2015年8月1日 土曜日 |
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8月になった。
今日も猛暑。
「今日も」どころか、今日が一番暑かったかも知れない。
暑い、暑いと言っても仕方ないのだし、暑苦しいから「暑い」と言いたくないんだけど、気を抜いていると一日に何度も言ってしまう。
いや、私もこうちゃんも、もっと気を抜いた方が良いのだ。
ずっと緊張して生きて来た。
リラックスなど無縁だった。
歳をとったら気を抜こう。
しかし油断していてはいけない。
猫たちに向けてのアンテナは24時間体制で張り巡らせていないと、いつ何が起きてもおかしくない。
病気の因子を持った年寄り猫ばかりなのだ。
後で悔いるものが少なくて済むよう、猫に関してだけは張りつめていよう。
後の事は、もう、気を抜いて手を抜いて、ダラダラのヨレヨレよ。
スミマセン、色々と不義理ばかりで。
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ナム ダメじゃん、ダラダラしてたら
Aug. 1, 2015
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ナム アタシなんかいっつも緊張・・・フ、フッガ~
Aug. 1, 2015
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ナム 何よ、緊張の欠伸よ、これから気張るウォームアップよ
Aug. 1, 2015
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そうなんだよね。
脳が酸欠で、これから頑張る為の欠伸が出るんだよね。
解る、わかる。
今年も遂に保冷剤をあてつつ、左手に団扇を持って仕事をしている。
PCに団扇・・・何と日本的な光景だろう。
でも左手が使えないと、まともに仕事にならない。
そうだ、思い出した。
以前、左手の指が虚血して赤黒くなり、痛みが激しくてキイボードが打てなかったっけね。
紙製の指サックを作って、それをはめて何とかキイを打っていたんだ。
虚血の原因は、左の鎖骨下動脈の閉塞によるものらしく、その後、細いバイパスが出来たのか、血流は大分改善されたようだ。
指先の色も普通になり、痛みもなくなった。
但し、左の手首では相変わらず脈がとれないし、左腕で図ると血圧が「測定不能です」と出る事もある。
気を付けよう、特に暑いこの季節。
血がドロドロにならないように、思いつくことは全部努力目標として。
家の中で熱中症になるケースが一番多いのだそうだし、歳を取るに従い暑さを感じ難くなると言うから、よほど気を付けていないと「まさか自分は大丈夫」と言っていては危険なんだ。
こうちゃん、かつてミヨコさんの留守宅で掃除していて、水分だけは摂っていたにも拘わらず熱中症になって、その後かなり長い間具合が悪くて酷い目に遭ったんだ。
今は塩分とミネラルをチャージできるタブレットを欠かさないし、梅干しやらはつみつ漬レモンなども毎日食べさせている。
麦茶も毎日2リットル煮出して、何とか二人で飲み切る。
足りてるかな、その量で。
でもそうたくさんは飲めないんだよなあ・・・
炎天下での運動や作業などしないとしても、2階建ての2階部分は暑い。
勿論、冷房しているんだけど、2階はそれでも暑い。
毎年同じ事を言うようで気が引けるけど・・・。
2階とは違い、1階はどの部屋でもよく冷える。
なので猫たちは炬燵の中で過ごすとか、出窓のカーテンの向こう側で外を眺めながら冷気の通り道から逸れている。
夏は太陽の位置が高いので、窓辺とは言っても陽は当たらない。
カーテンに隠れるのも楽しいし、お外の景色は眺め放題・・・という特等席なのだ。
カワムラさんもルスも好きだったね、出窓。
ベッドやソファに掛けた毛布の下に潜って過ごす子たちも居る。
そうやって、それぞれの好みの温かさを得ているようだ。
何しろ広い部屋もあるので、しっかり冷房を効かさないと行き渡らない。
しっかり冷房を効かせて除湿し続けないと、日本の夏はもはや熱帯雨林の中にすいるようだ。
細菌の繁殖を増長させて、畢竟、猫トイレも臭ってくるし、ダニやカビの温床にもなる。
新築の家の畳は、留守中に閉め切っているとカビが生えてしまうそうだ。
それで留守中でも弱く冷房をして出掛けるのだと聞いた。
そうだろうな、私も昔、アパートで畳に青カビが生えたことがあったよ。
当時の私は今にも増して質素な学生だったから、6畳一間のアパートに冷房なんかなかった。
風呂は銭湯だし、固定電話なんか大学生の部屋には無いし、今の時代と違い携帯電話なんかその概念すらSF漫画の中にしか無かったよ。
だもの冷房なんかある訳ないし、そもそも今ほどは暑くなかった。
都心のアパートでも、耐え切れない程に暑い夜は数日程度だった。
ここに越して来た20数年前ですら、夜は冷房しないでも寝ていられたんだ。
それが今では全く無理。
確実に暑くなっているよね、日本の夏。
夜明けと共にジャムがベッドの毛布でオシッコし、洗濯の下洗いをしているとゴマがトイレに入ろうとしている。
慌てて駆けつけて抱き上げた途端にウンコ。
昨日の昼近くにしたのに、今回は24時間以内だった。
直後に床でしゃがみかけたのでまた慌ててトイレに入れると、直ぐにオシッコしてくれた。
何度入れてやってもしないで文句言いながら出てきてしまい、ちょっと目を離すと床やトイレの手前でしてしまう事が多い。
だから「出る」までは目が離せない。
トイレの手前でしてしまうケースは巷に多いようで、ゴマの場合は後ろ足が衰えているせいもあるのだろうけど、わざわざトイレの飛び散り防止の高いところを乗り越えて出て来る事もある位、本人のやる気は満々なのだ。
頭の機能も大分衰えていて、もはや「恍惚の人(猫)」なんだと思う。
あんなに好きだった私の膝の上に、落ち着いて抱かれていられない位、漂泊の思いやまず・・・って感じ。
狭い部屋の中限定ではあっても、まさに徘徊老人なのだ。
兎に角、本能のまま食べ、よたよたと歩き回り、おしっことウンコを出す事で精一杯の毎日だ。
でもゴマには私たちがいるからいいね。
私たちのいずれかは、いつか独居老人になり、寝たきりになったら垂れ流しだからね。
洗濯していると、今度は毛布でウンコしたジャム。
いいよ、いいよ、また洗うから。
オシッコよりはマシさ、下痢じゃない限りは。
やっと片付くと、アンちゃんがPCモニターのラックの上からゲロッパしながら駆け下りて来た。
被害を少しでも広範囲にする為に走りゲロしている訳ではないのだろうけど、ああ、もう・・・
キイボードカバーしていて良かった。
そうでなければ、キイの間にびつしり詰まってしまうところだった。
剣呑、剣呑。
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アンダ ゲロッパは得意技だよ
Aug. 1, 2015
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ジャム どこでしても良いんだ、ジャムだけは
Aug. 1, 2015
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だれが決めたの?
え?ジャムちゃん。
まったくもう、いつも洗い立ての毛布やシーツでウンコシッコ出来ていいね、ジャムは。
清潔好きなんだね、きっと。
お陰で私たちも清潔に過ごせるよ。
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