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2016年12月1日 木曜日 |
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今年もあと1か月。
表に出ると、外はすっかり師走らしい空気になっていた。
冷たい空気に、陽射しはちょっぴりソフトフォーカスが掛かったような柔らかい眩しさで、木々の枯葉までがぼんやりキラキラして美しい。
昼はお弁当を作って、また矢上川の土手まで行って食べた。
車の中で食べて直ぐ帰って来るだけでも、ちょこっと気晴らしが出来る。
土手には綺麗に色づいた落ち葉が一杯だった。
そして殆ど裸になった桜の枝には、もう来春の新芽が準備されている。
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桜の枯れ枝と空 Dec. 1, 2016
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草むらに落ち葉 Dec. 1, 2016
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草むらの草は枯れておらず、瑞々しい緑の中に枯葉が彩りを添えて美しい。
高校2年生の修学旅行で9クラス全員でゾロゾロ大挙して訪れた苔寺の庭に、こんな風に色とりどりの落ち葉がいっぱい落ちていた。
緑の苔の絨毯の上に、百人一首の絵札を散らばせたような景色。
余りにも綺麗で、思わず足を止めて行進の列から外れて見惚れていた時、偶然通りがかった校長先生が落ち葉を1枚拾って手渡してくれた。
私はその落ち葉を押し葉にして旅行ノート(そういうものを旅行のずっと前から作らされていたのだ、うちの高校では)に貼り付けておいた。
だけど、そんなノートもきっと捨ててしまったんだろうな、全く覚えていないけれど。
校長先生の名前も覚えていない。
しかし、なかなか洒落たロマンチックな(?)事をするではないか。
きっとあの時、もうお爺さんだと思っていた校長先生の年齢を、きっと私は追い越してしまっているに違いない。
ショック。
お弁当を食べたら、土手の散歩道をろくに歩きもせず、直ぐに帰宅。
老猫たちの様子が気になって、早く家に帰りたい。
ジャムはまだ眠っていたけど、起こしてご飯を食べさせる。
少しでも胃に入れさせておかないと、長時間空腹にしてしまうと毒素が高まって吐いてしまうんだ。
横着にもベッドで寝た姿勢のまま、首だけ上げて食べていたよ、ジャムは。
軒が長くて室内が暗い我が家だけど、冬は陽射しが窓から部屋の奥まで入り込むので、写真が少し撮り易くなる。
特にサビ猫の美しさは、陽射しがあると際立ってくる。
お婆ちゃんになっても綺麗だね、イオちゃん。
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イオ 失礼な事ば言わんでよ
Dec. 1, 2016
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イオ いつまでん若いとけん
Dec. 1, 2016
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何言ってるか半分しか解らないよ~イオちゃん。
でも長崎弁を忘れちゃダメだよ。
イオちゃんの兄弟やお母さんは、どうしているだろうね・・・
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