猫雑記20130911

2013年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

月別 index	2010年～現在｢猫雑記｣index	2005～2009年｢猫雑記｣index		1999～2004年｢猫雑記｣index
猫たちの写真キャプションで見る「foto de 猫雑記」			Top page	サイトマップ

2013年9月11日　水曜日　（禁煙３８４日目）

涼しい一日。

このまま本格的な秋になってしまうのだろうか。

そんなのって寂し過ぎる。

夏は暑くて藪蚊が多くてガーデニングに身が入らなくて嫌いなはずなのに、人生になぞらえてしまうせいか、秋の訪れが寂しく悲しい。

あと何回、世の中が浮かれて騒がしい、開放的な夏を過ごせるのか？などと考えて、一人侘しい気持ちになる。

そして長く辛い冬が続き、次の春に蘇る植物を見ては、またしみじみとする繰り返しなのだろう。

その繰り返しを、一体あと何回味わえるのだ。

ビルには、もう春が訪れない事だけは確かだろう。

何故ビルに？

おとなしくて気が弱くて、人馴れはしなかったけれど、ジーコのように良い子なんだ、ビル。

あ、やっぱりダメ。

今日もビルの話題はパス。

ナムしっかりしなさいよね～ Sep. 11, 2013
ナムアタシ達がついてるでしょ？ Sep. 11, 2013
ナム正確にはアタシがついてる Sep. 11, 2013
ナムにゃあ～んちって Sep. 11, 2013

ナムは強いね。

みんなナムを見習うべきだ。

みんな？

違う、私でしょう。

再度玄関前の水引き草を撮ってみる。

やっぱり対象が小さくて、オモチャのデジカメではこれが精一杯だ。

	またしても水引き草 Sep. 11, 2013
	花が小さくて、なかなかピントが合わない Sep. 11, 2013

しかも全体像を撮ろうとすると、とてもではないが、茎や花にはピントが合わない。

綺麗に撮れたら良いのになあ。

みーちゃん部屋のサークラインが切れたので、東急の中にある「ベスト電器」に買いに走る。

４０型と３０型の２つ入りを２セット買うと、それだけで４千７６０円にもなってしまった。

１セットが２千３８０円という事だ。

たけ～。←知ろうとだから、値段だけで高いと無責任な事を言っております、メーカーさん、スミマセン。

後で同じ店のネットショップで、同じ製品を見ると１セットが１千９８０円とある。

２セットで３千９６０円。

５千円以上で送料無料か。

しかし、送料は全国一律５００円とある。

即日欲しいから買いに走ったけれど、こう価格に差があるとは、酷いじゃござんせんか。

駅ビルの近くの文具店にも行って、必要な物だけ買って、早く家に帰ろうと言いながら車に乗り込み、駐車場を走り始めた時、とんでもないものに気づいた。

フロントガラスにヤモリがへばりついている。

しかも赤ちゃんに近い、極めて小さなヤモリだ。

ヤモリを卵から孵した事が無いから、これが赤ちゃんなのか、それとも子供なのかは判らないけれど、大人じゃない事だけは確かだ。

大人のヤモリは、日頃何匹も診ている。

ゆるゆると走っても、オロオロとうろたえている様子。

どこから来たのか？

東急の駐車場の天井にでも居て、それが落ちてしまったのか？

まさか我が家のガレージからずっと付いて来た訳じゃあるまい。

どうしたものかと悩んだが、思い切って保護する事に決めた。

しかし容れる物が無い。

先程、手帳を買ったら小さな白い紙袋に入れてくれたので、それに誘導して持ち帰る事にした。

ちょっと苦労したものの、何とか袋に誘き入れる事が出来た。

家庭内野良猫のキャリー・インも、こういう具合に楽して出来ればなあ・・・とため息が出る。

兎に角、家に連れ帰ろう。

だって、このまま一緒に走って、車のフロントガラスにへばりついていられるとは思えない。

もし振り落としてとまったら、車に轢かれてしまうかも知れないし、鳥や蛇に食べられてしまうかも知れない。

せめてうちの庭に放してやろう。

いや、念願叶って、家で飼おうか？

これは神からのプレゼントか？

袋の中のヤモリのシルエット Sep. 11, 2013
見よ、こんなに小さくてラブリー Sep. 11, 2013

帰宅して直ぐ、手分けして飼育の準備をする。

プラスチックの大きい虫カゴがあったので（アゲハの幼虫の羽化に使ったものだけど）、こうちゃんがそれを綺麗に消毒する。

私はネットで、飼育方法を調べる。

一番の問題は餌だ。

とても生き餌の調達は出来そうにない。

調達だけではない、生き餌を育てる必要がありそうだ。

ヤモリを育てる為に、食べさせる餌を育て増やすという事か。

勿論、小さなコオロギやミルワームを爬虫類に力を入れているペットショップで買う事は出来るようだが、猫をこれだけ買っていて、病気の子がいて、今後もどうなるか解らない状況だというのに、この上ヤモリまで飼育するのは無理なのだ。

もし脱走させたりしたら、猫の餌食になる事も目に見えている。

我が家でヤモリの飼育は無理、そんな事解り切っていた事じゃないか。

残念だが、諦める事にした。

こうちゃんが庭の、先住ヤモリのモーリスたちの居る、２間出窓の外側にある面格子と網戸の間にリリースした。

あんなに小さくて、自分で虫を捕まえて食べられるのだろうか。

リリースしてからも何度も悔いたけれど、あれもこれも何もかも保護して無事に育てるのは無理だ。

家猫の頭数が少なければまだしも、今の頭数では、夫婦が掛りっきりで世話をしても、全然時間と手が足りないのだ。

ましてや仕事もしなければならない。

もし飼ったならば、ヤモリ（とりわけ子供ヤモリ）は愛らしくて、私を夢中にさせるだろう。

そして私は、ヤモリの飼育に時間を割くに違いない。

今はゴマやクロちゃん、キジ丸、チャボ、チャイ・・・そしてもう時間が残されていないかも知れないビルに、少しでも集中してやらなくちゃいけない時期なのに。

次に生まれ変わったら、もっと若いうちにヤモリも一緒に飼いたい。

せめて３０代、いや、４０代のうちに。