2013年 CAT'S EYES & CAT'S HANDS 
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2013年8月31日 土曜日 (禁煙373日目)



昨日に続いて猛暑。



昨日、西日本では台風の影響で大雨だったらしいが、横浜ではチラリとも降らず。

この台風、こちらでは熱気だけで終わるかも知れないとの事で、それはそれで嫌だなあ。

ゴマ

渋い尻尾

Aug. 31, 2013
ゴマ
ゴマ

小さな足

Aug. 31, 2013
ゴマ
ゴマ

ぐう~

Aug. 31, 2013
ゴマ
ゴマ

むにゃむにゃ

Aug. 31, 2013
ゴマ
ゴマ

足を伸ばして眠ってる

Aug. 31, 2013
ゴマ

寒がりのゴマも暑いのか、珍しく伸びて寝ている。

いつもはピラミッドベッドの中で毛布を抱えて寝ているのに、今日はずっとPCのモニターの上だ。



;冷房の風が直接当たらない場所は暑い。

かと言って、冷房の風の通り道では私も猫たちも寒いのだ。

風向は一番上を向け、風力は一番弱く、そして湿度設定は40パーセント、温度設定は昼間が28度、夜は29度にしている。

マメに温度設定は変えないと、クソ暑いのに、設定温度次第では空気を機械自らの熱で温めてから出してくれるので、「熱いよ、この冷房!」と言う事になる。

面倒だな、全く。






ゴマの尻尾が私の目の前にピーンと真っ直ぐ突き出ていて、それが余りにも可愛かったので急いでカメラを取って来たら、もう垂れ下がってしまっていた。

残念、固い棒のように真っ直ぐ、私の目を突きさすようにして突き出ていたのに。

それはそれで邪魔で困るんだけど、どうして眠っているのに尻尾がピンピンなのか、可笑しくて仕方なかった。





家の中を撮影するシリーズ。

疲れてしまって、撮影が億劫で、そういう時に撮った写真はいつにも増して出来が良くない。



これは「バブーちゃん」と名付けられた縫いぐるみだ。

バブーちゃん バブーちゃん

Aug. 31, 2013
バブーちゃん クマか?犬か?

