知れない。

ちゃんとやろう、そう思う。