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2016年4月26日 火曜日 |
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良いお天気。
今日は母の命日だ。
あれから5年。
いわゆる「3.11」、東日本大震災の年だった。
実家にとんぼ帰りして、夜明け頃に日吉に戻って来た時、並木になっている八重桜が満開になっていた光景が蘇る。
現実を受け入れられない気分と夜明けの薄明りの中で咲いていた八重桜。
ああ、ここが自分の住む街なんだっけ・・・と思いながら、これは現実なのだと母の死を腑に落としていた。
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父と母に Apr. 26, 2016
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妹がお寺やお墓、法事、親戚や亡き父母の知人関係の事を一切合切やってくれていて、不詳の姉は相変わらず猫にかまけ、何一つ実家の役に立っていない。
こんな長女も、こんな妹もなかなか世の中にいないだろう。
ごめんね、妹、有り難う、妹。
夏日と言える程に暑くなった。
日傘を差して歯医者に行く。
今までお世話になっていた石原先生の病院ではなくて、初めて行く近くの歯科医院だ。
石原先生は日吉から小杉、そして学芸大の新しい病院・・・という具合にまた一層遠くなってしまって、もう追いかけられない。
しばらくは石原先生に診て戴く事を諦めるしかない。
また晴れてどこへでも行けるようになるという事は、猫たちがもういないという意味だから、それはそれで辛い状況だろうけど。
しかし初めての歯科医院も結構良かった。
これまでの治療歴と持病の事、薬のアレルギーの事などしっかり話を聞いてくれて、先生は30代の終わりか40歳くらいだろうか。
次は明後日。
実は抜歯なんだ。
下の親知らず抜いたら、上の親知らずがどんどん伸びて来ちゃって、歯茎は傷つけるわ、伸びて根元が出ちゃってるわ。
嫌だなあ・・・でも仕方ない、覚悟しよう。
歯医者までの道中のあちこちの家にも、歯科医院の前庭にも、つるバラやモッコウバラが咲き乱れ、町中にバラの香りが立ち込めていた。
毎日出掛けていたのに、今日初めてこんなに香った。
歩いていないと、車でサーッと通り過ぎては気づき難いからね、花の匂いなんて。
我が家のバラはどういう訳か(そういう種類なのかな)まだ咲かない。
毎年、他所の家のバラと比べて咲くのが遅いんだ、うちのつるバラ。
同じような白いバラが、歯医者のエントランスの塀に咲いていたのになあ。
アンちゃんはお婆ちゃんなのに、相変わらずぶっ飛んでます。
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アンダ アタシ、アンちゃんだもんね
Apr. 26, 2016
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アンダ お婆ちゃんなんかじゃないよ~だ
Apr. 26, 2016
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いいえ、アンちゃんはもうお婆ちゃんなんだから、少しは落ち着いて欲しいな、ママとしては。
走り回ってはお咳がコンコン出ちゃうんだから、心配でしょうがないよ。
どの子も、もう今以上に老いて欲しくない、死なないで欲しい。
勿論、私も今のままで生きていないと、みんなのお世話が出来ないけれど。
そして役立つこうちゃんもね。
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