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2016年11月13日 日曜日 |
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今日も暖かい。
折角の小春日和だというのに、身体が痛くて出掛けられない。
日曜日は隣の工事も無くて静かなので、ダラダラと寝て過ごす。
貴重な時間を寝て過ごすのは勿体なくて情けないけど、焦るのはよそう。
今まで焦って無茶をし続けた結果が、今のボロボロの身体なのだから。
こうちゃんが居て猫たちが居て・・・それでダラダラして居られる時間も楽しまなきゃ。
そもそも何をそんなに焦るんだろう、私は。
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テト そうだよ、慌てる乞食は・・・
Nov. 13, 2016
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テト 貰いが少ない・・・ってね
Nov. 13, 2016
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んま~(塩沢とき風でお願いします)、テト君たら生意気ね。
ママは慌てちゃいないのよ、焦ってるのよ。
どう違うのかって?
まあ似たようなものだろうけど、私の勝手な感覚で言わせて戴くとですね・・・
「焦る」というと、自分のすべき事は細部まで解っているのに、思うように事が運ばなくてイライラする精神的イメージが強い。
そして「慌てる」というと、動転して落ち着きを失くし、何からなすべきかを一時頭からふっ飛んでしまっている感じが「焦る」よりも少し強い感じがするのだ。
どちらもネガティブな意味を孕んでいるけど、一体どっちがマシだと考えて使い分けているんだろう、私は。
だって、為すべき事が良く解っていても出来ないで「焦る」方が、解らなくなっいいて「慌てる」よりマシだなんて言えない、思えないのだ。
解っていて出来ない事は、解らずに出来ていないよりタチが悪いんじゃないだろうかといつも思う。
それは「うしろめたさ」に繋がる、むしろ困った状態なんだ、私にとって。
「うしろめたさ」とか「冥利が悪い」とか、「誰が見ていなくてもお天道様(神様?)が見ている」とか、それは私達(偶然だけどこうちゃんも)にとって結構大きなポイントなんだな。
法律に触れずとも、うしろめたく感じるような事はしたくない。
この気持ちにも正負の両面がある。
潔さや潔癖さだけではない、気の小ささや器の小ささがちゃんと表裏一体となって存在しているのだ。
「焦る」だろうが「慌てる」だろうが、こだわらない人には関心の無い事だと思う。
「どっちでもいいよ」「そんな些細な事にこだわっていると病気になるよ」
そう言う声が聞こえて来そうだ。
それは正しい。
でもね、もう何を言っても手遅れよ、この歳になったら。
こだわって生きて来たんだから、こだわったまま死んで行くのよ。
但し、自分で自分の首を絞めて、楽しいはずの時間を苦しむのは馬鹿らしい。
そこで発想の転換をするか・出来るかどうかが大事になる。
その点、私は調子良いんだな、多分。
・・・と、寝ながら考えていた訳よ。
頭が暇だったのよ、今日は。
唐突ですが、お宅の猫さん、ゲロッパしてません?
うちの猫たちの様子や因果関係と思しき状況を観察・分析してみると、猫が吐く要因は、ざっと分類して3通りありそうだ。
1つは、グルーミングでお腹に溜まってしまった毛を吐き出す場合。
出来れば毛玉が溜まらないよう、ブラッシングをこまめにしてやる事が望ましい。
家庭内野良の場合、ブラッシングすら出来ない事もあるので、そこが辛いところ。
だから家庭内野良も一杯いる我が家では、注意してしないとあちこちにゲロッパがあるのだ。
もう1つ原因としては、猫が老齢になると腎機能が衰えて(或いは腎不全を起こして)しまうせいか、毒素がまるで二日酔いの時のように気持ち悪くさせて、胃液や消化したものを吐く。
それから3つ目として、やはり若い頃にはあまりなかった事だが、便秘しがちだと、排便の前後に吐く事が多い。
排便時に気張ると、気持ち悪くなるのかも知れない。
または、ウンコが出ない時にも毒素が高まり、吐く事が多い。
老猫の介護をたくさんして来た経験の中で、老猫にこそ便秘させないよう努める事が大事だとつくづく感じている。
ではどうすれば良いのか?
便秘の原因は何なのか?
