2013年 CAT'S EYES & CAT'S HANDS 
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2013年9月6日 金曜日 (禁煙379日目)



涼しいような蒸し暑いような、複雑で変なお天気。

まるで梅雨どきみたいうだ。






お天気だけじゃない、人も社会も、良い部分ばかりじゃない、さりとて悪い面ばかりでもない、みんな複雑なものを抱き合わせている。

それをつくづく感じさせる出来事があった。



私に起きた出来事では無いけれど、知った時には心臓がドキドキした。

思いがけない悪意や予想外の出来事に出くわした時、いつも心臓がドキドキする。

この歳になるまでかなり色々な経験もして来たつもりだったけど、所詮私の生きて来た世界など甘っちょろいのだ。そして狭い世界なのだと思い知る。

世の中には浅ましい生き方をし、汚い嘘をつき、平気で生きていられる逞しい人達がいるんだと改めて知らされる。



そういう事実に対してちっとも免疫が出来ない、学習能力の低い私。

泣きこそしない、怯みこそしない、逃げこそしないものの、心の中では「ドッキン、ドッキン」だ。



ずるい人間の、動物を犠牲にしている事すら自覚していない行為など、もう知りたくない、動物が辛い目に遭っている現実など知らずに死んでしまいたいと思ったりもする。



勿論、死にはしないけどね。

そして知ったからには、その事に関して私にも何か出来ないかを考えるモードに火を点けよう。






どうでも良いけど、私のその「モード」は火を点けるものなのか。

電気のスイッチではなくて。

シャイン

何、弱音吐いてんのよ

Sep. 6, 2013
シャイン
シャイン

元気出しなさいよ、ママ

Sep. 6, 2013
シャイン
シャイン

ジニたんもそう思うでしょ?

Sep. 6, 2013
シャイン
ジニー

うん、そうだよ

Sep. 6, 2013
ジニー
ジニー

ね、お母ちゃん

Sep. 6, 2013
ジニー
ジニー

なんちって~

Sep. 6, 2013
ジニー

ここからは別の話題。

野村さんが先日、仕事で移動中に、雨の中で猫を拾い上げた。



ぐったりとしていて死んでいるのかと思ったけれど、生きていて、心細げにスリスリして来た。

ガリガリに痩せていて、ジニーの保護当時のようだったと言う。



上と下のジニーの画像を比べてみると、とても同じ猫とは思えないね。

保護して2日目のジニー

(2006年10月19日)

1週間やそこら食べなかった程度では、ここまで痩せてしまうものではない。

1ヶ月でも、あそこまでは痩せない。

病気で食べられなくなって死に至る猫を看ていても、なかなかあそこまで痩せない。

何ヶ月もエサを与えられず(エサを口に出来ず)、ゴキブリを捕まえたり、死んで落ちているセミでも見つけられればそういうものを食べ、雨水がどこかにうっすら溜っていたらその泥水を舐めて、辛うじて生き延びていたのだろう。



ある時、アスファルトのデコボコの小さな窪みに溜ってキラキラ光っている雨水の名残りを舐めている野良猫を発見して、心臓が抉られたような痛みを感じた。

もう干からびて死にかけているようなガリガリの野良猫だった。

慌てて近くのコンビニに缶詰と水を買いに行ったのだが、戻った時にはもう姿が見えなかった。

あの時は、こんなに痩せた猫は見た事が無いと思ったものだが、それから15年位もしてから発見・保護した野良時代のジニー程ではなかった。



今は、出掛ける時は猫フードと器、ペットボトルの水、キャリー、捕獲器を必ず車に積んでおくようになった。

私のする保護や避妊など世の中の野良猫事情にとっては焼け石に水だとしても、その時その時でやれる事を精一杯やる。

それ以外に何が出来るのか。



野村さんも車には缶詰もキャリーも積んでいるので、猫にご飯を食べさせてから病院に連れて行った帰り、物凄い集中豪雨に遭って大渋滞して車が動かなくなっていた時、電話してくれたのだった。

