2014年1月8日 水曜日 (禁煙502日目)
曇り、そして夕方から本格的に雨になる。
久し振りのお湿りだ。
庭木も年増女の乾燥肌も喜んでいるだろう。
乾燥肌の年増女とは、私の事ですが。
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ジャム アンパンマンって誰よ?
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ジャム ジャムおじさんなんて知らない
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ジャム ジャムとは無関係だよ
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「やなせたかし」と言えば、今では「アンパンマン」の作者として余りに有名なのだろうけど、私にとっては、初めて出会った詩人だった。
詩人でもあり、メルヘン画家かな。
その詩は湯飲み茶碗に書かれていた。
子供だった私が初めて、自分用に買って貰った湯飲みだったので、嬉しくて大切に使っていた。
生きているからには つらいこともある
照る日 曇る日 いろいろさ
雨ふり風吹き そして晴れ
これが人生 それが人生
手書きされた文字のこの詩を、私は毎日見続けていた。
お茶が好きな母に育てられたせいか、私もお茶が好きな子供だった。
自分用のこの湯飲みで毎日、何度となくお茶を飲んだ。
その後、子供用の食器や雑貨が市場として大きくなり、可愛いものがたくさん出て来るようになったけれど、当時はまだ、子供用の食器と言えばチャチなプラスチックの物が多くて、金魚だとかの変な絵が付いているような、そんな程度のものが多かったと思う。
そんな時代に、やなせたかしの詩とイラストのついた湯飲み茶碗は、とても洒落ていて誇らしかったのを覚えている。
愛らしいメルヘンチックな絵だったと思うけど、詳しいところは覚えていない。
ただ、とてもセンスの良い、当時としては洗練されたイラストだったとだけ記憶している。
「生きているからにはつらいこもある」 「これが人生それが人生」
私はその後の何十年の間に、このフレーズを何度も思い出した。
やなせたかし氏は、昨年94歳で亡くなった。
大勢の日本人の心に、たくさん愛と勇気を与えてくれた人だったと思う。
「日本の偉人30人」には、絶対上位で入れるべきだ。
幕末維新の志士たちや戦国の武将たち、聖徳太子とか、歴史の教科書に出て来る有名人たちよりも、日本人の心に大切なものを残してくれた偉大な日本人だと私は思う。
子供もいなかったから「アンパンマン」のアニメは観た事が無かったけれど、テーマ曲は度々耳にして来た。
改めて聴くと、何て素晴らしい歌だろうと思う。
日本の国歌にしても良い位だ。
そしたらオリンピックで金メダルを獲ると、表彰式でこの歌が流れるんだ。
いいねえ。 |
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