猫雑記20130613

2013年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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2013年6月13日　木曜日　（禁煙２９４日目）

今日は私の誕生日だった。

朝一番で、アンちゃんにプレゼントを貰った。

「どこでもゲロ名人」のアンちゃんだが（アンちゃんは「人」じゃないけど、こういう表現は大目に見て下さいよね、なんたってここは猫馬鹿サイトなんだから）、このところ特に頻繁だ。

警戒していたのに、今朝の明け方頃、どうしても眠くて起きられず、アンちゃんが「えづいて」いる事に気付かなかった。

そしたら、テレビのコントローラーの上に見事に盛り上がっていたんだ、ゲロッパが。

アンダプレゼントあげちゃったよ Jun. 13, 2013
ジャムアタシだって Jun. 13, 2013
ゴマアタシだけは良い子だった Jun. 13, 2013

直ぐに拭き取っていたら、まだ被害は少なくて済んだのかも知れない。

時間を掛けてヨーグルトや豆腐の水分を切るように、ゆっくりとゲロの水分はコントローラーの内部へと落ちて行ったのだろう。

いつもは下を向けているコントローラーが、今日に限って上を向いていたのも敗因だった。

何故、上を向けていたんだろう。

猫との生活が長くなれば、これまでにだってコントローラーの上ににゲロ吐かれた事なんか経験済みだ。

だから常日頃から、コントローラーを置く場合にはボタン面は下に向けて伏せておくか、縦にして立てておくようにするか、必ずどちらかを習慣にしておかないといけない。

このサイトのコンテンツ「猫との生活の手引き」に書いておかなきゃいけない位、それはとっても大事な事なんだ。

なのに、私とした事がどうした事だろう。

いつもベッドの上、手の届くところに伏せて置いていたコントローラーが、こうちゃんの枕と私の枕の間に上を向いて置かれていたのだ。

こうちゃんは私と入れ替わりに起きて、既に１階のトイレ掃除をしている間の不幸な事故だった。

私がベッドに横になったのはまだ午前４時前だっので、テレビはＢＳ「１０３」に合わせてあり、音声を絞って寝ていた。

４時半になったら地上波デジタルの「ＮＨＫニュース　おはよう日本」にしようと思って、自分の頭の直ぐ脇にコントローラーを移動させた。

枕と枕の間、文字通り「目と鼻の先」だから、つい油断したのかも知れない。

それとも眠くて頭がボケボケだったのかも知れない。

いずれにしても、私のミスだったのだ。

「どうしてコントローラーが上を向いてたの？！」ときつい口調で言った直後、自分の犯した過ちだって事に気づいた。

まだ頭はボケちゃいなかったね、よかった、よかった。

いんや、よくない。

とりあえず夫を犯人だと思って声を上げるのはよくないぞ。

これがこうちゃんだから優しく許してくれるものの、他の人だったら喧嘩になっていたかも。

こうちゃんだって根は短気なんだよ。

そう言っても人は信じないが、私の方が温厚で、こうちゃんは直ぐにカッとなる。

それが私に対してだけは、大人の寛容を見せてくれる。

ま、それもこうちゃんが長い年月の間に身につけた、私との付き合い方のコツなのだろう。

とりあえず、疑ってごめんね。

アンちゃんは、パパに缶詰ご飯を貰ってたっぷりと食べた後、私と寝ようといそいそと駆けて来た事だろう。

姿が目に浮かぶよ。

その時、私が仰向けで寝ていれば私の足の間にはまって寝るのだが、ここでも不幸な偶然で、私は横向きになって寝ていた。

それでアンちゃんは、パパの枕をベッドにして寝ていたのだ。

そして、その場所でゲロッパをなさったというのが、事の次第だったのだろう。

その場と言うのが、不幸にもパパの枕と、毛布とシーツとコントローラーの上にまたがっていたというだけだ。

たっぷり、たっぷり戻したのね、アンちゃん。

その直ぐ傍らで私が気付かずに眠っていたというのも、実に間抜けな話だ。

昔はちょっとした物音や気配でパッと起きたのに、最近は、行き倒れるようにして眠ると、かなり深く眠ってしまう。

テレビや電気なんかつけっ放しでも、全然平気で眠れる。

体力が無くなって来たんだと思う。

そして鎮痛剤で痛みをコントロール出来ているという事でもある。

痛みで全く眠れなかった時代があったと思えば、今は幸せだ。

たとえ顔の前でゲロッパされたとしても、熟睡出来るくらい有り難い事は無い。

ま、そういう訳で、コントローラーの上に盛り上げられたゲロッパを掃除した時には、ボタンと本体の隙間がザルのような役目を果たして、水分だけが本体内部に入り込んでしまっていた。

その結果、コントローラーはどのボタンを押しても機能しなくなってしまった。

分解して掃除出来るかと思ったら、いまどきのコントローラーって分解なんか出来ないのね。

小さなネジはあって外せたけれど、それでもコントローラーは柄表と裏の２つの部分に割る事は出来なかった。

これ以上無理をしたら、本体そのものが壊れるよ・・・とこうちゃんは言う。

それでも分解出来ない筈が無いと思うと、なかなか諦められなかった。

水に弱いんだったら、ボタンと本体の間に隙間があるままにせず、丈夫なフィルム全体をで包んでおいて欲しいよ。

ＰＣのキイボードだって、隙間にゴミが入り混んで困るよ。

分解掃除出来るか、ゴミや水分が入らないようにして下さいよ、まったく。

可能な限り、生臭い、魚の缶詰のゲロの匂いのするベタベタした液体を拭けるだけ拭いて、半日は湿度の低い部屋で乾かしてはみたけれど、半日程度では中までは乾かないだろう。

半日でも「湿度の低い部屋」に置けたのは、魚臭い枕やカバー、毛布などをぜ～んぶ洗って、湿度４０パーセントに指定した除湿モードのエアコンと、除湿機を同時使用して、ガンガン室内干しの洗濯物を乾燥させ続けたからだ。

