2015年1月26日 月曜日 |
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晴れて暖かい。
明日までは暖かいと言う。
そして水曜日あたりから、強い寒冷前線がやって来て、関東地方の平野部でも雪になるかも知れないと言うのだ。
ああ・・・もう!
冬は長過ぎるよ。
などと横浜ごときで言っていては叱られるかも知れないけど、意外に積雪するのだ、乾燥地帯だった故郷の群馬と比べてると。
群馬ったって、豪雪地帯に近い場所もあるけどね、私の生まれ故郷は全然。
赤城山の南面は、からっ風は強くても雪は殆ど降らない。
私が故郷を離れて38年も経つから、その後気候変動があって今では雪が多い・・・なんて事になっていたらゴメンナサイ。
無いとは思うけど。
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イオ 眩しいとは
Jan. 26, 2015
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イオ お日様よりアタシの方ばい
Jan. 26, 2015
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イオ そうやろう?
Jan. 26, 2015
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はい、そうです、イオ様。
サビ猫は本当にお日様が似合う。
陽射しの中で輝くサビ猫は、やっぱり宝石のようだ。
私も生まれ変わる時は、サビ猫がいいなあ・・・
だって茶トラじゃ、サビにも三毛にもいじめられちゃうもん。
ああ、今日のお昼も地味ですね。
でも美味しいんです、キャベツたっぷりのペペロンチーノ。
オイルサーディンも加えてみました、崩れちゃってますけど。
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キャベツとサーディンのペペロンチーノ Jan. 26, 2015
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キャベツが甘くて、大量に入れたけど火が通るとしんなりして、生よりたくさん食べられます。
サーディン使ったのなら、レモン汁でも掛ければ良かった・・・と今頃気づいた。
次からはそうしよう。
或いはレモンを丸ごと冷凍してあるので、それをすりおろして掛ければ良いのだ。
そうだ、そうだ、そうしよう。
この数日、改めて認識した事がある。
それは、日本は戦争放棄している事、その精神を国民一人一人がもっと厳しく戒めとしなければならないのではないかという事だ。
先の戦争は私達の世代が直接関わって犯した戦争ではないにしても、また日本だって大変な被害を被ったにしても、日本軍に酷い目に遭った国の人達は、過去の事として日本を許してなどいない。
だとしたら、私達は侵略の罪を犯し戦争に負けた国の子孫として、責任を負い続けなければならないのかも知れないと近頃思うようになった。
それはいかにも理不尽な罪滅ぼしのように思わないでもないが、その位いつも、いつまでも自戒・自重していないと、私達は失敗の歴史に学ぼうとせず、同じ過ちを犯す愚かな生き物なのだ。
過去の歴史を見れば明らかではないか。
ドイツがベルリン市内の一等地(ポツダム広場、ブランデンブルグ門の目と鼻の先、日本で言えば東京駅丸の内口といったところだろうか)に自分たちが虐殺したユダヤ人の名前を刻んだ石碑を林のように建てている事を、前日初めてテレビ番組の画面で見た。
「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑(Denkmal fuer die ermordeten Juden Europas)」、通称「ホロコースト記念碑」である。
地下にはホロコーストに関する情報センターがあり、イスラエルの記念館ヤド・ヴァシェムが提供したホロコースト犠牲者の氏名や資料などが展示されている。
また、以前にも何度か書いたけれど、ベルリン・グリューネバルト駅17番ホームに埋め込んだプレートには、ナチスドイツが収容所に送ったユダヤ人の数、列車が出発した日時、目的地が刻まれている。
今では電車が発着するホームとしては使われておらず、ホームの橋から端までびっしりと埋め込まれたこのプレートが慰霊碑として、祈念ホームとして存在しているのだ。
もう国外に旅行する事は叶わないだろうけど、もし行けるような子血とがあれば、一番訪れてみたい場所かも知れない。
このような自国の負の遺産も、直接関わっていない後の世代にまでちゃんと伝えていく姿勢は、物凄く大事だろうと思う。
お国の為に戦って命を落とした英霊たちにも、心から感謝したいけれど、日本が犠牲にした外国の人達の存在を、私達は学校の授業では殆ど教えられる事はなかった。
私達が今豊かに平和にしていられるのは、過去に多くの犠牲があっての事なのだと、考える機会が殆ど無かった。
スカイツリーも東京五輪も結構だけど、自国の経済繁栄ばかり追い掛けていたら、いつか抜き差しならないところに行き詰まって、日本は再び世界中から敵と看做されても仕方ない。
食べて行けるだけじゃダメですか?
日本人と言ったら、真面目で努力家で器用なだけじゃない。
欲深い日本人。
目先の利益で簡単に流される日本人。
世界のリーダーたり得ないプライドの無い日本人。
私達はそういう情けない国民性も実はペースにあるのだという事を肝に銘じた上で、どうあるべきか、どう生きたいのかを考え、理想としての自分を実現して行く必要がある。
かつては外国に褒められた(?)「恥の文化」を、日本人は、いや、武士道精神は持っていたはずじゃないか。
物質の豊かさばかりを追い求めて、努力や忍耐を嫌い、コツコツと地道に働く事が出来ない子供たちを育ててしまったら、日本人の誇りなど全滅し、どこかの大国の属国として奴隷化して方が相応しいという事になるよ。
ゆめゆめ、日本人が外国の紛争地域でビジネスにするなどという事をすべきではない。
殺害された人はさぞ無念で恐ろしかったと思うけれど、そのご家族の気持ちを思うと堪らない。
老いたお父さんの談話が流れ、謝罪と感謝の気持ちを表す事を忘れず、そして息子を「抱きしめてやりたい」と言っていた。
親が子を想う気持ちは、私が想像するより遥かに強いものだろうという事だけは解る。
子を失う親の気持ちは痛ましく、他人の私まで切ない。
どうか後藤健二さんが無事で、妻子やお母さんの待つ日本に戻れますように。
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