猫雑記20130419

2013年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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ガラマ～マ～ Apr. 19, 2013
ガラママったらもう・・・ Apr. 19, 2013

2013年4月19日　金曜日　（禁煙２３９日目）

寒い。

陽が出なくて暗い。

雨が近づいて来ているようだが、今日はまだ振らないはずだ。

悩んだ挙句に、やっぱり庭の鉢植えに水遣りだけはする。

外に１時間も居ると、すっかり身体が冷えてしまった。

こんな日は、おとなしく家の中で仕事していよう。

春の陽射しに誘われずに済むのは、ある意味、有り難いではないか。

こういう日こそ働け、働け、私。

でもこんな日は、猫と一緒に寝て居たいよね。

ところで混合水栓を交換したお陰で、ポタポタだのジョロジョロだの、水が止まらずに漏れるのを何とか工夫して止めて来た日々が嘘のように、普通に止まるようになって拍子抜けしてしまう。

やっぱり交換して良かった・・・と思う。

工事に来てくれたお兄さんが、私のキッチンのガス台が２０年モノですよと言うと、凄く綺麗なので驚いていた。

そりゃあそうだ、汚す度に磨いているんだから。

ちょっと放置してしまった油汚れやふきこぼれ汚れなどが焦げ付いて、磨いた程度では取れない事もある。

その汚れを、スプーンでコリコリと丁寧に、そっと、汚れだけ削り取る苦労。

それでも取り切れない焦げ付いた汚れもあって、もっと新しいガス台のに取り替えたいのはやまやまだけど、まだ全然ダメになっていないで充分使えるから、とてもじゃないが勿体ない。

それに私にとってこの２０年という時間は余りにも一瞬で、このキッチンが古いものとは思えないのだ。

おしきせではなく、自分の好みと自分のお金で取り替えた、初めてのシステムキッチンだから愛着もある。

コンロがまだ熱いうちに拭き、綺麗に保って来た。

まだ私が３０代でうんと若く見えた頃、このキッチンかのガスを点検に来たジジイが、キッチンが綺麗だからと「ああ、あんまり料理しないんだ」と笑って言いやがった。

その頃の私の見た目は全くこの辺りの落ち着いた奥さんらしくなくて、かと言ってヤンキーでもなく、独身の学生のようだったんだな、きっと。

エアコンの取り付けに来てくれた人にも、こうちゃんの娘だと思われた位、私は若かった。

若い私は気の利いた風に言い返せず、後で悔しくなった。

汚れが落ち難いから、死に物狂いで磨いてんだよ、この糞ジジイ、もっと汚れ難いガス台作れよ・・・とは言えなかった。

その後、汚れがサッと拭き取り易いフラットなガラストップのガス台なんか出来ている。

悔しい。

あのバカにした風なガスの点検ジジイに、どうやって綺麗にするのか、実際にやって見せてやれば良かった。

それにしても、他所の家ではそんなに汚いのか、ガス台が。

今はあの頃と比べて、キッチンに置かれている物がうんと増えてしまって、掃除はますますやり難くなってしまったけれど、相変わらず油撥ねの汚れを翌日にまで放置しておく事なんかしない。

猫毛と埃は取り切れなくても許せるけど、キッチンの油汚れは許せない。

放っておくとベタベタになるからね。

潔癖症な母親に育てられたものだから、私もそこそこ潔癖症になったけど、歳を取ると共に物ぐさになって来た。

一番それが解るのが、料理に関してだ。

毎日のように揚げ物をしていたのに、今では月に一度くらいしかしない。

油ものが苦手になったからじゃない。

そんな、とんでもない、まだまだ油は得意だ。

朝から食べられるぞ、トンカツだろうがカキフライだろうが、誰か作ってくれるなら。

揚げ物の頻度が減ったのは、ただ単に後片付けが面倒臭いからだ。

体力が落ちると、どんどん物ぐさになって行くのは致し方ない事だろう。

でも、胃袋と食欲は衰えが少ないのか、あまり物ぐさにはなっておらず、今この瞬間も揚げ物が食べたい。

天麩羅で冷酒か、トンカツでほかほかご飯がっつりか、唐揚げフライドポテトでビール・・・ああ、揚げものでは無いけど、チーズたっぷりでドウの薄いピザも、カルビの焼き肉も、うな重もいいね。

夜中はお腹が空く上にイマジネーションが膨らむ時間帯なんだろうな。

そうだ、私は揚げ物メインの総菜屋になれば良かった。

そしたらきっとウンザリして食べたくなくなるだろうから。

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