2015年2月15日 日曜日 |
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一日中、北風が強くて寒い。
時々、サッシの窓が「ドン!」と突風で鳴る位、凄い風が吹いている。
北国では大荒れのようだが、この辺りではまだ雪が降らないだけ助かっている。
一日も雪掻きが欠かせないとテレビのインタビューで答えていた男性は、見た限りでは70歳も大分過ぎているようだった。
本当に大変だと思う。
ああ、でも他人事ではない。
あと10年もすれば、私達だって立派に老夫婦だ。
雪掻きだって高所の作業だって、段違いに辛くなるだろうな、今ですら大変だけど。
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テト 高い所なら僕にお任せ下さい
Feb. 15, 2015
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テト 出来れば僕はずっと高い所に居たいんだ
Feb. 15, 2015
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テト 下にはじゃじゃ馬ナムちゃんも居るし
Feb. 15, 2015
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ナム なんですってえ?
Feb. 15, 2015
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まあまあナムちゃん、折角の美少女が台無しですよ。
でもナムはスゴんで見せても可愛いねえ。
きっと神様は、苦労したナムに特別な贈り物をしてくれたんだね。
美内すずえの漫画のヒロインみたいだものね、顔だけは。
美内すずえと言ったら、私的には、「白い影法師」だな。
高校生の時に授業中に読んでいて、あまりに恐くて「ヒッ」と声を出してしまった読み切りの作品だ。
漫画の中、主人公が学校の教室で、授業中に机の下に気配を感じて見下ろすと
膝の上に手が置かれているのが見えて、そこでそのページは終わる。
そしてページをめくると、いきなりこれがどアップで出る。
死んだ女の子の亡霊が、ヒロインの膝に手を置いて見上げていたのでした。
まさに私は授業中、机の下で膝に漫画雑誌を置いて読んでいたのです。
こういう展開だとは思わず、ページをめくると、いきなりこの絵だ。
そりゃあ声を出してしまうよ、私は割と落ち着きのあるタイプの女子高生だったけど。
先生に「どうしました?」と聞かれた。
何と言って誤魔化したのか覚えていないんだけど。
しかし普通は、美内すずえと言ったら「ガラスの仮面」が圧倒的に有名なんだろうけどね、実は私は読んだ事が無いのです。
きっともう年齢的に、少女漫画から離れていた頃に連載スタートしたのではないかと思う。
ほら、おめめパッチリでナムのようだ。
それとも更にぐっと古い話になるけど、水野英子の漫画かな。
私が小学校1年の時、本屋に予約しておいて買ったのを覚えている。
このストーリーは殆ど【麗しのサブリナ】だ。
でも6歳だった私は映画【麗しのサブリナ】をまだ知らず、洒落たお話だと感じて夢中になった。
少女マンガの黎明期を支えた重鎮でしたね、水野英子。
いかにも漫画といった絵ですが、50年も昔には、本当に画期的にチャーミングな絵でした。
私はこの人の作品では、あすなひろしとの合作【オンディーヌ】や、当時珍しいスペインが舞台という【グラナダの聖母】なんかが好きで、聖母マリアに扮したヒロインの絵をよく模写したものだった。
あの時のマリアの絵はとても上手に(つまり原画そっくりに)描けて、早く母に見せたくて入浴中の母に見せて、上手に描けたねと褒められたのを良く覚えている。
あの頃、模写したのは水野英子の【グラナダの聖母】と、楳図かずおの【ママがこわい】のヘビ女、それから手塚治虫の【リボンの騎士】だった。
ヘビ女って、こういうヤツです。
ああ、懐かしい。
因みにこの【ママがこわい】を一人で留守番しながら読んでいて、ホントに恐くて、しかも自分の母親も当時とても恐くて、もしやうちのママはヘビ女じゃないだろうか?と思った事もあったのです。
だってホラ、小学校1年生のアホだから・・・
今にして思えば、母はマドンナ(聖母)でしたよ、ヘビ女なんかじゃなくて。
ちゃんと「有り難う」と伝えたかった。
あっちで会えるかな。
必ず会えると信じてる。
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