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2016年12月12日 月曜日 |
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リマ、永眠しました。
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リマ 可愛い在りし日のリマ
Dec. 12, 2016
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リマは何か月か前から、もう殆ど動けなくなっていた。
毎日、息をしているだろうか・・・とドキドキしながらリマを見た。
昨日までご飯も食べ、ウンコもした。
今朝は眠っていたけど、呼吸をしている事を確認して「また後でね」とその場を離れた。
次に行った時には、もう息をしていなかった。
ルス姉ちゃんとカワムラ爺ちゃんがお迎えに来てくれたんだろうね。
また一緒だね。
ママもそのうち行くから、そしたらまたリマ姉ちゃんと競い合いながら、寝ているママの上に着地したり発射台代わりにして「スカッドミサイル」ごっこしようね。
カワムラ爺ちゃんもいて、ママもパパも今よりずっと若くて、ルスとリマはまだ子供で、毎晩大騒ぎして楽しかったね、あの頃は。
岩手で保護されていたルスとリマは、黒猫リマから里親が決定していたと聞いた。
しかしエイズキャリアと判明して破談になり、オフラインで里親を探して欲しいと保護主から頼まれ、ならばうちで引き取ると言って連れて来させた。
14年前の大晦日にやって来た、可愛い姉妹仔猫。
2匹ともエイズキャリアで、あまり長く生きられないかも知れないよ・・・と獣医さんには言われたけれど、全くどうして、そんな事はなかった。
プロポリスとハイポで酷い鼻風邪の症状は治まり、立派に14年生きた。
一時はとても太っていて、姉妹揃っての不妊手術の際には「凄い脂だったよ~」と先生に言われてしまった位だ。
性格の良いリマは、カワムラさんを慕い、テトを我が子のように可愛がり、後から入れた全ての猫の一番の友達になって優しく接した。
誰にでもフレンドリーなリマのお陰で、みんなが早く家に馴染めた。
天使とはリマやジニーの事だと心底思ったよ。
同じ今年に、その天使たちは逝ってしまった。
でも、またひとつ責任を果たせたかな。
どの子が次に逝っても不思議はない位、猫たちも私達も歳をとってしまった。
ゴマやジニー、レンは勿論、ミュウやマルコの死すらちゃんと受け止め切れていないというのに、まだまだ相次ぐだろう。
悲しみが癒える日が、生きているうちに来るんだろうか。
来そうもないよな、この分では。
それでも「平気で生きる」事を目指さなければいけないんだ。
永遠の命題なのか。
今夜の【グレーテルのかまど】は、「ブリジット・ジョーンズのミンスパイ」だった。
先週の「シュトーレン」に続き、糖分と脂たっぷりで美味しくない訳がない。
パイ生地は、昔、「きょうの料理」を見ながら作って以来、一度で懲りて自分では絶対に作らない。
冷凍パイ生地で作れるパイなら作らないでもないけど、たとえタルト生地だろうと作らないよ、私は。
お菓子は食べる専門。
私の人生にも子供がいたら、お菓子も作ったんだろうか。
子供の頃、イトコの家に泊まりに行った時、大らかな叔母は部屋が粉だらけになるのも構わず、私達子供たちにパンやクッキーを作って遊ばせてくれた。
自宅の母は几帳面で、粉だらけになるような事は好まなかった気がする。
だって私もそうだから、母の気持ちは解る。
さあ、チョコレートでも食べて、歯を磨いて、今夜はもう寝ようかな。
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