猫雑記20130914

2013年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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2013年9月14日　土曜日　（禁煙３８７日目）

曇り。

雨が近づいて来ているのかな。

台風が近づいているんだけど。

外が暗いせいか、猫たち良く寝る寝る。

歳をとったせいもあるのだろうが。

みんな穏やかな顔をして寝ている。

このまま何事も無く・・・いや、いっそ時間が止まってくれたらと、今までにもどれほど願った事だろう。

決して叶わない夢だけれど。

テト奇跡は起きるよ Sep. 14, 2013
テト僕には起きたでしょ？ Sep. 14, 2013
テト僕が一緒に祈ってあげるよ Sep. 14, 2013

そうでした、テト君。

本当に小さかった君だったけど、あれだけのアンモニア値で死に掛けていたのに何とか生き返ってくれたね。

きっと苦しかったよね。

それでも克服出来た。

ビルもきっと生き延びる。

そう信じて祈るよ。

やるべき事をやり尽くしたと思えたならば、後は心をこめて祈る。

やる事やらないで、ただメソメソしてばかりいて祈っても、そんな祈りは届かないと思っている。

しっかりせよ、私。

歳を取ると涙もろくなると言うけど、それって歳を取ると気持ちが弱くなるって事なのかと思っていた。

でも違うんだな。

歳を取るにつれ、色んな経験を重ねる。

悲しいお別れも幾つも経験して生きている。

中でも親との別れなんか経験してしまうと、親子関係を描いたシーンや動物の親子なんかに滅法弱くなるね。

それが悲しい内容では無くても、それはそれで自分の亡き親の気持ちなんか今更解ったり感じたりして、自分の愚かさ、勝手さに気づき、申し訳なくて泣けてくる。

そういう回路をいちいち自覚している訳ではないのだけれど、一瞬のうちに「うっ」とこみあげるものがある。

経験が多い分、何につけ自分の人生を投影して見てしまう。

そして感涙にむせぶのだろう。

私はむせんだりしない。

鼻の奥がツンとして来たら、そこでストップ出来るように努める。

本格的に泣くと消耗するからね。

それでもビルの緑内障を起こしている病気が、もう取り返せないところまで進んでいるのではないかと覚悟した時には、トロリとした涙が一瞬のうちにボタボタと流れ落ちた。

病院に預けて帰る道すがらも、ビルの気持ちを想って泣いた。

これは「自己投影」じゃない。

小さなおとなしい我が子の為の涙だ。

我が子は今、必死で闘っているだろう。

病状はあまり良くないらしい。

問題は「緑内障」ではないのだ。

静脈点滴などさせるというところからして、もう嫌がって抵抗する元気は無いのだろう。

早く家に連れ帰りたい。

小豆を煮る。

何か煮るのが好きだなあ、私は。

小豆煮えました Sep. 14, 2013
塩加減間違えました Sep. 14, 2013

少し塩を入れ過ぎて、バランスをとる為に、また砂糖を入れるという失態。

どうもせかせかしているだけで、心ここにあらずといった感じだな。

何をトチ狂って、塩を何匙も入れちゃうかな。

普段だったらやりっこない事、考えられない失敗。

だけど食べますよ。

少しずつ食べます、そして全部食べます。

もう１キロ煮て、合体させて薄めるという手もあるんだ。

但し冷蔵庫にスペースが無い。

夕方には、２ヶ月ごとの歯科検診で武蔵小杉へ行く。

空は暗く、いつ雨が落ちて来ても不思議じゃない。

	小杉への道 Sep. 14, 2013
高層ビル群　　　Sep. 14, 2013

小杉にばかり、高層ビルが建ち始めてしまった。

もはや新都心みたいだ。

歯は良く磨けていると褒められる。

本当は良く磨いてなんかいないんだけど、磨き易い歯、汚れが付き難い歯の質なのだろう。

ちょっと思い出して磨いたら、それでＯＫ。

５６年生きて来て、虫歯で困った事、治療した経験は無い。

だけど問題は、顎の関節だ。

虫歯よりタチが悪い。

子供の頃からの癖である左顎の「クリッキング」をやめる事。

身体のあちこちの関節に炎症が起きる持病が悪化するような無理をしない事、栄養をしっかり摂って良く眠る事、ストレスを溜めない事など、ほぼ基本ですよね、人が健康に生きる為には。

だけどそれが出来ない人生だった。

今から残りの人生は身体の健康の為に貪欲に、自分の為に努力をするって事さ。

煙草をやめられたんだから、何でも出来る気がする。

知らないうちに、禁煙し始めて１年をとっくに過ぎていた。

１年経ったら話題にしてお祝いしようと思っていたのに、それすら忘れていた。

毎日、日付の後の「禁煙＊＊日目」という数字は、自動的に増えてくれる訳じゃなくて、書き変えているのだ、いちいち。

今では、好きな無煙草はそりゃあ吸いたいけれど、吸わないでいても平気だ。

コンビニの入り口付近で、若い女の子が一人、スーツ姿で煙草を吸っていたりすると、もうすっかり煙草中毒なんだね、仕事で外周りしているんだろうけど、一息つくには何がなくても先ず煙草、煙草が心の栄養なんだろうね、だからやめられないんだよね・・・などと勝手に想像している。

解るよ、私には。

しかし、この私がやめられたのだから、誰でもやめられるずだとも思う。

やめる気があるか無いか、それだけの問題なのだ。

しっかしまあ、私が煙草を吸わないでいられるなんて・・・自分でも信じられない。