猫雑記20131010

2013年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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2013年10月10日　木曜日　（禁煙４１３目）

ミュウの命日。

もう１０年も経ってしまったんだ。

世界が終わったように感じたけれど、勿論、終わっちゃいなかったし、それからも続々と悲しいお別れも、嬉しい出会いもあった。

悪い事ばかりじゃないし、良い事ばかりじゃない。

それが人生。

朝からジャムが、天井を見上げては変な声を出している。

「なに、ジャム、ウンコかい？」と聞くが、ウンコ前にむずがっているのとは違う事は解ってる。

そっか、ミュウちゃんの気配をジャムは感じるんだね、きっと。

私には解らない何かを、猫は感じているのだ（と思う）。

プティボクだって・・・ Oct. 10, 2013
プティビルの気配を感じるよ Oct. 10, 2013
プティだって兄弟だもん Oct. 10, 2013

寂しいね、プティ。

でもビルはそこに居るよね。

アンタは敏感で、メラとビルが既に捕獲されて家の中に居る事を感じて、一晩中外をグルグル走り回っていたっけね。

そしてようやく明け方になってから、諦めたようにふいに捕獲器に入ってくれたんだ。

それからはずっと３匹一緒だったね。

不妊去勢手術だって、３匹同じ日だった。

楽しかったね、毎日が。

ビルとプティ、秘密のおバカさんごっこもしたっけね。

いえ、大した内容じゃありません、オス同士、兄弟同士、交替でマウントし合うだけですけどね、去勢してあるのに。

ヘンな声出しながらマウントするので、「あ、またバカやってる」と笑っていたのだ。

これからもビルの魂は、アンタ達に寄り添っている事だろう。

そう信じているよ、ビル。

私が部屋に入るといつも姿を隠していたビルだけに、同じきょうだいのメラやプティと比べても写真が少なくて、露出も少ない。

なのにビルを想って下さる方がいて、お悔やみの言葉を戴く。

お花まで戴いて、ビルは幸せだ。

	ビルへのお花 Oct. 10, 2013
	ビルへのお花 Oct. 10, 2013

ビルへのお花 Oct. 10, 2013
ビルへのお花 Oct. 10, 2013
ビルへのお花 Oct. 10, 2013

少し疲れが出ているみたいで、いつもはブルドーザーのように働くんだけど、ぼちぼちしか動けない。

薬の副作用もあってか、フラフラして、また転ぶのが怖くて早く動けない。

ま、ぼちぼちやろう。

歳をとるって、そう思い通りに動けなくなる事らしいから、今から少しずつ心の準備をして、もう転んで骨折したり、それで寝たきりになったりしないようでありたい。

のんびり、あせらず、すこしずつ確実にやるのだ。

あせらず、のんびり・・・朝から仕事をしつつ、鍋を焦がさないように気をつけて煮込み料理もしたよ。

白菜とがんもの煮物 Oct. 10, 2013
コンニャクのキンピラ Oct. 10, 2013

白菜とがんも、油揚げの煮物、コンニャクのキンピラ、そして大根と胡瓜と人参の糠漬けの仕込み、取り出した漬け物を刻む等々、それだけで２時間も掛かってしまったよ。

こうして写真を撮ってみて気づいた。

昨日までは何を食べていたんだっけ。

うどんと天麩羅を外食したのは覚えている。

家では何を食べていたのだろう。

それだってちゃんとノートには記録してあるのだ。

どんな時でも、決めた事はやる。

元々は几帳面なのだ、私は。

でも、記録と記憶とでは違うのだと、なるほど実感したわ。

記録なんて、記録する傍から忘れてしまうのだから。

ま、ろくなもの食べて居なかったのだけどね、糠漬け以外は。

しかしまあ、糠漬けはメインにならない割に、手間と時間が掛るね。

だけどやめられないんだなあ、何故か。