| 2015年5月1日 金曜日 |
 |
朝、起きたら、瞼がやけに重たい。
重たくてちゃんと開かない。
鏡を見ると、お岩さんが映っていた。
ああ、こんな事になったのは実に久し振りだ。
いわゆる「ものもらい」だろうか。
擦り過ぎて黴菌が入ったのかな。
赤黒く瞼が腫れて、眼球を１/３くらい隠している。
膿や目やには出ていない。
結末結石の時のように痛くて一瞬も我慢出来ないような事は無く、居た痒さと、腫れて目が開かず気持ち悪いだけだ。
しかし、これは病院行きかなあ・・・でも行きたくないよ、眼科は特に混んでいて、一日がかりになってしまうし・・・と考える。
今はそんな時間は取れない。
５月は１２日に、定期検診の予約が取れているのだ。
その時には内科の他、眼科の検査もある。
それまで何とか凌げたら・・・と思い、ホウ酸で洗ってみている。
昔は、この方法でものもらいを治したのだ。
ものもらい程度でいちいち眼科になど行った事はなかった。
そもそも「ものもらい」とは言わなかった。
私の故郷では、「目かいご」と言ったのだ。
半日ほどで腫れは引いてきた。
まだ赤味は残っているし、何しろ痒い。
手で擦らないように気をつけながら、時々ホウ酸水で目を洗い、今日は外に出ないようにしよう。
因みにホウ酸の毒性に関しては、こちらに詳しくありました。
目を洗う程度では全く問題ありませんので、ゴキブリや細菌が死ぬような毒なのに良くないとか、どうか御心配下さいませぬよう。
 |
テト ゴキブリも恐いけど
May. 1, 2015
|
 |
テト ナムちゃんも恐いよ
May. 1, 2015
|
 |
テト 僕の永久楽土はどこにある？
May. 1, 2015
|
 |
テト じいちゃ～ん、ルスママ～！
May. 1, 2015
|
いいえ、テト君、
君の永久楽土は、今はまだここですからね。
いつかテト君もママも、リマねえちゃんもパパも、みんなカワムラさんやルッちゃんの待つあっちに行けるから。
その時を楽しみに、今は今で精一杯生きるしかないのよ。
うん、ルスが私の耳元でそう言ってるような気がするよ。
「めかいご」で、すっかり群馬弁が懐かしくなった。
以前にも色々と書いたけど。
最近、思い出して良く使っているのが「ウンコ出たい」という言い方。
「ウンコしたい」ではないのだ。
ウンコしたいと言うと、便意があるのでどこか適切な場所で「排便したい」という、そのカッコ書きされた部分だけを言う感じだけど、「ウンコ出たい」と言うと、便意がある事そのものを意味する。
だから毎日「ゴマちぉん、ウンコ出たくないの？」と、他所の地方の人が聞いたら違和感があるような言い方をするのだ。
ウンコで話を繋ぐと、「ウンコもったい」とも言っていたね、確か。
これも便意がある事を言うが、もう少し差し迫った感じが出せる表現だ。
「もったい」とは、「漏れたい」の訛なのだろうが、これも「ウンコ出たい」と同じく、ウンコさんご自身が「出たい」とか「漏れたい」と思っているのではなく。あくまでも排泄欲を感じている本人が、あたかもうんこであるような言い方で面白い。
「もったい」は「むったい」とも言っていたような気がする。
勿論、いい大人が人前で言うような事ではありません。
それはお国訛だろうと標準語だろうと同じ事情であって、群馬県人は平気で「ウンコが出そうよ」などと言うという事ではないのです。
シチュエーションとして葉、子供が無邪気に「ママ～、ウンコむったい」と言ったものなのです。
ひの手の主語が人間であるのに、モノの方を主格にしているような表現は、独特で面白い。
スペイン語でも、「皿を落として割ってしまった」と言うべきところを「皿が落ちた」「皿が割れた」と言う。
初めそれを聞いた時、「違うだろう、お前が落として割ったんだろうよ」と思ったものだけど、言っても詮無い事だ。
主語を「私」にはしないのだ。
あくまでも「皿が落ちた」のであり、「皿が割れた」のである。
さあ、ゴマは立派なウンコが゜出たけど、ジャムは「ウンコ出たく」ないの？
みんなが無事にウンコしてくれないと、ママは買い物に出られないよ。
ウンコが出たり、買い物に出たり、色々と出る事が多くて忙しいよ。
また「立ち飲みバル」ごっこでもしないと、やってらんないよ。
毎日、色々とバルのメニューを考えていると結構楽しいし、何たって酒の肴は美味しい。
この季節だし、一度はカツオのたたきもしたいね。
新玉葱をたっぷり使ってサラダ仕立てにしよう。
タコやトマトのマリネも作っておけば、皿に盛るだけで済む。
よし、明日もゴマのウンコが出たら、恐ろしい顔のオバさんがレジを打つ店で買い出しだ！
|
|
|
|
 |
|
|
|
|
