2017年1月28日 土曜日 |
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今日も1月末とは思えない程に暖かい。
本当は一番寒い時期なのに。
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ペロ 暖かいなら・・・
Jan. 28, 2017
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ペロ 文句ナシでしょ?
Jan. 28, 2017
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それはそうなんだけどね、また寒くなると思うと憂鬱なのよ。
ペロ君だって、捨てられていた山の中は寒くて辛かったでしょうね。
秋の栃木の山の中といったら、真冬でなくても朝晩冷え込むだろうと思う。
小さかったペロがよく生き延びたものだ。
心細かっただろう、お腹が空いただろう。
もしかしたら、小さい仔猫1匹で捨てられたのではなかったかも知れない。
マルコだって兄弟がいたのだと後々聞かされた時、共に保護してくれていたら一緒に引き取ったのにな・・・と思ったけど、そんなのは後の祭り。
保護主さんは、よくぞペロを保護してくれました。
そしてよくぞ横浜まで遠路はるばる連れて来てくれました。
色んな人の善意で、ひとつの命が生かされている。
だけど救えない命もたくさんあるのだ。
私が少しだけ努力して、少しだけ余計に犠牲を払って、それでやっとこさっと出来る事をする事でしか、自分の中のモヤモヤしている不条理や後ろめたさや罪の意識を薄められない。
薄めたところで、またぞろ湧いて出て来るのだ。
汲めども尽きぬ、苦い泉。
だけど飲むしかない。
だから中和剤が必要になる。
さて、美味しいご飯と愛しい我が子たち、そして仕事しながら覗き見るテレビで今日も中和しよう。
今夜のテレビは「ブラタモリ」と「球辞苑」だな。
どちらも近頃で最も気に入っている番組かも知れない。
私は今、感動している。
今夜、積年の謎が解けたと言うか、ずっと探していたものが見つかったのだ。
それは私が中学生の時の修学旅行で、バスの中の余興としてガイドさんに教えられた歌だった。
あまりに鮮明に覚えているのにも関わらず、誰に言っても知らないのだ。
今にして思うと、これは私の変な特技として自分に関係のないローカルな歌・・・ご当地ソングとか他人の校歌などを直ぐに覚える・・・という事の萌芽だったかも知れない。
時々、思い出しては話題にしたり、ネット社会になってからは時折検索もしていたのだけど、なかなかヒットしなかった。
だけどあれは夢ではないし、45年も前に覚えたご当地ソングが、是非そのご当地では愛され歌われ続けていて欲しいと思っていた。
群馬から箱根への修学旅行、うちのクラスのバス担当のガイドさんは、これが初めての搭乗だと言っていた。
とても若くて中学生の私達と幾つも変わらない歳のようだし、初々しく元気で可愛いガイドさんだった。
すれっからした感じが全く無くて一生懸命、ぎこちないけどホットなガイドっぷりが凄くいい感じだった。
お別れの時なんて、ガイドさんは感極まって泣いちゃったんだ。
可愛い・・・あのガイドさん、今はどうしているんだろう?
そのバスガイドさんは、バスが日本平の辺りを通行した時、群馬の中学生に「日本平の歌」というのを教え込んだのだ。
ガイドさんが披露したという事ではなく、私達が歌えるようになるように歌唱指導をして、みんなでしっかり歌えるようになったのだ。
あのクラスの同窓生たち、覚えているだろうか?
卒業以来、一度も会っていないので聞いていないけれど、機会があるならぜひ、この件を確認したい。
♪思い出の朝霧が、流れ来る、流れ来る、日本平の緑の小径・・・♪
これが歌詞の冒頭だ。
勿論、当時の私はそんな歌がある事すら知らなかった。
そしてバスを降りた後に他のクラスの生徒に聞いてみると、どこのクラスでもそんな歌は教わらなかった、聞かされもしなかったと言うのだ。
だからうちのクラスだけ、日本平の歌をしっかりと覚えさせられたという訳だ。
お陰で私は、その後の人生に於いてずーっと「日本平の歌」を忘れる事無く、時々思い出して口ずさんでいた。
20代後半頃、静岡県清水市出身の友達が出来たので聞いてみたけれど、そんな歌は知らないと言う。
その後も静岡県出身の人と出会うと聞くようにしているのだが、この歌を知る人はこれまでには現れていない。
それが今夜、改めてふと歌詞で検索してみたところ、紆余曲折はしたものの、遂に判明したのだ。
それは初代コロンビア・ローズの歌う「君を呼ぶ日本平」という曲だった。
そうだったのか、「日本平の歌」と教わったはずだけど、あれは正式なタイトルとして教えた訳ではなかったのか。
歌詞はこう続く。
♪君と歩いたあの日のように・・・
ご当地ソングにしては色っぽい歌詞というか、歌謡曲っぽい感じだと思ったんだ、あの時も。
とても懐かしくて感動した。
コロンビア・ローズの歌声も美しく感じる。
Youtubeに上げてくれた人、有り難うございます。
「共有」させて戴きました。
便利な時代になったなあ・・・と今夜、改めて思った。
勿論、そこには様々な害悪もあり得る事は承知している。
だけどこちら側の精神の在り方ひとつで、便利なツールとしてのみ享受していられたらそれで良し。
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