2013年6月28日 金曜日 (禁煙309日目)
仕事が忙しいのに、目が霞んで良く見えない。
処方された目薬を、日に6回点眼する。
本当は目薬など点さず、目を酷使せず、目を擦らず、目に触らず、夜になったらさっさと寝るのが一番良い事なのだと解っているが、そうもいかない。
ほどほどでPCの電源は落としているので、色々と支障も出ているし、不義理もしている。
ごめんなさい、少しずつ心をこめてやって行きますので、見捨てないで下さい。
ジャム
ここから動けないの
Jun. 28, 2013 |
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ジャム
ここジャムの陣地だもん
Jun. 28, 2013 |
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ジャム
時々アンちゃんにとられるけどね
Jun. 28, 2013 |
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ジャムの聖域だったモニターの上の棚は、最近、アンちゃんに占領されてしまう事が多い。
戦えばジャムの方が遥かにデカいし、力も強いのだけれど、アンちゃんは気が強い。
ジャムに迫られた緯度では退かない。
幸い暴力には訴えないで、気合いで自分の陣地を取り戻す。
2匹で仲良く抱き合って寝る・・・という事が出来ないのだ。
どうしてだろう、1階の猫たちは仲良しなのに。
今では2階には3匹しかいないというのに、ナメクジとカエルとヘビのように3すくみ状態だ。
観ュ絵が生きていてくれたらなあ・・・と時々思う。
ミュウがいた頃は、ちゃんと統制がとれていた。
アンちゃんはまだ居なかったけれど、ジャムとマルコも、ジャムとゴマも、ゴマとアインも、アインとジーコも、勿論ミュウとジーコも、みんなみんな仲良しだったのだ。
仕方ないかな。
時は過ぎ、世代は変わり、その子の実力や地位も変わって行くんだ。
まるでサルや犬の集団のようだ。
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ジャム
マウス落としたの誰かって?
Jun. 28, 2013 |
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ジャム
ジャムは知らないよ~
Jun. 28, 2013 |
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ジャム
きっとアンちゃんだよ
Jun. 28, 2013 |
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ジャム
ジャムじゃないってば~
Jun. 28, 2013 |
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ジャム
ふんだ、ママなんか嫌い
Jun. 28, 2013 |
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ジャム
離婚したらパパについてこっと
Jun. 28, 2013 |
映画【アメイジング・グレイス】をBSで観る。
18世紀のイギリスを舞台に、奴隷貿易廃止に尽力した政治家ウィリアム・ウィルバーフォースの人生を描く実話。
監督: |
マイケル・アプテッド |
製作総指揮: |
ジーニー・キム |
脚本: |
スティーヴン・ナイト |
撮影: |
レミ・アデファラシン |
音楽: |
デヴィッド・アーノルド |
衣装デザイン: |
ジェニー・ビーヴァン |
出演: |
ヨアン・グリフィズ (ウィリアム・ウィルバーフォース) |
ロモーラ・ガライ (バーバラ・スプーナー) |
ベネディクト・カンバーバッチ (ウィリアム・ピット) |
アルバート・フィニー (ジョン・ニュートン) |
ルーファス・シーウェル (トーマス・クラークソン) |
ユッスー・ンドゥール (オラウダ・エキアノ) |
マイケル・ガンボン (チャールズ・ジェームズ・フォックス卿) |
舞台は18世紀のイギリス。
交易で富を築いた家に生まれたウィリアム・ウィルバーフォース(ヨアン・グリフィズ)は、成長すると、父と叔父が残した財産を多くの慈善事業に使うほどの優しい青年となる。
彼の家には、常に大勢の知らない人が食事に招かれていて、コックたちを嘆かせる程であった。
そして神を敬い、自然や人間以外の生き物も愛する、博愛主義も実践していた。
イギリスの主たる収入源である奴隷貿易に心を痛めたウィルバーフォースは、世の中の為に祈る聖職者になるか、世を変える政治家になるかで心が揺れている。
彼の師ジョン・ニュートン(アルバート・フィニー)に背中を押されたウィルバーフォースは、21歳という若さで議員に選出される。
彼は英国最年少の首相ウィリアム・ピット(ベネディクト・カンバーバッチ)と共に、奴隷貿易廃止を訴える。
危険を顧みず情報を掴んでくるトマス・クラークソン(ルーファス・シーウェル)、アフリカの王族の出身ながら奴隷として連れて来られた経験を持つオラウダ・エクィアノ(ユッスー・ンドゥール)、ウィルバーフォースの友人で下院議員のヘンリー・ソーントンら12人が、奴隷貿易廃止活動のために集まった。
1787年5月、彼らは活動を開始する。
しかし議員の殆どは英国の権益を手放す事に直結するような事、つまり奴隷貿易廃止には反対で、ウィルバーフォースの理想は受け入れられない。
15年経っても彼の廃止案は通らないままで、やがてウィルバーフォースは心身を病んでいく。
