猫雑記20130928

2013年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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2013年9月28日　土曜日　（禁煙４０１日目）

風ひとつない快晴。

昨日の朝は冷え子かだけど、今朝はそれ程ではなかった。

小さな事だけど、こな気温の差が弱っている猫の身体には堪えるだろう。

窓辺で穏やかな温かい陽射しを浴びて、チャイが後姿を見せている。

昨日よりずっと呼吸が楽そうだ。

チャイ窓辺の後ろ姿 Sep. 28, 2013
チャイカワムラさんかって？ Sep. 28, 2013
チャイちがうよ、ボクだよ Sep. 28, 2013
チャイこれでもまだ紛らわしい？ Sep. 28, 2013
チャイほらボクでしょ？ Sep. 28, 2013
チャイヨダレ出ちゃってるけどさ Sep. 28, 2013

チャイは嫌な事をされないのが解って来たのか、また以前のように、目が合うと鳴いてくれる。

でも声は出ない。

目を細めて、声を出さずに「にゃあ」と言ってくれるのだ。

ミュウのように。

ミュウの最期も、ちゃんと無声で一声鳴いて・・・それが本当に最期だった。

チャイは昨日は一口だけ食べられたけれど、今日は食べない。

もう無理強いはしない。

チャイの生命力のまま、それを私達も受け入れよう。

チャイが苦しくなければ良い。

チャイの気分良ければそれで良い。

一番良い場所で柔らかい陽射しを浴びて、庭にやって来るシジュウカラなんかを眺めているチャイ。

楽しいね、チャイ。

そんな姿がまた見られるなんて、幸せだよ。

同じ場所でじっと外を見ていたみーちゃんを思い出すね。

みーちゃんの場所にちゃっかり居座って怒られたり、でもチャイだからこそ許されたりしていたっけね（→2006年3月23日の記事と写真を是非ご参照ください）。

いつだってどこの部屋だって窓辺は人気で、幸せの構図がある。

ビルの様子を見に行って驚いた。

右端に置いていたトイレを、真ん中まで移動させてしまったのだ。

砂が入ってかなり重たいのに、どうやって移動したんだろう。

それも、きっちり真っ直ぐに移動させていて、メチャクチャに暴れた結果とは思えない。

ましてや、私達の居ない隙に「小さい人」が現れて、ビルのケージに入って移動させたとも思えない。

どうして端っこに置いていたかと言えば、右端にはトイレの始末用に扉があるのだ。

シーツの交換が楽なように、そしてトイレが真ん中にあるよりも、ビルが広く使えるだろうと思ったのだ。

でもビルにとっては、この方が落ちつくのだろうか。

ビル　　　ボクが模様替えしたんだ Sep. 28, 2013

※通常の場合、１段ケージは使っておりません。全て３段ケージです。これは特別なケースです。念の為。
ビル　　　我ながら上手に出来たと思う Sep. 28, 2013

	ビル床に同化して隠れているらしい Sep. 28, 2013
※通常の場合、１段ケージは使っておりません。全て３段ケージです。これは特別なケースです。念の為。
	昨日までトイレは端っこにあったのだ（トイレはシステムトイレに変更しましたが）
	ビルだって僕の勝手じゃん Sep. 28, 2013

トイレの脇を抜けて水とご飯のところに行く。

身体の大きいビルにとってはかなり狭い通路となるので、いちいち擦れてブラッシング効果があるらしい。

浮き毛が一杯脇腹に付いていて、ああ、取ってやりたいけど、触ると唸って怒るのだ。

しゃーない、落ちた毛の塊りを拾うだけで我慢しよう。

今までだって、撫でる事も出来ず、ブラッシングなど保護してこの方、一度もしてやれていないのだ。

その分、ゴロゴロスリスリして毛を取る為のカーペットは必須アイテムだった。

カーペットよ、頼むね、コイツらの毛取り作業を。

そして私はカーペットの毛を取るのよ、お陰で五十肩になったけど。

そしてビルの様子は・・・と言うと、見ると固まっているけれど、私が部屋に入る気配を感じると、トイレの脇を通って今の位置に移動しているのが、扉のルーバーの隙間から見える。

そこがきっと、私達に対峙するに相応しい場所だとビルは考えているのだろう。

好きにすれば良いよ、トイレの位置も私達の考えで戻す事はしないよ。

そしてもうひとつ驚いたのは、大量のウンコをした事だ。

入院中、もしや一度も出ていなかったのではないかと思った位（その点を聞いていなかったので、後日確認してみよう）、大量のコチコチのウンコと、それに続いて大量の下痢便。

下痢便の始末は大変だけど、良かった、退院したら直ぐにウンコが出来て。

やっぱり家が落ちつく証拠だ。

たとえ下痢してでも便を滞留させない事が、少しでもアンモニア値を下げるのではないかというイメージがある。

だってテトの肝性脳症の時、入院先の病院では点滴と共に浣腸もしていたのだ。

一気に食べさせない事。

ほんの少量ずつ、回数を多く。

良いと思われる事をひとつずつ・・・ひとつずつ丁寧にやって行こう。

ビルと出来る始めての共同作業。

こんな形で初めて共に頑張れるという皮肉。

だけど頑張ろうね。

家に帰れて良かった。

今後の病状は先生も言う通り全く見通せないけれど、ビルだって「やっぱりお家は良いなあ」と感じてくれているの違いないのだ。

家に戻る事が何よりの治療になるだろうという判断での退院なのだから、まさにその通りだったという事だろう。

お世話させて貰えて嬉しいよ、ビル。

気分転換に庭の植木に水を遣る。

風も無くて穏やかな晴天。

公園の桜の木の葉のお陰で、庭に射す陽は殆ど木漏れ日状態だ。

こうちゃんは伸び過ぎたシンボルツリーを高枝切りバサミでカットして、私は夏の終わりの肥料を撒きながら水を遣る。

途中、持参したクッキーとポテトチップスを食べ、冷たいお茶を飲む。

庭で食べるお菓子は美味しいんだ。

今は花が全然無いのだが、それは庭の中の事。

フェンス際に置いた鉢では、フェンスの外に向ってセージやら、この黄色い花やら（例によって名前は忘れた）が咲き誇っている。