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2016年9月3日 土曜日 |
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あっという間に、また土曜日。
「また土曜日」って何だ?
近頃、土曜日が私の1週間の始まりと言うか、ひと区切りとなっている感じだから、きっと無意識でそう言ったんだろう。
何故に土曜日が特別なのか。
それは、ドラマ「奇皇后」の再放送の日だからだ。
そんな程度の事が特別であるという事からも解るように、私の日常は本当にルーティーンだけで埋め尽くされている。
朝の8時半からたった1時間のドラマの再放送を見る為に、前日からぶっ続けで新しい1日を始めてしまう。
朝の膨大な猫家事や人間の朝食、庭の水やり、ゴミ出し、そして生計の為の仕事もある程度は済ませておかないと、落ち着いてドラマなど観ていられないからだ。
仮眠は、もしかしたら夕方にならないと出来ないかも知れない。
いつもと違うスケジュールを1時間入れるという事は、覚悟が要る事なんだな。
他の日だって、そりゃあ判で押したような日々ではあるのだけど、具合の悪い子たちの24時間見守りをしているので、とりわけ夜中はどちらか必ず起きている。
大抵は私が夜中を担当し、夜明け少し前の暗いうちにこうちゃんが起き、そしたら交代で私が寝る。
もうずっと、こういうパターンだ。
若い頃は、多くても1日4時間睡眠が普通だったし、誰かの強制給餌や排せつ介助などの介護がある時は、連続して寝られるのは1時間がせいぜい。
そして可能な時にまた30分くらいずつ寝るという生活が何年も続いた。
今は、流石にそれでは疲労が回復しない。
ゴマが死んでからここしばらくは、3~4時間は連続して寝られる。
すると、疲れの取れ方が全然違う事に気付く。
人間、寝ないとダメだとつくづく思う。
だけど土曜日だけは、そうも行かない。
下手をすると完徹で、後で1時間くらい昼寝するだけで終わってしまう。
そうまでして観たいのか、「奇皇后」。
う~ん、再放送だけど、やっぱり面白いしなあ・・・。
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ナム テレビなんか観てないで
Sep. 3, 2016
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ナム アタシを見て、見て
Sep. 3, 2016
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ナム お爪は切っちゃダメよ
Sep. 3, 2016
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何言ってんですか、ナムちゃん。
そういう事を言っていると、また痛い目に遭うんですよ。
毎週、お爪チェックは2回ずつしましょうね。
ママだって嫌なのよ、抵抗する子たちのお爪切りは。
それにさぁ、せめてドラマのひとつ位、ゆっくり見させてよね。
他のドラマは、日本のドラマであれ韓国ドラマであれ、殆ど見ないんだから。
あ、「ワンス・アポン・ア・タイム」は一応見ているけどね。
でも、内容はどんどん面白くなくなってきているから、仕事しながらたまに画面除く程度で、あとは片耳で聞いているという程度だな。
このドラマ、後付けで幾らでも物語の過去の部分を膨らませ、打ち切りにならない限り、脚本はいつまでだって続けるつもりだろう。
ご都合主義に何でもアリだから、きっと死んだ「ニール」も「コーラ」も「ピーターパン」も生き返るんじゃないの?
あまりの都合の良い展開に「何だ、それは」とケチをつけながら、毎週水曜日の午後11時15分になると2人とも観ている。
それは俳優陣がなかなか良いからなんだ。
特に女優陣は、ハンパじゃなく気合いが入っているのを感じる。
日本の、言っちゃナンだけど、痩せているだけの貧相な、整形お嬢ちゃん女優連中とは大違いだ。
特にお気に入りは「レジーナ@悪い女王」と「ゼリーナ@西の悪い魔女」だ。
どちらも悪役らしい美貌で、表情の作り方も恐しかったり憎らしかったり、ちょっぴり下品だったりして凄味がある。
「エマ」はスタイルが良い。
パツンパツンのパンツに、短い丈の革のジャケットが似合う。
痩せているだけの体形では全然カッコ良くないという事を、日本人も理解した方が良い。
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「悪い西の魔女」ゼリーナ
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顔が緑じゃない時のゼリーナ
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「悪い女王」のレジーナ
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レジーナとゼリーナは姉妹です
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そもそも「レジーナ regina」って「女王」という意味でしょうに、名前がレジーナなんだから手抜きと言うか、解り易いと言うか・・・。
欧米の女優は顔の部品が大きくて表情を作るにも迫力があって、大袈裟な表現にも堪え得るんだろうけど、ああいう迫力が日本人女優には殆ど見られない。
日本人の扁平な顔立ちで、役柄や感情をデフォルメして伝える為にこそ、歌舞伎では隈取りのようなものが出来上がったのだろう。
歌舞伎に限らない。
日本人は大きなリアクションや表情を見せる演技は苦手だろうな。
仕方ないよ、扁平な顔に小さな目、低い鼻、小さな口では、ちょっとやそっとの化粧では濃い外国人の顔にはならない。
もし日本の女優で迫力があるとしたら、それは脇役だろうし、大抵の場合が中年以上だ。
主役に据えられる若くて美しく作られた女優は、ド迫力の喜怒哀楽の表情や善人とも悪人ともつかない複雑な役柄・・・なんてやらない。
そんなのは日本女性らしくないのかも知れないし、それにも増して視聴者側の好みが幼稚な気がする。
やはりまだ、日本女性に似合うのは、静的で控え目な表情や動作なのか。
そうでない女優がいるとしたら、宝塚歌劇団出身ばかりじゃないか?
だけどタカラヅカだって、舞台ではド派手の化粧だ。
あれはあれで、本物の男性や欧米人よりむしろカッコ良いんだけど、あれは極めて例外的なものだから・・・。
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