猫雑記20131105

2013年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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2013年11月5日　火曜日　（禁煙４３８目）

カラリと晴れる。

しかし朝は随分と肌寒かった。

冬はすぐそこまで近づいて来ている。

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猫たち、ホットカーペットやヒーターに張り付いて寝ているものもあれば、炬燵に潜り込んでいるものもあり、或いは毛布の上で猫同士でくっつき合い猫団子になったりしているものもある。

唯一ジャムだけは相変わらず寒くないらしい。

きっとあの子は猫じゃなくて、冷たい北の海に住むトドなのだ。

トド子は寒いからじゃなくて、夏でも冬でも同様に毎晩私達に寄り添い、一人っ娘のように私達を独占して寝る。

２階の同室のゴマもアンちゃんも、トド子と同じように私と一緒に寝る事はあるけれど、トド子が近くに居ると嫌なのだそうだ。

ジャムはますます孤立する。

でもジャムは孤立していても構わないのだろう。

もはや自分は猫ではなくてトド・・・もとい、人間の子なのだと信じ切っているから。

カワムラさん亡き後、私は１階で寝る事はない。

本当はフレアともガラとも、チャイともリマともテトとも寝てやりたい。

だけど、人間の為に使える僅かな時間にあちこち枕を持って放浪していては、私はちっとも疲れがとれない。

放浪などせず、１晩に１部屋ずつと決めて回りたいが、格子戸から私の姿が見えたり気配がしたら、「こっちにも来て～」「こっちで一緒に寝て～」とうるさくて、とても無視して寝てはいられない。

ベタベタの甘えっ子が多いと、身体が幾つあっても足りない。

だからせめて寝るのは２階だけで・・・と決めた。

仕事を終えてＰＣの電源を落としたら、２～３歩でベッドに倒れ込める。

効率が良いのだ。

しかしそれではいささか不公平だと思わないでもないけれど、これも色々と試して来た結果、今の段階では辿り着いている形なのだ。

私達も飼育係の役割だけじゃなくて、自分たちの仕事をしたりしなければならない以上、限られた時間でやって行くには、この形でやるしかないんだ。

全ての理想は叶えられない。

何かを犠牲にして何かを成す。

そこんところのバランス感覚を研ぎ澄まさないといけない。

そうしないと、私のような怠け者は、一生をダラダラしたままあっと言う間に過ごしてしまうんだ。

フェンス際にポツポツと咲いている小さな花は、セージだ。

我が家の環境にはセージが適したみたいで、一番良く茂り、咲いてくれる。

但し、剪定をし過ぎると枯らしてしまう。

伸び放題にしている方が元気に一杯咲いてくれる。

剪定が苦手な私としては有り難いのだけど、どんどんジャングル化してしまう。