2015年7月17日 金曜日 |
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午前11時、デンちゃん永眠。
苦しんだ様子は無く、昨晩から昏睡したまま、ひっそりと息をするのを止めた。
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デンちゃん 在りし日に
Jul. 17, 2015
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おやすみ、私たちの愛しいデンちゃん。
最期まで人間には心を許さなかったけれど、猫たちとは誰とでも仲良く出来た。
野良時代、シロちゃんを親のように慕ってびったり寄り添っていたデンちゃん。
シロちゃんが先に家猫にされてしまって一人になって、寂しかったね。
どこからか小さな人形を拾って来て自分のオモチャにしていたっけね、デンちゃん。
窓越しに家の中の猫に甘えて、お腹を見せていたデンちゃん。
猫となら誰とでも仲良く出来て、本当に助かったよ、デンちゃん。
一度もまともに触れた事は無かったけれど、家の子として何年か平和に元気に暮らし、お別れが予想以上に早かったものの、穏やかに過ごさせて無事見送ってやれた。
それを喜びとするしかない。
うちの子に出来て良かった!
そして最期、あまり苦しまなくて良かった。
いや、猫自身は本当は苦しいのかも知れないけれど、もがき苦しまずに静かに息を引き取る場合と、アインのようにのたうちまわって激しく苦しまないと逝けないケースとがある。
その病気や症状次第だけどね。
当然、苦しむ様子を見ているのはこちらも苦しく辛い。
だからこう言うべきかな、愛する猫の苦しむ様子を見続けるという苦しみが若干でも小さくて済む最期で、飼い主にとっては良かったと。
回りくどいけど、そういう事だ。
私達の子供になってくれて、有り難うデンちゃん。
君を捕獲出来た時、本当に嬉しかったよ。
シロちゃんやデンちゃんのケースがあったから、野良猫を去勢してリリースする事が躊躇われるようになった。
必ず情が移ってしまい、再度、ひどく苦労して捕獲し、結局は家の猫にするのだから。
今追い掛けている野良猫にしてもそうだ。
だけど全てがそう遠くない日に終わる。
私もこうちゃんも必ず死ぬ。
それまでに猫たちも全員、無事に見送ってやろう。
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ジニー キジ白仲間が天に召されたのかにゃ?
Jul. 17, 2015
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ジニー ジニたんもいつか行くところだにゃあ
Jul. 17, 2015
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ジニー だから悲しまないでにゃ
Jul. 17, 2015
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そうだね、ジニたん。
ジニたんも猫が好きだね。
デンちゃんもそうだったんだよ。
こっちの世界では同じ部屋にならなかったけど、あっちの世界ではみんな一緒に居よう。
それにつけても、どういう訳か、うちの家庭内野良気質の猫たちは猫同士が仲良しだ。
それに比べて、人間大好きでベタベタのくせに猫が嫌いという連中が居て、それが困ったちゃんなんだな。
ジャムでしょ、ガラでしょ、フレアでしょ・・・
それでもあっちの世界に行ったら、みんなで「おしくらまんじゅう」して、グルグル回っているうちにバターになっちゃうんだからね。
覚悟しなさいよ、みんなで一塊りのバターだよ。
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