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2016年5月16日 月曜日 |
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梅雨入りは近いのかな、薄曇りで湿度が高い。
まだ5月なんだから、爽やかに晴れてよね。
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イオ 1階は湿度低いわよ
May. 16, 2016
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イオ ママが2階の湿度上げてんじゃないの?
May. 16, 2016
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まあ、イオちゃんたら、言ってくれるじゃないのよ。
ママは温度は上げても湿度は上げられませんよ。
なんたって乾いてカサカサなんだから。
まだ整形外科に行けないでいる。
手首の痛みはどうにも我慢出来なくて、ここは一時しのぎだとしても患部にステロイド注射を・・・と思い詰める事もあるのだけれど、副作用が出る事もあると聞く。
それは腱そのものが委縮してしまう副作用だ。
それは困るな。
やっぱり注射に行くのはやめようか。
そんな迷いが出るのは痛みがややマシな時で、寝ている時にちょっと手首が動いても激しく痛む時など、朝になったら何が何でも整形外科に行くぞ!と思う。
それでも寝ていて使わずに安静にしていられる時間があると、痛みは楽になる。
それでまた、行きそびれる。
行きそびれているままの方が良いのか、どのみち根本治療は出来ないのだから。
根本的に解決するには、使わないようにするのが一番だという事は、腱鞘炎履歴が長いので良く解っている。
手首はドケルバン腱鞘炎、指は次々とバネ指・・・と、私の手はもはや全滅だ。
でも、何とかまだ使える。
そして使い続けるから良くならない。
歳をとると誰でもこうなのかな。
どうでしょう?
さて、流石の私も天婦羅は飽きました。
いや、飽きてはいないか。
揚げるのに飽きたふしはあるけれど。
いずれにせよ、油を摂り過ぎているという不安はあるので、今日はタラの芽を別の調理法で戴くことにした。
そうです、まだあるのです、お宝が。
という訳で、これはタラの芽の醤油味の焼きそば。
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タラの芽の焼きそば May. 16, 2016
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天婦羅よりも、タラの芽の仄かな苦みがそのまま味わえて美味しい。
タラの芽の他は、えのきと豚肉だ。
油で揚げると蕗の薹のようなかなり苦い山菜でさえ、殆ど苦みが感じられなくなってしまう。
しかしタラの芽のように、そもそも苦みと言ってもほんの微かな苦さでしかないその折角の味わいを、僅かでも薄めてしまっては勿体ない。
そっくりそのまま戴きたい。
よし、残りはさっと茹でて胡麻和えにしよう。
茹で過ぎは厳禁、そして水に晒すなどもってのほか。
団扇で扇いで冷ますのだ。
誰が扇ぐって、こうちゃんですけど。
だって私、腱鞘炎じゃん。
夜、もやしを茹でていた時、突然グラッと大きな揺れが続いた。
ガスの火を止め、突っ張り棒4本立てて転倒防止兼揺れ軽減対策をしている食器棚を、それでも心配になって押さえに掛かる。
こうちゃんも飛んで来て、やはり食器棚を押さえていた。
5年前の「3.11」よりは小さかったものの、結構大きな揺れだった。
棚の上の物が少し落ちたけど、壊れた物は無かった。
色々と策を講じたせいか食器棚の扉は開かなかったし、「3.11」のようにテレビが落ちたり、一番古い部屋の土壁が一面丸ごと落ちたりするようなもの凄い揺れではなかった。
だいいち今夜はあの繊細なジャムが怖がらなかったのには驚いた。
私達が二人とも部屋に居たせいもあるのだろうか。
あの日はパパもママも留守にしていて、ジャムには本当に心細い恐ろしい思いをさせてしまったね。
でもジャムだけだったんだよ、あれ程に怯えてトラウマが残ったのは。
うちには猫が一杯居るのに。
心配した妹から直ぐに電話が来た。
家中を見回り、落ちた物を元に戻し、そして少し茹で過ぎてしまったもやしを千切りにしたミョウガと共に中華風の和え物に仕上げた。
ちゃんとヒゲ根も取ったんだ、面倒だけど、美味しく食べたい一心で。
地震は怖い。
早く・・・と言ってもせいぜい10年後だろうけど、妹の家の空いている2階に引っ越したいと思う。
父が建てた家は重量鉄骨造で、地震で倒壊する心配は無い。
しかも町の地盤が固い岩盤で、揺れが極端に少ない。
そうでなくても、せめて晩年は妹と身近に暮らしたい。
こうちゃんと三人で。
妹は、お姉ちゃんが先に死んでも、こうちゃん一人でも越して来るように言っておいてね・・・と言ってくれる。
そうだ、そうすれば私も少しは安心して死ねる。
私が先に死ぬとは限らないけど、まあ保険みたいなもんだ。
20数年前、西新宿のマンションを引き払った時、仕事の都合さえなければ、地盤がヘナチョコの日吉の、しかも盛り土した傾斜地の古い木造の家なんかじゃなくて、頑丈な実家の方へ引っ越しておければ良かったんだ。
などと今だからそう思う訳で、あの時はあの時なりの最良の選択をしたはずだった。
そして選択は必ずしも常に正しかったとは言えない、人は道を誤る事もあるのだという事もつくづく思い知る。
しかし選択した道で精一杯やるしかないし、時には軌道修正を迫られる事だってある訳だ。
私はさっさと穴倉に落ち着いてしまいたい性格だから、決して根無し草の人生になるはずではなかったんだけど、結局ここにも根をおろせなかったなあ・・・
いよいよ軌道修正も何も出来ない程に老いさらばえてしまう前に、ささやかな夢が叶えられるようでありたい。
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