そう、今日、本当に大変だったのは、大洗濯と大掃除だったのだ。

ヨイトマケもかくやという位、力技で働いたよ、私は。

水フィルターの掃除機は、本体も重いが、先っぽの部分も重たい。先端のノズル部分にモーターが付いているからね。

解るかな、使った事無い人には解らないだろうな。

こんなに働いたのは何年振りだろう。

明日、起き上がれるだろうか・・・という位に頑張った。

雪かきよりも疲れた。

だいたい我が家のベッドには、ゴマからジャムに引き継がれる長いオシッコの歴史を経るうちに、色々と複雑な防御策をするに至り、兎に角、色んなものが敷かれている。

とても列挙してなんかいられない位、それを書いても他人の理解は得られないと思える位、様々なものが敷かれていて、そこまで必要か？と自分もいつも自問自答しているんだ。

その全てを洗い、重たいデカい水フィルタの掃除機を徹底的に掛けた。

だって、良い機会だから、ダニ退治もしたいじゃん。

このところの湿度で、ダニが爆発的に増えたのか、先ず私が刺された。

こうちゃんはまだだ。

彼も刺され易いのに、今のところ無傷だ。

ベッドのマットレスと、洗えないムートンのシーツに、合計２時間以上費やして掃除機を掛けた。

途中、水フィルタの水を３度捨てて換えた。

その汚れっぷりは、撮影しておきたい位だったけれど、流石にやめた。

掃除機を掛けながら、洗濯機も４度回した。

あ～もう、何故、よりによって私の誕生日に、早朝からこんな重労働なんだ。

何故始めちゃったんだ、私は。

洗濯が終わらないうちに、ジャムが目覚めると定位置に行ってオシッコしようとする。

慌てて、ペットシーツを仕込んだキルトシーツをセットする。

ジャム、オシッコ大量。

出血無し。

よかった、よかった。

ああ、でもトイレでしてよ～、今日くらいは。

マットレスとムートンに掃除機を掛けて掛けて、目に見えないダニやダニの死骸、糞などを吸い尽くそうと頑張る。

いっその事、ムートンのシーツなんか捨てようか？とも相談する。

でも、これはとても綺麗に保っている物なんだ。

まだ二人とも勤め人で、稼ぎが良かった頃の遺物で、当時とても高いものを買ったんだ。

まだ捨てられないよお・・・と、私は俗人なんだなあ。

ならば、せめてダニの温床にならないように、何日かに一度は水フィルタの掃除機を徹底的に掛けようね・・・とも話す。

夏はそれが必須だ。

また仕事を増やすだけなのだから、本当は捨てるのが賢いのだ。

馬鹿だなあ、私。

そうこうしながら、時々コントローラーが生き返ってはいないか使ってみる。

全く反応しない。

一応、電池も換えてみるが無駄だった。

このまま何日も使えないのは困る。

とりあえず修理が出来るのか、それとも新品で買うべきなのか、電機量販店の「コジマ」に行く事にした。

昼食後、壊れたコントローラーをバッグに入れて家を出た。

先ずは、２時に予約してある車の６カ月点検から済ませなければならない。

