2014年5月1日 木曜日 (禁煙613日目)
お天気は回復して良く晴れた。
昨日は暖房していたというのに、今日は暑い位だ。
今の束の間の季節だけ冷房も暖房も要らず、光熱費がドカッと減る。
有り難い、有り難い。
だからと言って油断して、他のところで無駄遣いしてはいけないのだ。
気を引き締めよう、こういう時こそ。
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ガラ あら何よぉ
May. 1, 2014
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ガラ ガラちゃんなんかいっつも
May. 1, 2014
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ガラ ちゃんと引き締めてるわよ
May. 1, 2014
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BSで火野正平が自転車で日本全国を走っている番組【にっぽん縦断 こころ旅】で、これまでの映像から「蔵出し」というのをやっていて、ふと目にしたのが赤城山をバックに走る光景だった。
裾野の広い赤城山を見たら、いきなり胸に込み上げるものがあった。
私は故郷が恋しいと思った事は全く(記憶に)無いし、今と比べて過去の方が良かったと思った事も無い。
いつもいつも「今」をこなすのに精一杯で、そういう今が一番良い時だと思っている。
勿論、大事な愛しい存在が失われた事は、今の不幸の最大のものだけれど、それでも時を遡りたいと思ったりした事が無い。
それがあの場面をほんの数秒観ただけで、父の運転する車の中からあれと同じ風景を観た記憶が蘇り、ふいに子供の頃に戻りたくなった。
父がまだ40位で、母もまだ若く、妹と私は小学生。
あの頃の、あの車の中にふと戻りたくなった。
決して再び手に入れる事が出来ない状態だと解っているから、余計にきっと恋しいのだろう。
ミュウを失い、アインを失い、ジーコを失い、その後もどんどん失い続け、父と母を失い、やがて一人になるのだろう。
だけどまだ私にはこうちゃんが居る。
だから今はまだ「今が一番幸せ」と辛うじて言える。
でも年老いて行くにつれ、本当は今がもう「一番」じゃないんだって、少しずつ自覚し、納得するんだ。
寂しいけれど、そういう事なんだと思う。
それをしっかり受け入れて、それでも毅然と生きていられるかどうか、そこが試されるのだろうな。
出来るかな、私に。
出来るさ、きっと。
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