2013年7月10日 水曜日 (禁煙321日目)
ますます暑い。
どうなっているんだ。
溶けちゃうよ、これでは。
ルス
冬には暖色のアタシだけど
Jul. 10, 2013 |
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ルス
夏には涼しげな色なのよ
Jul. 10, 2013 |
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ルス
キリリとクールでしょ?
Jul. 10, 2013 |
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そうです、ルスは性格がクール。
誰かとベタベタしたりしないのね、妹のリマみたいに。
だけどパパとママにだけは、とびっきりホットなんだよね。
その巨体で甘えられると、暑いよ、ルッちゃん。
この時期、緑も涼しい山奥の清流や、滝の映像を見せてくれるテレビ番組が一番好きだなあ。
生きている間には決して行けないだろうけど、ジャムと一緒にテレビのまん前に齧りついて見ている時、しみじみ幸せを感じる。
谷川のせせらぎ、苔むした石の橋、葉漏れ陽、そして雪解け水が滝となって落ちる様・・・そんなものを延々と見て居たい。
そして目が涼んだら、美味しいもののレポートが嬉しいな。
自分で行けず、自分で食べられずとも、そういうものを毎日存分に見たい。
騒々しいCMやバラエティー番組など暑苦しくてウンザリだ。
海も日陰が無くて暑そうで、しょっぱそうで(事実しょっぱい事を知っている)、後がベタベタするんじゃないか(洗い流せば良いでしょ?と言われても)と思うと、個人的には好きじゃない。
山奥が良い。
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レン
クールと言えば僕よ
Jul. 10, 2013 |
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レン
心はホットなんだけどね
Jul. 10, 2013 |
昼ごはんを食べていたら、BSで映画【マルタの鷹】が始まってしまった。
何度も観た映画だし、DVDも持っている。
好きな映画の一つだ。
だけど、こんなの観ていたら疲れちゃうよね~と言いながら、結局は観てしまった。
監督: ジョン・ヒューストン
製作: ハル・B・ウォリス
ヘンリー・ブランク
原作: ダシール・ハメット
脚本: ジョン・ヒューストン
撮影: アーサー・エディソン
音楽: アドルフ・ドイッチ |
出演: |
ハンフリー・ボガート
メアリー・アスター
ピーター・ローレ
シドニー・グリーンストリート
ウォード・ボンド
グラディス・ジョージ
エリシャ・クック・Jr
バートン・マクレーン
ジェローム・コーワン
ウォルター・ヒューストン |
何故疲れちゃうかと言うと、全編、台詞の洪水なのだ。
しかも早口で長台詞をまくしたてる。
字幕は随分と端折っているけれど、軽くその倍位は喋っている筈だ。
中でも、ハンフリー・ボガード演ずるサム・スペードが最も良く喋る。
この男に、自分の純情故にひねくれている、優しいのに妥協しない複雑な性格を表現させる為のような凝りまくった台詞が山ほど用意されている。
サム・スペードは皮肉屋で毒舌で、それは相手が刑事だろうがギャングだろうが関係ない。
どうでも良いような台詞やシチュエーションも、サムという男を読者や観客に解らせる為の装飾なのだ。
なかなかバロックである。
原作者ダシール・ハメットの1930年の作品であり、3度映画化されている、その3度目の作品がこれだ。
前の2作はヒットしなかったという。
しかしこの3作目は大ヒットした。
原作の持つテイストや凝った台詞も、それこそ黄金に宝石をちりばめた鷹のように値打ちがあるだろうが、やはりハンフリー・ボガードという俳優の稀有な魅力に負うところが大きいと言わざるを得ないだろう。
今改めて観ると、すっかりストーリーも人物設定も頭に入っているせいか、なんだ、こんなにコンパクトな物語だったっけ?まるで舞台劇のようだよな・・・と拍子抜けする程だが、初めて観た人はストーリーと字幕を追うだけで疲れてしまうんじゃないだろうか。
「スペード・アンド・アーチャー」探偵事務所に仕事を依頼に来た、美しい依頼人女性ブリジット |
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矢鱈と煙草を吸うサム・スペード、自分で巻いて吸うシーンも何度かある |
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サムとブリジットは次第に惹かれ合うようになっていく |
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二枚目じゃないのにカッコいいハンフリー・ボガード |
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悪党の手下、神経質な小男「カイロ」役のピーター・ローレ(後ろ)、【カサブランカ】にも出ていましたね~ |
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しかし何度観ても、ラスト近く、サムがブリジットに言って聞かせる台詞と表情が恐い。
愛しているかどうかなんて関係ない、殺された相棒をどう思っていたかなんて関係ない、相棒の仇を討たずして探偵稼業はやっていられない・・・という意味の事を、独特の早口でまくしたてる。
女の涙もキスも哀願も、何も通じない。
多少、心は揺れているに違いないのだが、男は非情を貫く。
痩せ我慢も、冷徹な計算もどちらもあるだろうが、自分の決めた生き方のルールを曲げない。
なるほど、ハード・ボイルドとはこれだわね。
これが件のシーン、愛なんか関係ないと、畳み掛けるように非情な建前を貫くサム、女の涙にも落ちない |
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探偵として最高に優秀で、クールでタフで度胸が良くて渋くてカッコいいんだけど、嫌な男だな、サム・スペード。
中でも、決して主義がブレないという点に於いては、これ以上にカッコいいものは無いって事が解る。
見ている私達がなかなか持てない強さ、己の弱さを克己出来る強さ、そういう生き方に憧れが集中するんだろうな。
でも、ホントはサム・スペードだってダシール・ハメットだってハンフリー・ボガードだって、弱いところのある男なのよ、間違いなく、うん。
ストーリーはあまりにも有名だし、ここであらすじを書く必要もないだろう。
ご覧になっていない方は是非一度は見ておかれた方が良い、見て損をしない名作です。 |
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