猫雑記20130902

2013年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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2013年9月2日　月曜日　（禁煙３７５日目）

昨日より少しマシなものの、今日も真夏の暑さだ。

この異常な暑さが原因なのか、埼玉県越谷付近で大規模な竜巻が発生した。

かなりの被害を出した様子で、電柱が何本も折れている光景を観たらねその破壊力の凄まじさを感じた。

夜中になっても停電が続いていて、避難所に避難している人もいれば、ローソクを灯して屋根を飛ばされ窓ガラスが全て割れてしまった家に留まっている人もいる。

電気も点かないという事は、冷房も使えないという事だ。

越谷のような所で、まさか竜巻が起きるだなんて、誰も予想していなかっただろう。

私が子供の頃には、日本では竜巻というものは起きないものだと思われていた。

そんなに激しい極端な気候ではなかったからだ。

しかし今の日本の夏は、驚いてしまう程の灼熱地獄だ。

竜巻警報も時々出ているし、実際、毎年竜巻も起きている。

ペロお部屋、良く冷えてるよね Sep. 2, 2013
ペロ涼し過ぎる位だよね Sep. 2, 2013
ペロお外は暑いらしいのに Sep. 2, 2013
ペロボク、冷房無くても良いかもよ Sep. 2, 2013

そういう訳にはいかないんだよ、ペロ君。

湿度が高くなると途端に、ウィルスや細菌がアナタ達の中で活発になるから。

寒くないよう充分注意して冷房管理するけど、寒かったら毛布やカバーの下に潜って居なさい。

あ、言われなくてもモグラーでしたね、君は。

竜巻なんて、どうして起きるのだろう？

色んな気象専門家の説明によると、こういう事らしい。

積乱雲に伴う強い上昇気流により、激しい渦巻きが起きることで竜巻は発生する。

今日のケースでは、地表付近で強い南風が吹く一方、上空は西寄りの風が吹き、積乱雲のもとになる渦も出来易い状態だった。

竜巻は空気抵抗が少ない平野や海で起こり易いが、関東平野は特に竜巻が起こりやすい環境がそろっている。

西側にそびえる関東山地が中国大陸から吹いてくる風をブロックすることで、南から暖かく湿った空気が入り易く、竜巻を作るための渦ができやすい易い。

竜巻の発生し易さでは、関東平野は国内トップクラスだと言う事だ。

平穏な生活が一瞬で破壊される、そんな降って湧いたような不幸は、誰にとっても他人事ではない。

毎年のように、生活がメチャクチャに壊されてしまうような大災害が日本の、いや、地球上のそこかしこで起きている。

地震、洪水、土砂災害。

たまたまルーレットの玉は我が家という「目」に止まらなかっただけで、次は私の番かも知れないのだ。

地球上うのどこにも安全な場所など無いと思っていた方が良い。

いつかは地球そのものが終わりを迎える時だって来るのだ。

次回に大地震があったならば、我が家も「３．１１」の時の（あくまでも我が家の）被害程度では済まないだろう。

食器や置き物が殆ど割れ、重たい家具が全部動いてしまって、サッシの窓枠にはビミョーな歪みが出て、クローゼットのルーバー扉が開かなくなるような歪みも出て、納戸の土壁一面全部が落下してしまうだけで済んだのは、不幸中の幸いだった。

