猫雑記20130728

2013年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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2013年7月28日　日曜日　（禁煙３３９日目）

蒸し暑いが、驚く程では無い。

この程度だったら楽なものだ。

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大した暑さではないけれど、藪蚊は凄い。

むしろあまりの猛暑よりも、この位の暑さの方が元気でガンガン増え、ブンブン飛び回るような気がする。

ちょっと出掛けるのにも電撃ラケットを持ち、玄関の扉に施錠する間などに備える。

実際その間にもバチバチッとなるのだ。

恐ろしや、川口家の玄関。

だけど、我が家で繁殖に手を貸している訳ではない。

草むしりもしているし、先週の日曜日には、植木屋さんに庭木の剪定もして貰った。

去年の時よりも、思い切って太い枝から切って貰ったんだ。

それで今は無惨な姿だけど、どうせ直ぐにまた大きく育ってしまうだろう。

これで光が差し込み、藪蚊の住み難い環境となるだろう。

だけどそれは副産物であって、本来の目的は、余りにも伸びてしまい、太い枝が電線に触ってしまっていたのだ。

太い枝が電線を持ち上げ始めてさえいたので、このままではまずいと思っていた。

特に光ファイバーのケーブルは、どの程度強いのか知らないけど、随分と細いのね。

剪定後の庭木

Jul. 28, 2013

そして茂り過ぎて、葉をたくさん落とすカシの木も、思い切った剪定をした。

樫の木は３年過ぎた葉を落とすと言う。

だから毎年、常緑ではあるものの、古い葉が毎日どっさり落ちるのだ。

手前に見える、細い枝の緑の木はシマトネリコ。

小さな苗を植えたものが、やっとここまで育った。

ウラジロガシもバッサリ

Jul. 28, 2013

本当は、私は育つままに茂らせておいた方が好きなのだけど、手を入れないまま１０年以上も経過させてしまったので、樹形が乱れてしまっていたのだ。

幾ら自分で植えた覚えのない雑木とは言え、ここまで大きくなつてしまったら、何とか手入れをしてやらないれば仕方ない。

一旦はこんな「寸胴切り」になってしまって見苦しいけれど、来年までにどんな風に茂るのか、植木屋さんのお手並み拝見だな。

そして蔦がびっしりだった塀も、全てむしり取って貰った。

このまま大谷石の隙間に根を張り続けると、それが太くなり、石を崩してしまうのだそうだ。

ツタを取り払った塀 Jul. 28, 2013
ツタの除去前

これもいつの間にか生えて来たツタだ。

私としては、古くなって汚い大谷石が隠れて良いと思い、年々広がる緑に喜んでいたのだが、ある日、他所の庭を手入れしていた業者さんに言われた。

石の塀に蔦を這わせてはいけないのだと。

折角綺麗にして貰ったのだから、これからは少しでも伸びたらちゃんと始末しよう。

古い家を手入れしながら、どれだけ長く快適に住めるか、チャレンジだな。

しかし我が家だけ手入れしても、向いの家の草ぼうぼうの庭にも、それから１軒家を挟んで存在する森にも、藪蚊の棲家は幾らでもあるのだ。

電撃ラケットの電池を入れ替えて、いつでも出動できるようにしておかなくちゃ。

夏場に我が家を訪ねて来られる方は、玄関先で蚊にガンガンに食われますから、どうか虫除け対策をなさってからおいで下さい。

家の中を撮るシリーズ。

ピーター・ブリューゲルもあると言ったのがこの【バベルの塔】。

これもボッティチェルリの【春】と同様、カレンダーの絵の部分だけ切り取った。

階段の左手壁にはブリューゲル　　　Jul. 28, 2013

バベルの塔を見ていると、自分の生活を省みざるを得ない。

分不相応に積み上げて、生活を大きくしてしまってはいないか・・・いや、きっと私はバベルの塔を築いている。

いつか壊れないよう、そろそろ小さくして行かなければいけないのだ。

もう終わりの時は近づいている。

ところで最近、こういう名画カレンダーってあるの？

そういうカレンダーを頂戴よ、銀行なんか儲かってるんだからさあ。

新聞屋でも良いよ。

因みに印象派の絵じゃない方が良いな、私は。

寒い月の分はクリムトとか、ルドンとか、フェルメールとかがいいなあ。

クリムト作品も、こんな肖像画がいいなあ

　　　【ヘレナ・クリムトの肖像】　　Jul. 28, 2013