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2016年6月21日 火曜日 |
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朝から弱い雨が降り続く。
ひんやりと冷たい空気。
でも迷わず冷房を入れている。
湿度が高いから。
先日も言った通り、カビやダニ、細菌の繁殖を少しでも防ぎたいと思うから。
だけど冷えすぎないよう、それだけはマメに調整しなきゃ。
老猫が多い我が家は、みんな抵抗力が弱くなっているだろうから、寒く感じてしまうようではいけない。
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ナム そうよ、寒いのは罪よ
Jun. 21, 2016
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ナム 猫は暖かいのが好きなのよ
Jun. 21, 2016
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ナムちゃんは特に暖房好きだものね。
解ってるよ、寒くないように工夫しながら冷房するからね。
ママだって寒いと肩凝りして嫌だもん。
そしてもはや自分では移動出来ないゴマ、熱を自力で作り出す力が弱っているゴマには、特に環境の変動が無いようにしてやりたい。
だから、とても家を空けられない。
ほんの1時間でも、ゴマの容態がどう変化してしまうか解らない。
そういうところまで来てしまったようだ。
ゴマを思うと辛くて、あまり考えないようにしないと、どんどん気持ちが塞いでしまう。
泣いたりすると消耗するので、少し外に出て気晴らししたいとも思うのだけれど、ここでまたゴマを置いて行く事はしたくない。
また・・・と言うのは、ゴマがまだ野良猫だった頃、「また明日ね」と言っては毎日、連れ帰ってやれなかった事実がゴマとの関係のスタートだったからだ。
ゴマはいつも私を待っていてくれた。
ゴマは出会った時から、私に連れ帰って欲しかったのだと思う。
17年前の、まだ野良猫を保護するなど考えた事も無かった頃の私とゴマは出会ってしまったんだ。
あれからとても長い時間が経過して、もの凄くたくさんの事を経験した。
野良猫とも人とも、今からは考えられない程にたくさん関わって来た日々のスタートを切らせたのがゴマとの出会いだ。
今の私は、あの頃の私に向かって「どうして甘えてすがる1匹が連れ帰ってやれないんだ、しっかりしなさい」と言ってやりたいけれど、あの頃はあの頃の背景と私の未熟さがあった。
まさか17年後にはこんな状況になつていようとは、想像だにしなかった。
でも今だって悩みも多い弱い人間だ。
それでも自分には出来る事があると知っていて、その気にさえなれば出来ると解っている。
困難から逃げて悔やみ、弱い自分を克己出来ずに自分を許せない気持ちにになるなんてバカバカしい事は繰り返したくない。
この歳になると、そんな猶予はもう無いのだ。
苦しくて当たり前。
しっかりしろよ、私。
ゴマが全て、生き方のお手本を見せて来てくれたじゃないか。
ゴマに恥ずかしくないよう、ゴマが最期の時を安心して過ごせるよう、寄り添っていようと思う。
だけど辛いよね、何度経験しても。
苦しい時間はゆっくり過ぎる。
ゴマとの時間が長く感じられるのは、苦しいけれど有り難いのかも知れないな。
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