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2016年9月24日 土曜日 |
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はっきりしないお天気が続く。
室内が暗くて写真も撮り難い。
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テト うが~っ!
Sep. 24, 2016
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テト ぅあ~っと・・・
Sep. 24, 2016
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テト なんだっけ?
Sep. 24, 2016
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なんだっけ?じゃないよ、テト君。
柄にもなく吠えたりして、可笑しいよ。
でも、実際は吠えているのではなく、いつものように「ナ~ッ」と豆腐屋のラッパのような声で、甘えて鳴いているだけなのです。
鳴いている時の顔をスチール写真で見ると怖いけど、それは猫のアクビもそうだ。
それはそれは恐ろしい、口裂け鬼のような形相でアクビしている事が、静止画で撮ると解る。
極めて甘えん坊の弱虫で、可愛い可愛いうちのテト。
小さかったテトは、カワムラさんに舐めて貰い過ぎてカワムラさん臭くなったり、カワムラさんに「仲良し頭突き」されて、ふっ跳んだりしたね。
リマにもしつこく舐められたね。
ルスはまるでママのように頼り甲斐があったね。
時が過ぎた。
小さなテトもお爺さん。
テトとペロとで末っ子の立場を取り合ってるけど、それは争いではない。
あくまでも私を独占しようとして、私がイオのブラッシングしていても2匹が我先に強引に間に入って来ちゃうという程度の取り合いだ。
どちらも譲らず、2人してブルドーザーのようにグイグイと迫って来る。
猫が起こすどんな事も、多少の困った問題も、何でも歓迎だ。
生きていればこその問題、生きているからこその悩みだと思えば、そりゃあもう大歓迎よ。
毎日、程度の差こそあれ心に波が立つけれど、生きていられるだけでラッキーだし、生きていてくれるだけで幸せ。
綺麗事ではなくて心の底からそう思う。
リマの事でバタバタしてしまって書き忘れていたんだけど、実は先日の台風の時、ぶーちゃん部屋で雨漏りがあった。
この家はとても古いけど、外壁や屋根のメンテナンスはきちんとしている。
雨漏りしたこの部屋は、一番新しく建て増しした部分だ。
外壁を壊さず、そのまま1部屋付け足したらしい。
と言うのも、隣の部屋との間に窓があるのだ。
面白い構造だと思ったけど、そういう訳があったらしい。
きっと付け足した部分の継ぎ目が、振動やら経年で伸び縮みしたか何かの原因で、すき間が出来たのかも知れない。
今まで一度もこんな事は無かった。
一番恐れたのは、天井裏に水が溜まって、浅いプールになっている事だ。
そう、今、世間で話題の豊洲の地下空間に溜まった水のように。
しかし、そうであればもっと何ヵ所も漏るだろう。
壁と天井の1ヵ所の接合部からだけ、水が落ちて来るのだ。
しかも24時間で100cc溜まるかどうか位の少量で、吹き降りの時にしか漏らない。
これはどういう事か。
雨漏りしている建て増しした部屋の屋根は、元々の大屋根の下に重ねて造られている。
雨漏りしている部分というのは、直接雨が当たらない屋根の直下なのだ。
だいたい、こういう感じ。
ね、接合部が一番怪しいでしょ?
しかも屋根材に破損や疵は見当たらない。
やっぱり、接合部に見えない位のすき間が出来て、そこから水が回っていると考えるのが自然ではないだろうか。
言っても仕方のない事だけど、建て増しなどしないに越した事はないのだ。
どうしてもどこかに無理が掛かる。
この家はその昔、元々平屋のこじんまりした小さな家だったらしい。
お金持ちの後家さんが一人で暮らしていた家だったと聞いた事がある。
それを中古で買って1階のリビングを広げ、2階を造り、最後に雨漏りしている部屋を建て増ししたと聞いている。
最初の2度の建て増しは、必要な事だったのだと思う。
狭過ぎてのだろう。
なんたって夫婦にお祖母ちゃん、3人の子供という6人家族だったのだから。
だけど最後の建て増しは、現在公園である土地にマンションが建てられないようにと、建築計画を知った舅がそれを阻止するべく、急いで自分の敷地一杯一杯まで、不要な部屋を建て増しさせたものらしいのだ。
マンション建設に必要なだけの広さの道路が確保出来ず、マンション建設はお流れとなった。
多分、道路を作る為には、土地を提供する依頼もあったのだろう。
舅は目の前に大きな建物が出来る事を嫌い、そういう事をしたらしいのだ。
そこは市に貸し出されて公園となった。
そして数年前、正式に市に譲渡(売却?)されたのだ。
地主か建築業者か解らないけど、さぞかし舅を恨んだ事だろう。
実際、建設業者と地主との間では訴訟があったらしいのだ。
全ては私がここに来るよりはるか昔の話。
上の二人の娘はとうに結婚して家を離れ、こうちゃんも成人して家を出ており、この家には老夫婦2人きりだったというのに、不要な建て増しをしてまでマンション建設を阻止したという事かな。
きっとその罰があたって雨漏りしているんだ。
だけど、罰なら舅に当たるべきだったよ。
どうして私達に?
家を貰っておいて贅沢言うなって?
へっ、抵当に入っていたんだぞ、この家は。
その抵当権を外したんだ、私達の働きで。
妹はこれを読んで、早くこっちら越して来れば良いのに、地震が来ても心配しなくて済むし・・・と思っている事だろう。
私だって、出来る事ならそうしたい。
生きていられるうちに、出来るだけ長く妹と一緒に暮らしたいと思うし・・・。
思い続ければ叶う?
そうだね、そう信じて、その方向で頑張ろう。
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