Aug. 31, 2013

「バブーちゃん」と名付けたのは、昔住んでいたマンションのお隣の家の息子のトモちゃんで、毎日、当時、在宅で仕事をしていた私の所に毎日遊びに来ていた。



朝早く、「ピンポーン」と玄関チャイムが鳴る。

「はい」と出ると「ボクだよ~」と小さな子供の声。

お隣の「トモちゃん」だった。



「トモちゃん、オバちゃんはこれから朝ご飯食べるんだけど、トモちゃんも一緒に食べる?」

「食べる」



二人で雑炊と糠漬けの胡瓜なんか食べていると、またしても玄関チャイムが鳴る。

「トモ来てないかしら?」

「来てるよ、今一緒にご飯食べてる」

「朝ご飯食べようとしないから、食べるまで遊びに言っちゃダメって言っていたのに、洗濯している間に居なくなっちゃったのよ」

という事らしかった。



トモちゃんにそれを言うと、

「だってママのご飯、不味いんだもん」と言う。

「オバちゃんのご飯は不味くないの?」

「美味しい」



ううっ、可愛い事を言うではないか。

昨夜の味噌汁の残りにご飯をぶち込んで、卵を落としただけの雑炊だと言うのに。

どうやらママの作るものと比べると、私の作る料理は味付けが濃いらしいのだ。

それでトモちゃんの口に合ったらしい。





それからというもの、トモちゃんは毎朝うちで朝ご飯を食べるようになった。

私はトモちゃんの為に、小さなお椀と子供用のスプーンを買って来た。

何もご馳走は無いけれど、卵と葱だけの炒飯とか、オムライスなんかがトモちゃんには好評だったようだ。



食べ終わっても、トモちゃんは帰らない。

その頃はまだ保育園に入っていない年齢だったので、トモちゃんはそれまでは毎日お母さんと一日を過ごしていた。

しかし隣のオバちゃんを友達と認めてくれてからは、家が恋しくなるまでうちに居るのだ。




私が仕事している間は、おとなしく人形遊びをしていて、そのうち眠ってしまうから、毛布を掛けてやったりする。



お昼にはママが迎えに来た。

帰りたくないと言えば、うちでそのままお昼を食べる事もあったし、私がお隣でご飯をよばれる事もあった。





午後は私は出社する事もあり、トモちゃんとは遊んでやれない日も多かったが、締め切りが近付くとずっと家に居るので、トモちゃんは朝からうちに来ていた。

私は遊び相手をしてやる訳ではない。

黙ってPCに向い、仕事をしているだけなのだ。

ではトモちゃんは何をしているかと言えば、「バブーちゃんごっこ」をしているのだ。



「バブーちゃん」というのは、トモちゃんとママと私で一緒に買い物に出た時に買ったぬいぐるみだった。

店でこの縫いぐるみを見て、「隣のオバちゃん、これ買いなよ」と言ったのだ。「うちんち(僕の家という意味らしい)にもあるよ、これ」

どうやら自分が持っている縫いぐるみと同じか、そっくりらしいのだ。

手触りも良いし、可愛いし、私も気に入った。



そしてトモちゃんは、うちに遊びに来ると「バブーちゃんごっこする」と言って、このぬいぐるみでおとなしく、いや、一人で何かお喋りしながら遊んだ。

どうやら「赤ちゃん」の事を、トモちゃん語では「バブーちゃん」と言うらしかった。

全く手の掛らない、騒いだり、暴れたりしない子だった。

可愛いもんだなあ、子供も・・・と初めて思った。





但し、お喋りはお喋りだったな。

面白い位、お喋りだった。




ある日トモちゃんは唐突に私に聞くのだ。

「オバちゃんの家には、どうしてテレビが無いの?」



オバちゃんの家には居たいけれど、観たいテレビ番組もあるらしかった。

しかし我が家でテレビなんか子供に観られたら、私の仕事が出来ない。

だって私のテレビは、PCのモニターだったのだ。



当時の仕事も殆どPCで原稿を書いていたから、PCのモニターでテレビを見るという事はなかった。

そもそもアンテナ線に繋いでいなかったし。

だから「オバちゃんは貧乏だからテレビが買えないんだよ」と説明していた。

嘘のような真実のような、まあ、普通の家庭にあるようなテレビは確かに買っていなかったのだ。



トモちゃんは「ふ~ん」と言って、それっきりだった。





ところがある朝、いつものように「ボクだよ~」と遊びに来て、トモちゃんが言うのだ。

「大阪のお祖母ちゃんに、隣のオバちゃんにテレビ買ってあげてってお願いしてあげようか」

「大阪のお祖母ちゃんはお金持ちなんだよ」

「隣のオバちゃんは貧乏だから、テレビが買えないんだよってボクが言ってあげるよ」



ぎえ~っ!そんな事言われたら大変。

子供だと思っていい加減な事を言ってはいけないと心から反省した。



子供だって理屈も因果関係もちゃんと理解出来るのだ。

小手先の対応をしてはいけない。

私が子供の時だって同じだったじゃないか。





トモちゃんには何と言って説明したのか忘れてしまったけれど、自分の子供ではないのが残念な位、トモちゃんが愛しくて堪らなかった。

それからも毎日、トモちゃんは私と過ごした。







前の亭主に駅の改札で離婚届の用紙を手渡すのにも、「トモちゃん一緒に行く?」と聞いたら「行く」と言うので、連れて行った。

そしてモスバーガーで二人でハンバーガーを食べてから、バスでマンションに帰った。



バスの中、トモちゃんは眠ってしまった。

ああ、疲れたんだなあ、可哀相に、駅の中やモスバーガーまでも結構歩いたからね。

だけどむずがって泣いたり、ぐずぐず我が儘を言ったりせず、バスの座席に座ってうつらうつらしている。

そんな様子を見下ろしていたら、いじらしくて可愛くて堪らなくなった。



3歳くらいだったんだろうな、あの時のトモちゃん。





やがて私は仕事を変わり、職場の近くの西新宿のマンションに引っ越しする事になった。

とても通勤しきれなかったのだ。



別れは本当に悲しかった。

そうだ、オバちゃんは悲しかったんだよ、トモちゃん。







それからも私は自分の子供を持つ事はせず、バブーちゃんは捨てたりせず大切にしていたものの、余りに忙しくて、存在を忘れていたかも知れない。









これはトモちゃんのママから、こうちゃんとの結婚祝いに戴いた物だ。

花弁部分が薄くて、とても華奢な陶器なのに、あの時、「3.11」で殆どの置き物や食器が壊れてしまった時も、これは壊れなかった。

陶器の花 陶器の花

Aug. 31, 2013

お姉さんのように慕っていたのに、別居して離婚成立した頃の孤独な私を随分と可愛がってくれたのに、いつしか私は仕事が忙しくなってしまい、その後は猫の事で忙殺されて、あちこちに不義理をしてばかりで、トモちゃんのママともすっかり疎遠になってしまった。

どうしているだろう。

申し訳ない気持ちで、しんみりしてしまう。





でも私は、晩年の父の事も母の事も私はほったらかしにしていたのだ。

ましてや余所様に不義理をしても当然な私の人生なのだ。

そんな事くらいとうに覚悟したはずの、この猫との人生ではないか。

今更、何を人並みぶってしんみりしたりしているのか。

ある意味、修羅の道を選んだはずだろう。






とは言え、弱くて迷いの多い人間だもの、下手をすると普通以下の人間なんだもの、仕方ないよね。

何かを成すには、何かを犠牲にしなければ出来ない人間なんだ。









昔の品々を撮影してみると、色んな事を思い出す。

駆け足で過ぎてしまった30年近くを、少しずつ振り返ってみる時間を持っても良いかな。

もう取り戻す事の出来ない時間と過去、そういうものを思い出すのはむしろ精神衛生上良くないと思っていたけれど・・・









これは別に古い物ではない。

震災後に買った幾つかの燭台のうちのひとつだ。

燭台

Aug. 31, 2013
燭台

PCのIMEバカ辞書は、「しょくだい」では「燭台」と変換出来なかった。

候補にすら無かったから、辞書登録してやったよ。

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