|
2016年7月26日 火曜日 |
|
レン永眠。
夜中近く、大好きなジニたんの後を追うように逝ってしまった。
勿論、耐え難く悲しくて辛い。
どれだけ泣かないといけないのか。
けれど、レンの死はとても自然な事のように受け入れている。
レンはこの1年ほど、大分衰弱していた。
だけど、ジニーが死ぬまではいつも通りに食べていた。
ジニーが死んで食べなくなり、ジニーが死んだ場所(炬燵の毛布の上)を選んだかのように横たわって1日半をじっとしたまま過ごし、静かに息をするのをやめた。
穏やかなレンらしく、穏やかな最期だった。
きっとジニーが一人では心細いと思って、ジニたんのナイト(騎士)のレンは急いで傍に行ったのだろう。
優しかったものね、レンは。
女の子に優しくて、みんなに好かれるハンサムボーイで、ちょっぴりナルシストだったレン。
画像はいずれも以前のもので、今年のレンではありません。
|
レン 僕に会いに来たのね
Jul. 26, 2016
|
|
レン 送って行こうか? Jul. 26, 2016
|
|
レン 壁ドンして欲しいの?
Jul. 26, 2016
|
|
レン ジニたん、今行くからね~
Jul. 26, 2016
|
いつもちょっと流し目で、ジゴロっぷりを発揮していたね、レン。
綺麗だったレン。
父は自分の1周忌の直後に母を迎えに来て、いきなりあっちに連れて行ってしまった。
多分、それは用意周到に家族を守って来た父が、娘たちに負担を掛けたくないという強い意志でやってのけた一種の奇跡なのだと思う。
母を失う悲しみは例えようのない特別な事だけど、父は母と2人で人生の美学を完成させたかったのだろう。
それは父と母の幸せだと考え、喜んであげよう。
レンはジニーに先立たれて、さぞかしショックを受けただろう。
でもやっぱりレンは優しかったね。
ジニたんを寂しい状態に残して行ったりせず、ちゃんと自分がジニたんを見送ってから直ぐにジニーの元へと旅立ったんだね。
こうちゃんも、自分が後に残って見送ってやると言ってくれている。
絶対にそうして欲しい。
私が残されるのは耐えられない。
いざとなれば耐えるしかないとしても、絶対に嫌だ。
こういう事態は予想していたのだ。
みんなの歳が同じ位なのだから、立て続けに死なれる事もあるだろうと。
数も多いし、命あるものが死ぬのは当然の事なのだけど、どうしてこんなに?と嘆きたくなるのは仕方ないよね。
ボクシングで言ったら、7ラウンドあたりで叩きのめされている感じだ。
でもまだノックアウトされる訳には行かない。
苦しいけど、倒れてしまう訳には行かないのだ。
12ラウンドの最後のゴングが鳴るまでは、せめて足を踏ん張って立っていなくちゃ。
でも確かに感じる。
また私達の身体の一部が死んだのだと。
ガラとリマはまだ生きています。
このまま奇跡が起きて、何事も無かったように生き続けて欲しい。
愚かだと思うけど、そう祈らずにはいられない。
|
|
|
|
|
|
|
|