そう言えば、あちらではあちこちで冠水していた事を翌日の新聞で読んだ。



あの時、野村さんが通り掛って保護していなければ、間違いなく今は生き延びていなかっただろう。



電話の向こうで可愛い声でずっと鳴いているので、てっきり仔猫でも乗せているのかと思ったら、爺さん猫なのだそうだ。

人懐こい猫なのだと言う。



綺麗になって写真を撮れるようになったら、里親募集する。

それを待っている。



どんな仮名がつくのかな。

爺さんらしい名前になるのかな、それとも可愛い名前にするのかな。




チャイは、仔猫のようだったけれど、保護時には既に年寄りだったのだろう。

近頃は、めっきり歳を感じさせるようになり、最晩年のカワムラさんのようだ。

息遣いも苦しげで、足腰も弱った。



猫が老いて行くのを見ているのは切ない。

しかし見ている側のこちらも老いているのだ。

こちらはもう少し頑張って、みんなを看取ってやれるだけの余裕をたっぷり持たないといけない。



頑張るからね、みんな!大船に乗ったつもりで安心していろよ。





家の中を撮るシリーズ。

ちょっと力が入らない。



これは母方のおじいちゃんの形見の本箱。

ちょうど収まるだけの、明治の文学全集が入った、その全集用の本箱だったらしい。

これも以前に、この日記で話題にしたね。

どう書いたのかまでは忘れたけれど。

お祖父ちゃんの本箱 お祖父ちゃんの本箱

Sep. 6, 2013

今はもう、全集は半分以上出してしまって、1冊ずつがぶ厚い「ファーブル昆虫記」15冊を収め、コミックの「くるねこ」も入れている。

お祖父ちゃんが元気だった頃から、この本箱が好きで、欲しかったんだ。

お祖父ちゃんは、「カズエは何だ、そんなもんが欲しいのか?」と嬉しそうに言っていた。



それからお祖父ちゃんが持っていた、ドイツ製の古い小さな目覚まし時計も欲しかった。

そしたらお祖父ちゃんは、「俺が死んだら、この時計と本箱はカズエにやろう」と言ったのだ。

まだ元気でピンピンしていて、「死んだら」なんて言葉にも実感が無かった頃。



その後、お祖父ちゃんは死んでしまったけれど、生前にこういう約束だった等とはとても言えなかった。

一緒に暮らして来たお祖母ちゃんや行かず後家の叔母さんが、まだその家で暮らしているというのに、どうして私がそんな主張が出来るだろう。






それから20年くらい経ったある時、珍しく実家に行っていた時の事だ。

その本箱と中身の全集を父が貰い受けたとかで、こんな古い小さな本箱など飼い道が無いからと、庭で壊して燃やそうと言っているのを知り、慌てて貰って来たのだ。



父もお祖父ちゃんと同じ事を言った。

「何だ、カズエはこんなもんが欲しいのか」

嬉しそうに笑っていた。



欲しいよ、欲しいよ、ずっと欲しかったんだ、中学生の頃から。





父は、母と共に母の実家を訪れた若い日、手持無沙汰だから、この全集を読んだのだと言う。

母の姉妹5人も、みんなこの本を読んで育ったらしい。



しかし何しろ古い本で傷んでもいる。

文字だって旧字体だ。

古本屋に売ったって、今ではもう欲しい人も居ないだろう。



本箱は本箱で、全集に合わせて作られたものだから、他の用途には不便だし、本棚としてはこんな小さな本箱では足りっこない。

私ですらメインの本棚は別に何箇所か設けている。




では、父は一体どうしてこの本箱を貰い受けて来たのだろう。






父は自分の蔵書の古い本を、大量に燃やした事があった。

こんな古い、紙質も悪い本は、読みたければ全部買い直せば良いのだと言って。

古いものには執着せず、新しい時代の新しいものを求める世代だつたのだ、アイツらは。



私が20歳くらいの頃、古道具に憧れるのを、父も母も理解出来ないという風だった。

戦後、ドラスティックに価値観が変わった時期に立ち合っていた彼らの心の中は、苦労知らずの私などが推し量れるものではない。






父はまるで私にそのまま譲るかのようにして、母の実家から古ぼけた本箱と中身を引き取って来たようだ。



確かに壊れている部分もあるし、中身の本だって、読む化膿性のあるものは既に新自体の本で持っている。



しかし、この本箱はやっぱり特別なのだ。

持っていられるだけで嬉しい。






ここに入れる本は厳選している。

まだ読み終えていない大好きな「ファーブル昆虫記」は、その内容の文学的な内容の濃さといいセンスといい、文句無く、私の蔵書の一番の宝物だと言える。

私が死んだら、燃やしてしまわずに、読みたい人、宝物にしてくれる人にあげたいよ。








それからこちらは、「3.11」の大地震で扉が開いてしまって、中野食器が半分以上落ちて壊れた、問題の食器棚だ。

今は、扉の内側に停め付けた、大きな揺れが来るとロックが掛る装置と、扉の取っ手に太いゴム、扉同士を開き防止のチェーンで留めて、一応、食器棚の地震対策は万全だ(と思っている)

地震対策した食器棚

Sep. 6, 2013
地震対策した食器棚

棚の上には、家具転倒防止の突っ張りを4本付けた。

食器棚のそれぞれの棚板には、滑り止めのシートを敷いた。

重ねた食器の間には、全てクッション材になるものを挟んでいる。



だけど食器棚なんかばかり守ったところで、「3.11」より少し大きな地震が来たら、家や地盤の方が危ういのだ。






再びあんな大地震が来ない事を祈るしか出来ない。

建て直しも引っ越しも今は出来ないのだから。

みんなを見送るまでは。
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