2015年2月20日 金曜日 |
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今日も眩しい位に良く晴れた。
庭にも、リンゴを食べに野鳥が入れ替り立ち替わりやって来ている。
もっとリンゴ買って来なきゃ。
ルスは外が見える出窓が良いのか、ヒーターの前のシエスタに入れてやっても、自分で出窓まで行って寝ている。
カワムラさんが最期の時を過ごした、庭が見えて陽射しの入る特等席だ。
出窓までの道のりは、少しずつの段差を上がれば済むので、緩やかに上るスロープを行くような感じで行けるから、具合の悪い子でも行けてしまうという点が、良くもあり悪くもあり・・・。
いや、きっと良い事なんだ。
猫は行きたい場所に行く。
今の自分にとって最も快適な場所を、いつだって猫はちゃんと知っているから。
だけど母親(のつもり)としては、窓際は外の冷気が伝わるから、それだけが心配なんだ。
なので、出窓一帯を厳重に暖かく、柔らかく整えておいた。
何しろ2間も幅のある出窓だけに、全体をカバーしようとすると苦労するわ。
長いマットとシエスタを並べ、シエスタには毛布を何枚か入れておく。
リマがルスと一緒にひとつのベッドに入り、仲良しのお姉ちゃんに寄り添ってやっている。
やっぱり姉妹だねえ。
二人ともカワムラさんに育てて貰った仔猫たちだものね、家族としての絆がとても強いんだよね。
そこにテトが小さな仔猫で加わった頃までは、本当に濃縮された家族だったね。
それに比べて、2階は今では3匹しか居ないうのに、どうして気持ちがバラバラなんだろう。
我が強くなり過ぎたのかな、擬人化して来るにつれ、どんどんと。
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アンダ なに?アンちゃんのせいじゃないよ
Feb. 20, 2015
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アンダ アンちゃんはいつだって猫も人も好きだもん
Feb. 20, 2015
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アンダ 空気も猫の心も読まないけどさ~
Feb. 20, 2015
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そうだね、アンちゃん。
だけどそういうところが、無邪気で可愛いんだよね。
じゃぁ、ジャムやゴマが無邪気で無いから可愛くないかと言えば、決してそんな事は無い。
複雑で拗ね坊でも、それはまたそういうところが可愛い。
ただの個性の違いであって、どちらが可愛いとか、どうだから可愛くないという事は無いのだとつくづく思う。
親(のつもり)だもの、私達は。
どんな子だって、等しく可愛いに決まってる。
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ジャム でもジャムが一番じゃなきゃヤだ
Feb. 20, 2015
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そういう気持ちも解る。
ママだって昔は子供だった事があるから。
だから頭が良くて多少捻くれていようが、試すような事をしようが、どうして良いか解らないような悶々とした想いだとか、やむにやまれない焦れた気持ちなんだって事は理解してるよ。
だから心配は要らない。
どんな子でも可愛い。
ましてやジャムのような可愛い子が可愛いのはアタリマエ~。
ゴマは、容態が安定しているとは言え、ゴールラインに一番近い所に居る事は確かだ。
ただ、どういうスピードでゴールまで到達するのか、それだけの問題なのだろう。
もっと後ろに控えているのに、物凄いスピードで追い抜いてゴールしてしまう子もいるって事を、何度も味わって来た。
ゴマは今日も食べて、寝て、ご飯や水に足を突っ込んで、徘徊したついでにジャムの水をひっくり返してジャムのご飯を水浸しにして、トイレの外のシーツでオシッコもウンコもした。
お見事!
全部こなしたね、ゴマのスケジュール。
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ゴマ そうよ、毎日大変なのよ
Feb. 20, 2015
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ゴマ ここはアタシの楽園(テーブル)なのよ
Feb. 20, 2015
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ゴマ 雲上人(猫だけど)だからね
Feb. 20, 2015
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写真に撮って見ると、随分と毛がボサボサしている。
そしてすっかり痩せてしまっているのも解る。
吐いたり、痛みで悶えたり、ウンコするのに気張ったりすると、後ろ足で踏ん張り切れずにひっくり返ってしまう。
だからゴマが目覚めている時は付きっきりでいないと、どうひっくり返るか解らなくて危険なんだ。
ウンコの上にひっくり返る。
水容器をひっくり返しながら自分もひっくり返って、床も自分も水浸しにする。
その程度なら、まだ直ぐに対処すれば良い。
困るのは、ひっくり返りながらもまだ悶え続けてテーブルから落ちる・・・そういう可能性を全て潰しておきたい。
折角の雲の上のお城だ、危険を排除してただ快適であって欲しい。
かと言ってケージに閉じ込められるゴマじゃない。
その時は、もう自力で身動き出来ない時だろうから・・・
ルスには、日に何度となくシリンジで、ほんの少しずつ舐めさせるようにして水を飲ませ、ドライの粒を呑み込ませる。
ハイポの現役と薬を飲ませる。
気のせいじゃ無く、少し眼差しがしっかりしたような気がする。
しっかり、しっかり・・・と背中をなでると、いつものような可愛い鼻に掛った声で鳴いてみせた。
よし、少し力が出て来たかな。
頑張ろうね、一緒に。
毎年、うちの庭からこぼれた種で公園の花壇に咲いていたノースポール。
昨年の公園の草刈りはやり方が乱暴で、ノースポールは全滅したようだった。
それが今日、1輪だけ咲いているのを発見した。
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こぼれ種で咲いたノースポール Feb. 20, 2015
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公園の草刈りは、業者は機械でバリバリ滅茶苦茶に、まさに殲滅作戦のようにして、「やった」形跡だけをしっかり残して行く。
造園業者なのに、草木に愛情の欠片も無いようにしか見えない。
ただ、仕事だから仕方無くやってている・・・そういう感じにしか見えない。
それは公園管理をしている土木事務所にも言える事だけど、さんざん話し合いをしても無駄だったのだから、たまたま横浜市という血の通わない、市民の幸せを願っていない行政下で暮らす不運だと思うしか無い。
残念だけど、私が諦めが悪いだけで、みんなとっくにそんな事知っていて、とっくに諦めているのかも知れない。
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