猫雑記20140410

2014年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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2014年4月10日　木曜日　（禁煙５９２日目）

一日中、部屋に閉じこもり、ＰＣに向って仕事をしている。

窓の外を見ないようにしている。

だって窓の外には、大きな桜の木が薄桃色の花を散らしながら、早く来ないと全部散っちゃうよ・・・私を外に誘う。

少しくらい外に出ればいいじゃん・・・そうお思いになるだろう。

でも、そうするとまた仕事に集中するのにとてもエネルギーを要するのだ。

今はもう本当に本当にお尻に火が点いていて、ご飯の支度も時間が惜しい。

それでも朝と晩は何とか支度するものの、昼は持ち帰り弁当が多い。

今日は中華「元盛」でランチの定食で弁当を作って貰い、こうちゃんに取りに行って貰った。

ニラと豚肉、押し豆腐などの炒めもの、葱チャーシューの味噌和え、大根の醤油漬にご飯。

余りの美味しさに泣けて来そうだ。

但し量も多く、油も多い。

アンダ　　　　真っ黒でゴメンね
Apr. 10, 2014

あ～あ、次の検診でもコレステロール値は高いだろうなあ・・・と思いながらも、油っ気の少ないものは美味しくない。

もっと言えば、カロリーの低いものは美味しくない。

困った嗜好だな、まったく。

どうして年相応に、食べ物の好みが枯れないんだろう。

　　　　ブルーベリーの花　　　　Apr. 10, 2014

　　　　マルハナバチ　　　　Apr. 10, 2014

そしてブルーベリーの花に、蜜を吸いに来ていたクロマルハナバチが撮れた。

相変わらずせわしなく飛び回り、蜜集めに忙しい。

コロンと丸くて可愛いったらありゃしない。

但し、余り近寄ると怒って威嚇して来るのだ。

T夜、Vで嫌なニュースを見た・・・いや、聴いたと言った方が正確かな。

まだ私はＰＣに向っていた。

そしてニュースをＢＧＭにしていたのだ。

春は野生動物が冬眠から目覚める季節でもあるという事で、毎年のように熊と遭遇してしまった人間が死傷している。

今年もまたその関係のニュースがあった。

急いでチャンネルを替えてしまおうと思ったが間に合ずに聴いてしまった。

ヒグマと遭遇してしまった男性が、たまたま手に持っていたナチを振り回して、ヒグマの頭部をメッタ切りにし、鼻を切り咲いたか切り落としたかしたという内容で、血の付いたナチまで映していたのだ。

その時は胸の深いところに押し込んで、思い出さないようにして別の事に集中していた。

しかし無理矢理沈めた空気が満杯の浮き袋は、自然と浮き上がってしまうように、ふと気付くとポコッとあのニュースが火日魯の上の方に浮き上がって来ている。

熊の気持ち、痛みを想うと、苦しい。

その男性が怪我をしたり死んだりしなくて良かったと思う気持ちと同じ位かそれ以上に、罪のない飢えたヒグマが人間に傷つけられる事がやりきれなく思える。

理屈じゃないのだ。

熊でなくても、ハクビシンだろうがアライグマだろうとタヌキだろうと野良猫だろうとビーバーだろうと、人間に害あるものとしてあたの前のように駆逐される繰り返し。

それが堪らない。

世界には、遊びで狩られて来た動物だっている。

綺麗事を言っているんじゃない、偽善でも無い、ただその動物たちの恐怖や痛みを想ってしまって堪らなくなるのだと思う。

普通は平気なんでろうか、そんなニュースを聞いても。

きっと弱っているのだろう、私の心が。

だからこんな事が引き金になって、生きている事が辛くなる。

ご心配なく、自ら死にゃしません。

自分が抱えている責任を放り出す程、自分の人生を粗末にはしません。

でも、正直な気持ち、生きている事が、生きて何かを感じる事がつくづく嫌になるのは、こういうニュースを聞いた時なんだ。

だからもうニュースなんか聞きたくない。

知らないで幸せでいられれば、それで良いのか？

はい、良いんです。

それで自分の務めを辛うじて果たせたならば、もうそれだけで私の残りの人生は良いんです。

それだけだって、果たせるかどうか・・・

ともあれ、気を獲り直して集中して仕事をします。

まだ現役なんだから、当たり前ね。