2014年5月14日 水曜日 (禁煙626日目)
徹夜で仕事していると侘しいから、気が散らない程度に音量を絞ってテレビをつけている。
PCデスクに居ると画面は殆ど見えないんだけど、気になる内容だと首を伸ばして画面を確認する。
もっと気になる番組だったりすると、デスクを離れ、テレビをしっかりと観る事もある。
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アンダ アリスって誰?
May. 14, 2014
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アンダ アンダの間違いじゃないの?
May. 14, 2014
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アンダ ホントは知ってるよ~だ
May. 14, 2014
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{アリスのおいしい革命}という、BSの番組が大好きで、やっていれば必ず観ている。
カリフォルニアでレストランを営むアリスのドキュメンタリー番組だ。
世界にスローフードを普及させた料理家の一人であるアリス・ウォータース。
アメリカで最も予約が取れないと言われるレストラン「シェ・パニーズ」のオーナーでもある。
何度も繰り返し放送するので、同じ内容を観ているけど、何度でも飽きない。
それは大好きな食べる事だからというだけではなくて、アリスの生き方、考え方が素晴らしいと感じるからだ。
地域の生産品を食べ、家族や友人たちとの食事の機会を大切にし、心豊かに暮らす為の秘訣をとてもシンプルに言い放つ。
その笑顔や言葉のひとつひとつが魅力的で、何度でも仕事を中断して観てしまう。
地域の学校が荒れていた時、アリスは校庭を農園にして、生徒達に農業をさせる提案をした。
大切なのは、それがガーデニングの授業なのではなくて、食べるものを作るという喜びを知る事だとアリスは言っている。
アリスの提唱した「食育菜園運動」は、今ではあちこちの学校で「食農教育」としてしっかりと授業として根付き、子供たちは生き生きと自分たちが食べる食材を丹精込めて作っている。
そして母親も働いている為、家族と一緒に食事するという事を殆ど経験した事のない、毎日ファストフードばかり食べて育っていた子供たちは、自分で育てて収穫した安全な食材を使って手作りした食事を、大切な仲間たちと一緒に食べるというとても大切な経験を積み重ねて行く。
何を食べるのかは子供の精神形成にとても重要な事だと思うし、自分の手で育てたものは、好き嫌いなど関係なく美味しく感じられるものらしい。
肉であれ野菜であれ、私達は命を戴いているのだ。
そこに気づいた時、おのずと湧き上がる感謝の気持ちは、食物を無駄にして葉いけないと思うと共に、改めてあらゆる命を粗末にして葉いけないという事にも気づかされるはずだ。
そういう生命に直結した喜びを子供たちが味わう事で、すさんだ現代人の心は潤いを得て、命の大切さにも目覚めて行けるような気がする。
日本の小学校でも、もっとそういう風にやれば良いのにな。
おしるし程度の体験ではなくて、農業や調理、社会との関わりを、ちゃんとカリキュラムとして取り組めたら理想的なのに。
同番組の「一日の始まりは幸せな朝食から」というタイトルの回では、アリス手作りのグラノーラやフルーツコンポート、ジャムなどを紹介していた。
こんな美しい朝ご飯が用意される。
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グラノーラとフルーツコンポート |
う~ん、やっぱりその家独自の、愛情溢れた朝ご飯が大事なのだと思った。
私の場合、グラノーラやミューズリーではホントは嫌なんだ。
食事には、しょっぱいものが食べたいのね、きっと。
DVD出ているけれど高いから、とりあえず、いつでも綺麗な写真が見られるように、アリス・ウォータース関連本が欲しい。
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アリスのおいしい革命 [大型本]
アリス ウォータース (著), NHKエンタープライズ取材班 (著) Alice Waters (原著)
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そして私も、いつかもっと野菜作りに身を入れて、自分で作ったものを食べたい。
いつか?
勿論、今すぐやりたいけれど、土作りや日々の手入れは、とても今は出来ないのよ。
・・・と言い訳してばかりで放ったらかしだったのに、綺麗に咲いてくれた鉢植えの木バラだ。
私は、中輪の八重咲きのバラが一番好きだな。
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庭の木バラ May. 14, 2014
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今はこんなに綺麗だけれど、去年は葉っぱが一枚も無くなる位に虫に食われ、黒星病にもウドンコ病にもやられてしまった。
今年はどう対処すれば良いのだろう。
頭が痛い。
バラだけは、病虫害が多くて消毒なしでは育てられないと言うのだ。
高温多湿な日本では、バラにとっては厳しいのだろうな。
そしてこの季節、既に虫も勢いづいている。
これからの季節、虫に餌やりしているような気分になるよ、うちのガーデニングときたら。 |
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