猫雑記20130514

2013年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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2013年5月14日　火曜日　（禁煙２６４日目）

晴れて、昨日より更に暑くなる。

暑いと言ったって、長袖を着て日当たりの良い庭に１時間以上も平気で居られるのだから、やっぱり夏とは違う。

知らず知らず熱中症になっているといけないので、水分補給は忘れずに。

今日は冷たい麦茶とポテトチップスを持って庭に出た。

「梅しそ風味　しそムーチョ」、「イオン」で１０５円だったのだが、あら、美味しい。

いい歳した大人が二人、競い合うようにしてポテチを貪り食う。

どうなっているのだ、私達夫婦は。

午前中は暗いうちから働いているから、お腹が空くんだよね。

朝ご飯は、しっかり食べているんだけどね。

せかせかしているから、お腹減るのかな。

喧嘩をすると減るのかな。なかよししてても減るもんな、かあちゃんかあちゃんおなかとせなかがくっつくぞ・・・って歌があったね。

しかも２番は、おやつを食べないと減るのかな　いくら食べても減るもんな・・・と、これでは私の事ではないか。

しかし残念ながら、中年にもなるとお腹と背中がくっ付くなんて事はあり得ない。

私の親の世代は戦争を体験しているから、飢えを知っている。

私は飢えた事が無い。

だけど今生きているうちの子たちは、みんな飢えを知っている。

あっ、ジャムとイオ以外はね。

イオは野良のお母さんが保護されてから、人の家で生まれた子だし、ジャムは生まれて直ぐに捨てられて、そのまた直後に拾われたラッキーな子だったから、飢えを知らないのだ。

それからプティたち「トリコロール３きょうだい」は、父母猫と共に我が家だけじゃなく近所中でたんまりエサを貰っていたから、飢えてはいなかったよね、きっと。

うちの近所で生まれた子なのに、どうしてプティは関西弁なのか。

それは亡きみーちゃんが関西弁キャラだったせいで、みーちゃんを尊敬していてたプティはいつしかきょうだいの中で唯一、真似っこの関西弁を喋るようになったのです。

ＮＨＫ朝の連続ドラマ「あまちゃん」で、東京生まれの東京育ちのアキが、北三陸に行ったら途端にバリバリ訛っているのと同じよね。

ま、どっちもフィクションという点が一番の共通点かな。

では何故、浜川崎で保護したみーちゃんが関西弁キャラになったのかと言うと・・・これが不思議なところで、みーちゃんは野良時代からずっと関西弁だったんです。

同じ浜川崎生まれのシャインが、目は青くともアメリカ生まれでは無いのと同じ事・・・とは違うか。

うちの子たちの中で一番飢えに飢えていたのは、間違いなくジニーだ。

今はお供え餅だけど、保護した時はコンビニのお稲荷さんだったものだ。

顔の形の事よ。

飢えた事もないというのに、私ったらうちの子たちに偉そうな口を聞いて・・・

ごめんね、みんな。

でもいいよね、今はデブだから。

今日はやっと、屋根の補修用のペイントを買いに行った。

下塗り不要のもので、１階の大屋根を全てカバー出来る程の大缶。

全く楽しくない、気の進まない出費が続く。

水道の混合栓交換、屋根のペイント・・・そのうちにきっとまた湯沸かし器の交換が必要になるのだ。

あ～あ、戸建ての家をメインテナンスしながら住むって、手間もお金も掛るのね。

なるほどマンションでは、修繕の為の積み立てをする訳だわ。

だから私も、こういう修繕積立金を持たないといけないのね。

今更だけど、稼いだだけ使い切りして大家族を養っていてはいけないのかも知れない。

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ガーデニングをしていて解ったのだが、私は「引き算」が苦手みたいだ。

剪定、間引き・・・それらは、よりよい結果を出す為の「引き算」と言える。

しかしそれがどうも下手なのだ。

それに比べて「足し算」は大好きで、どんなに手間が掛っても苦にならない。

水遣り、追肥・・・「ああ大変」と言いながらも、実は楽しくて仕方ないのだ。

過保護にするのって大好き。

植物が伸びるまま、花をつけるまま、茂るまま・・・それが一番、手間も掛らないのだが、どうやらそれでは植物にとっては良くない事を実感するようになった。

伸び過ぎた茎の先っぽにしか花や葉をつけないで、矢鱈と形の悪い紫陽花や木バラ、セージ。

きっと伸びるがままにしておいた私が悪いのだと、自覚出来るようになって来た。

私も少しだけガーデニングでの経験を積み重ね始めたという事かな。

それで昨年は、その植物ごとに相応しいタイミングで、思い切った剪定をした。

生き生きと成長している枝や茎を切るのは、自分の身を切られるように辛い。

「あ～つらい」「あ～つらい」と言いながらも、メキシコ赤豆（多分メキシコ原産のセージの一種で、豆など生らないのに、何故そう呼ぶようになったのかすら忘れてしまった）は１/３ほどまでに切り詰めた。

すると、今年の春、今までにない程に新しい葉がたくさん出て、しっかりとした茎に葉が茂った。

昨年までは、矢鱈とヒョロ高い弱々しい茎が、夏にはますます伸びて、人の背丈を優に超えてしまったのだ。

アジサイも、剪定する時期と新たに伸びるポイントが解ってきたので、やはり１/３程度に切り戻した。

お陰で今年は花芽が一杯付いた。

ヤブランは春先に新芽がツンツン出ているのを見て、慌てて去年の葉を全て地面ギリギリのところで切り落とした。

枯れても居ない去年の葉。

しかし今年の新芽の成長の為には、切ってしまわなければいけないのだ。

出征する息子の髪を五厘に刈る母親のような気分で、泣く泣くジョキジョキとカットする。

「あ～つらい」

しかしその甲斐あってか、こんなにも新芽が茂った。

今年もきっと綺麗な花を咲かせてくれるだろう。

２鉢とも見事に再生している。

次は株分けと植え替えだな。

この程度の鉢の大きさだってら、それも楽勝さ。

ヤプラン成長した新芽 May. 14, 2013
こっちの鉢も成長中 May. 14, 2013

同じく、昨年の葉は全て刈り取って、冬には殆ど地表部が枯れて無くなって、それをザクザク切り取ってしまったので今年、新芽が出てくれるかどうか心配していたジギタリスは、見事に再生した。

そして蕾をつけた茎がニョキニョキと伸びて、このところの気候で、日に日に蕾を
ぬくらませている。

明日にはもう、花が開きそうだ。

半日陰になる、この置き場が、ジギタリスには良かったのかな。

暑さに弱くて、関東では夏越し出来る確率が低いて言うから、よくぞ頑張ってくれました。

今年は秋に株分けしてあげようね。

ジギタリス May. 14, 2013
下の蕾から開花しそう May. 14, 2013
ほら、あと一息 May. 14, 2013
芍薬まだ咲いている May. 14, 2013