家中が水浸しにもならず、家が倒壊したりも流されたりもせず、命を奪われる事もなかったのだから。

改めて、災害被害に遭った人達への支援は続けなければいけないと思った。

どう使われたか、使われようとしているか全然見えて来ないけれど、少しずつでも支援は続けなければ、被害者の人達の身に起きた災難は余りにも酷過ぎる。

【あまちゃん】では、遂に２０１１年３月１１日のあの出来事を迎えてしまった。

実際の壮絶な場面を見せないというデリカシーが良かった。

観光協会会長が作っていたジオラマが、今日生きた訳だ。

そうか、この時の為の布石として、あんなモンを血道をあげて作っていたのか。

上手いなあ、クドカン。

最近、面白かったのは、夏さんが東京に行って「ユキオ」に遭って来たとスナックに集う面々が噂する場面。

漁協長が言う。

「ユキオって誰だ？青島か？鳩山か？」

「どっちにしても大物だな」

それからやっぱり水口さんの台詞の数々が、演技と共に秀逸だ。

「という訳で、来年までプラトニックで頼むわ」とマネージャーの水口に言わた時の、種市先輩のリアクションから続くシーンの、一連の台詞がサイコーに面白かった。

種市先輩は今日、やっと板場の修業に入ったとの説明が大将からあり、カウンターの中で大将付きっ切りでお造りを切っている。

「ずぶん（自分）、キスしちゃいました」と種市先輩。

「・・・聞いてねえよ」と水口。

「よそ見すんな、タネ！」と大将。

「調子乗ってるんじゃねえぞ、この野郎、タネ！」と水口。

「タネ、タネ、言われてんぞ、タネ！」と大将。

「手を動かせ、この野郎、タネ！」あれ、これはどつちが言ったんだっけな。

この日は余りにもこのシーンが面白かったものだから、朝２回、昼１回、夜に１回、合計４回も観てしまった。

妹に録画しておいて貰えば良かった。

いつまでもそのまま、ドタバタと平和でいられたら良かったのにね。

だけど、もうあの大地震と大津波は近づいているんだ。

それを想うと、「地元」の人間でもない私でも胸が痛くなる。

あの日、私が受けた程度の衝撃や被害でも、恐怖が蘇り、妹や母の事が気掛かりだった時間が蘇る。

そしてそこから２ヶ月もしないで突然母が逝ってしまった時の事までが、一連の異様な出来事として蘇る。

だから、本当はあの地震の事はあまり思い出したくない。

母は直接あの地震で死んだのではないけれど、寒いさなかに何度もやられた計画停電は、少なからず母を殺した。

私は、そ思っている。

東電への恨みや不信感は、汚染地域の人達の想いと共に、幾重にも深まるばかりだ。

原発事故の不始末は、どんどんと不都合な事実が発覚するばかり。

今後も延々と世界中から不信がられ、日本は責任も問われるであろう。

東京への五輪招致なんて、これで実現するのだろうか？

どこの国も皆、日本はヤバいと思っているのに。

何とかなるのだろうか、原発の問題は。

ドラマ【たまちゃん】では、若い明るいエネルギーが、地元の人達に希望を与えて、これからもずっと何があっても頑張ろうという前向きな気持ちに溢れて終わるに違いない。

私には子供がいないから、どうも希望ある未来が繋がって行くイメージを持てないのかも知れない。

子供がまた子供を作って、そして繋がっていく・・・

それはとても大事な事だったんだね。

今更気づいても遅いけど。

せめてずぶん、もとい、自分の一生を、捧げるつもりで精一杯生きよう。

何に捧げる？

そりゃあ猫に決まってんじゃん。

そうそう色んな物事に手を出しても無理よ。

家の中を撮るシリーズ、あと少しばかり続けます。

これは何だろう、ペーパーウェイトなのかな、本当は。

でもそれ程重たくも無いし、綺麗だから私はお供えにしている。

綺麗なモノはみんなお供えしているんだ。

クリスタル・ハート

Sep. 2, 2013

透明なものは上手に撮れないなあ・・・

いつかまた再チャレンジしてみよう。

これはブリキのプレート。

２階のそれぞれの部屋の扉にぶら下げている。

猫プレート　２種 Sep. 2, 2013

うちには、私が１０代の頃から集めた無駄な物がい～～～っぱいある。

その無駄こそが、趣味であり楽しみなのだけど。

お金さえ潤沢にあるんだったら、能面だとか、巨大なお鈴・・・それはもう「おりん」とは言わないのかな、お寺の本堂にあるような、叩くとゴーンと良い音のする大きな鐘なんかも欲しい。

勿論、お金は潤沢にあるどころかギリギリだもの、買いません。

ええ、リトグラフなんか買った頃とは、違う季節に生きているんですからね。

その代わりに、毛の生えた可愛い生き物が一杯いて、今も私を待っているから、今日もそろそろおしまい。