勿論、代謝機能やイチョゥの働きが衰えるせいもあるだろう。
それはもうどうしようもないけれど、かと言って放置はできない。
デトックスは、猫にこそ大事なのだ。
先ずは水分が足りていないんじゃないかと考えてみる。
慢性腎不全の場合も、便秘の場合も、水をたくさん飲まないと症状が悪化する。
しかし一度に大量に飲んでも吐くのは、これまた二日酔いと似ている。
一度には少しずつ、しかし若い頃よりも意識して多く水分を摂らせるようにしてやらないと、老猫はあっという間に便秘してしまう。
療法食のフードで改善する場合もあるけれど、たとえ食物繊維が多かろうと、水分をしつかり摂らせないとむしろ便秘するのも確かだ。
寒い季節には、冷たい水を飲まなくなる子も多い。
我が家では便秘がちなジャムの為に、常にポットにお湯を用意しておいて、飲ませる度に人肌の温度の飲み水にしている。
お陰で良く飲んでくれる。
それでも排便のインターバルが少し長いな・・・と思うと、途端に吐く。
ウンコが出ると体が楽になったらしく、モリモリ食べたりする事は多い。
私もかつて若い頃に酷い便秘だったのだけど、ある時、脳の異常かと思うほどの激しい頭痛が、便秘解消と共に一瞬でスッと消えた事があって驚いた。
今の私は、薬に頼る毎日だけど、排泄は大小ともに、人にも猫にも大事だとつくづく感じている。
長時間寝ていた猫が、起きた時に吐く場合も多い。
これも、ぐっすり寝ているからと放置しておかず、時々は起こしてでも食べさせ、飲ませないといけないのだ。
空腹の時間が長いと、胃酸や毒素が高まるらしい。
気持ち悪くなって起きる場合もある。
お宅の猫さん、目覚めた直後に吐いてませんか?
毎日、しっかりとした量のウンチが出ていますか?
毎日出ていても、出足りない場合もありますからね。
お水はマメに飲ませていますか?
水分摂取の必要量は、獣医さんに聞くか、ネットで調べて下さい。
思っているよりも、必要量がずっと多い事に驚くはずです。
若い猫さんの毛玉症の場合でも、吐くという事は、体内の電解質のバランスが崩れたり、胃液も吐いたり、消耗したりもしますから。
猫草を食べさせて吐かせるなんて、もってのほかなんですけどね、売られてますよね猫草。
しかも与えると喜んで食べる猫が多いですからね、一般的には。
吐かせないケアをする事が大事。
これまでにもしつこくしつこく言ってきた事だけど、これは本当に大切な課題です。
吐くというのは決して当たり前の事じゃないのです。
血液検査しても直ぐには出ない身体機能の異常も多いですよね。
数値が悪化した時には、もう戻れない、或いは手遅れの事が多いのが腎臓・肝臓の機能です。
でも、検査をしなくても、日々の猫の様子を良く観察していれば、ある程度の身体の変化は解る気がします。
他人にも動物にも、毒素を作り難い食べ物、毒素を溜め難い生活習慣、体質づくりが大事だという事を、改めて思い知ります。
でも、便秘を解消する為に、猫に下剤を飲ませるのは危険ですからね。
獣医さんでも平気で与えている場合があるようで、死なせてしまうケースも少なくないんですよ。
私の信頼する先生は、毒素を溜め難い食事の与え方(質と量と回数、インターバル等)を指導してくれたり、薬ではなく物理的に排便させてくれたり、吐かせないようにした方が良い事を教えてくれたり・・・と、予防医学とも言える基本的な事でこそ信頼させてくれて、本当に感謝している。
治療が必要になった時にはもう、希望が無い事も多いだけに、治療より予防に努めたいんだ。
それでも永遠の命などない。
それでも死ぬのだ。
だけどせめて生きている間、少しでも苦しみが少なくて済むよう、そこに力を貸せる飼い主でありたいと思う。
ようやく【ダウントン・アビー】と【刑事フォイル】の放映が再開されるようだ。
【ダウントン】は12月4日(日)から、そして【フォイル】は1月8日(日)からスタートするようだ。
待ち遠しいなあ・・・
でも、きっと「あっ!」という間に12月、そしてお正月になっちゃうよね。
長く辛い冬の楽しみが出来た。
あとは美味しいものを食べて、ちゃんと出すものを出して、身体が万全とは言えなくても、元気で楽しい日々を過ごせるようにしたい。
残り少ない猫たちと私達との時間を大切に大切に、幸せに、楽しく・・・決して焦らず、人を必要以上に気にせず、人に気にもされず・・・そういうものに私はなりたい。
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