2014年7月22日 火曜日 (禁煙695日目)
関東でも梅雨明け宣言が出た。
良く晴れて暑くなる。
一昨日、妹と電話で話した後で妹が倒れた事を知った。
と言っても、昨日電話した時には妹が出て、休んでいるから大丈夫だと言っているのだけれど、何も食べられないと言うし、一人暮らしだし、心配でならない。
妹はかつても意識を失って通れ、倒れた時にどこかでぶつけたのか、膝の靱帯を切ったり顔を打ったりしたのだ。
今回も目の下と額に怪我をしたらしい。
何のせいで倒れるのか、前の時も脳波の検査もしたし、貧血の検査や治療もした事があるけど、原因は解らないのだと言う。
脳梗塞とか、そういうものではないらしいのだが、母が突然死した原因も良く解らないままだし(おそらく血栓が飛んだものと推測しているのだけれど)、妹が死んでしまったらどうすれば良いのだ、私は。
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ルス バッカねえ、ママったら
Jul. 22, 2014
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ルス そんなに簡単に死なないわよ
Jul. 22, 2014
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ルス 勿論アタシだって・・・
Jul. 22, 2014
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連休明けの今日、妹は出社出来る程に回復しただろうか。
携帯メールはPCのメールを受信拒否しているので(そろそろ私のアドレスだけ例外に設定してよね)、会社のアドレスにメールしてみたのだが、昼まで待っても返事が無い。
携帯に電話してみるが出ない。
もしや、あれからまた倒れて、一人で死んでいるんじゃないだろうか。
母は「じゃあ、また明日ね~」と元気に言っていたのに、その数時間後には死んでいた。
倒れた後で具合が悪くて3連休の最終日はご飯も食べられずに臥せっていた妹が死んでいる可能性の方が、あの日母が死ぬ可能性よりずっと高い・・・と私が考えても無理はない。
流石に心配になって、会社に電話してしまった。
電話に出た女性社員はとても感じが良くて、出社していらっしゃいますが、お昼休みで別室にいらっしゃいます・・・と教えてくれた。
それなら良いんです、姉から電話があった事だけ伝えて下さいと言って電話を切った。
仕事中の人に妹を読んで貰ったり、私用で会社の電話の回線を塞いでしまうのは気が退けるからね。
夕方、妹からメールの返事が届いていた。
お姉やん、心配かけてごめんね!
会社に出たら最後、連休明けの仕事に追われてメールも気が付かなかったよ。
でも段々回復して来たから大丈夫だよ。
突然に原因も分からず具合が悪くなるのは不安だけど、生まれてこの方 虚弱体質な上にもう年なんだから油断したり不摂生をしないで、ちゃんと自重しろよという事だよね。
でもさ、倒れた後、ベッドに横になりながら
「皆に可愛がられて、好きなように生きて、欲しい物も買って、何も悔いはないなぁ・・・」
と思ったりしたよ。
10年先か20年先か分からないけど、これで最後という時にもそう思えると思うよ。
おかげさまで、***(妹の呼び名)は幸せな人生だよ。
お姉やんはそんなこと言うのは縁起でもないと言うだろうけど、お互いにいつ何があるか分からないからね。
***がそう思っていたという事は知っておいてね!
お姉やんもお大事にね!
***より |
妹にも、私の「エンドノート」の在り処を伝えておかなければいけない。
誰が一番先に死ぬのか、私が死ぬ時にこうちゃんはまだ生きていてくれるのか、妹が私より先に死んでしまうのか、それは誰にも解らないし、誰が一番先でもおかしくないのだ。
父が死に、母が死に、ミュウから始まり大事な我が子同様の猫たちが次々と死に、これからも死と向き合い続けなければならず、「死」というものを考えない日は無い位、まるで「死」にとり憑かれたかのような私の日々だ。
だけど別に暗くなっている訳じゃない。
そうそう明るい気持ちにもなれないけれど、絶望している訳でも、死にたいと願っている訳でもない。
むしろ逆だ。
うんと長生きしたいよ、食べて寝て猫にご飯がやれてトイレ掃除出来るだけで良いから。
縁起でもないからと言って、「死」を身近なものとして常日頃から話題にしていないと、後で困る事にもなり得る。
自分の死後の事を考えておかずに、子供たちが財産分けで揉めたり、隠し子や隠し負債が出て来たり、とんでもない事が起きないとは限らないのだ。
幸い私には子供は居ないけれど、それだけに後始末に関してはきちんとしておかないと、困った事になる。
妹にも、どんな風にして欲しいか、良く聞いておこう。
出来れば書き残しておくよう伝えよう。
出来る事なら、猫たちを全員見送った後で、この家と荷物は全て片付けて、妹の家の一角に小さな小屋でも建てさせて貰い、そこで三人寄り添って老後を過ごす事が理想的なんだけど。
そしたら毎日、妹にご飯を炊くってあげるよ、ママの代りに。 |
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