何でまた、こうちゃんたら、私の誕生日に予約したんだよ～。

「俺が一人で言って来るからいいよ」と言うけど、そういう問題じゃないのよ。

ジャムいい子って歳じゃないでしょ Jun. 13, 2013
ゴマションベンタレが何を言うか Jun. 13, 2013
アンダアタシはゲロ製造機だよ Jun. 13, 2013
ゴマ上手い事言うじゃん Jun. 13, 2013

点検は２０分ほどで終わるはずだったのに、何の手違いか２時間も掛ってしまった。

お陰でクタクタだよ～。

なんにも無いところで待って、外はビシャビシャ降る雨だし、退屈もいいところ。

もう５６カ月点検なんかしないぞ。

何とかかんとか金払わせようと必死だし、ろくに乗らない車にそんなに金は掛けられません！

２時間も留守にして帰宅すると、ジャムは私達が帰って来たのを確認してから、またシーツでオシッコをした。

ああ、ミュウちゃんとそっくりだね、そういうところ。

抗議のオシッコだね。

目の前でしてくれるから、有り難い事に直ぐに洗濯出来る。

しかも決まったシーツでしかしないから、部屋のどこかでオシッコして臭くなるという事が無い。

何重にも有り難い。

トイレでしてくれればもっと有り難い。

マカロン Jun. 13, 2013
美味し～ Jun. 13, 2013

マカロンを持つ私の手の異様さばかりが目立つかも知れないが、致し方ないのだ。

このサポーターは、私の誕生日プレゼントとして自分で買ったものなのだから、出番が無いと可哀相だ。

湿度の高い陽気のせいか、いや、一年中か、浮腫んでパンパンの指に、近頃では庭いじりで日焼けして汚いなん手だけど、撮影したので載せてしまう。

昔はなあ・・・指輪やブレスレットのモデルになれそうだったんだけどなあ・・・って、３０年も前の事を懐かしむ、そういうところがもうすっかり針小棒大な年寄り気質だわ。

バースダープレゼントの親指サポーター　　Jun. 13, 2013

しかしまあ、流石Amazonさん、昨日の晩に注文して、今日の午前中には届いた。

Amazonが在庫を持っている商品に関しては送料無料だし、即日発送だし、楽天のようにポイントは溜まらないけど、やっぱり捨て難いのです、Amazonは。

それで、このサポーターの使い心地がどうかという事については、もう少し使ってみないと何とも言えないけれど、腱鞘炎の悪化した親指を固定しようと締め過ぎると、血が止まってしまう。

当たり前だけど。

それで緩めたら、あまり効果ない。

いや、こういうものを着けていて不自由であれば、つい指を酷使しないだけでも効果はあるのか。

だったら私がかつて作った「紙筒サポーター」（→こちらの写真）でも良いのではないか？

あれだったら、不自由極まりない。

でも、ミーハーなんだな、要するに。

何となくカッコいいような気がして買っちゃったんだ。

実際、痛かったし、藁をも掴むような思いで。

水仕事以外には使えそうです。

腱鞘炎で痛い人たちが、如何に多いかも良く解ったお買い物でした。