夢の中でも奴隷達が苦しむ姿にうなされるウィルバーフォースは、アヘンチンキを服用するようになっていたのだった。
その頃に出逢ったのが、彼の妻となるバーバラで、ウィルバーフォースは彼女の励ましと愛に支えられてアヘンチンキと無気力から抜け出し、再び精力的に活動するようになる。
ジョン・ニュートンは、タイトルになっている有名な歌「Amazing Grace」の詩を書いた人でもあり、かつて奴隷船の船長をして、その後悔いあらため聖職に就いている。
自分が運んだ2万人の奴隷の亡霊に苦しむニュートンも、ウィルバーフォースを励ます重要な役どころとなっている。
理想に燃え、高潔な志を持つ若い政治家、ウィルバーフォース |
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お節介な知人に仕組まれた見合いではあったが、運命的な恋に落ちて結婚する二人 |
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聡明にして美しく、夫を心から理解し支える妻のバーバラ |
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ウィルバーフォースの大学時代からの盟友は、24歳という最年少で首相となったウィリアム・ピット |
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ピットを演じるのは、【シャーロック】のベネディクト・カンバーバーッチ |
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カンバーバッチって、良く見ると変な顔・・・ |
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ウィルバーフォースの師ジョン・ニュートンを演ずるのは、名優アルバート・フィニー |
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ちょっとお茶目なこの議員チャールズ・ジェームズ・フォックス卿を演ずるは、マイケル・ガンボン |
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マイケル・ガンボン演ずるフォックス卿は、自分たちの利益を超えたところで、物事を考える事の出来る、初期からウィルバーフォースを応援する少数派の一人だ。
ラストで奴隷貿易の禁止が可決された時に、フォックス卿は言う。
「人は英雄というとナポレオンみたいな人間を想像するが、本当の英雄とはこの男のような静かな人間のことを言うのだ」
地味だけど誠実な内容で、感動的な映画だった。
冒頭のシーン、雨の中、ぬかるんだ土に倒れている馬を、馬車の御者たちが鞭で叩いている。
馬は疲れ果てて起き上がれない。
そんな馬に執拗に鞭を入れる御者。
通りがかったウィルバーフォースは、1時間休ませれば馬はまた走れるようになると言って、それをやめさせる。
ストーリーには直接関係ないが、ウィルバーフォースの博愛的な人柄を表していて印象深かった。
そして馬を叩く御者の一人は黒人であり、間違いなくアフリカから連れて来られた奴隷だろう。
奴隷たちは手足と首に枷をはめられ、小さな箱に詰められてアフリカから船で運ばれる。
箱の中は汚物と彼らの血で満たされると説明される。
そして半数以上が、輸送中に死んでしまうと。
実際にその船に乗り、箱に入ってみるウィルバーフォース。
臭いだってしみついていたに違いない。
奴隷貿易そのものは、イギリスが始めた訳ではない。
奴隷というもの自体は、紀元前の昔から存在している、
戦争に負けたり、無抵抗で勝手に他国に制覇された国からは、奴隷として多くの人が連れて行かれた事だろう。
ガレー船を漕いだのも、闘技場で獅子と闘わされたのも、貴族たちの為に豚を焼き、食べては吐いてまた食べる連中の吐瀉物を掃除したのも、みんな奴隷だった(と映画や書籍で効かされている)。
しかしこの映画の背景となっている時代には、英国は最も奴隷貿易で利益を得ていた国の筆頭であった。
映画の中で、妻となるパーパラが、紅茶にお砂糖を入れないと言って父親に叱られたというエピソードを、既に奴隷貿易廃止運動を始めていたウィルバーフォースに話すシーンがある。
当時、砂糖はまだ貴重品で、それは西インド諸島からもたらされるものが主であった。
砂糖はアフリカから銃器などと交換で買い取った奴隷を、西インド諸島などに連れて行き、そこで交換に受け取る物だったのだ。
つまり、奴隷貿易の産物の代表でもある砂糖を拒否する事で、自分も奴隷貿易に反対する立場を表明していたのだ。
その辺が面白いと思う。
バーバラはウィルバーフォース同様、裕福な家に生まれ育っている。
直接奴隷貿易には関わっていないとしても、英国が豊かである事の下敷きにあるのは、アフリカや新大陸からの搾取である事に間違いは無い。
勿論、異国だけでは無い、フランスもオランダも、遡ればスペインもポルトガルも、皆、一方的に搾取して国が栄えていたのだ。
この当時の奴隷貿易は、対価を支払っていたとは言え、人間の尊厳を無視した扱いであり、神の下では誰もが平等であるという精神からはかけ離れたものであった。
しかし、そういう搾取する側から自浄作用が働くというところが、人間の心に希望を持たせてくれるし、面白いと思うのだ。
地味だけど、観て良かったと心から思える映画の一つだ。
もう一度観たい。 |
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