2017年2月5日 日曜日 |
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曇った朝。
雲のせいで放射冷却が無いからか、暖かい夜明けだった。
久々のお湿りを期待していたんだけど、本格的な雨にはならず霧雨が短時間降った程度で終わってしまった。
カラカラの乾燥が解消する程ではなかった。
乾燥している上、そろそろ花粉も飛び始めているらしいから、そのせいもあってか顔も目も痒い。
痒いからと掻いたりこすったりしてはいけないのだと解っているけど、痒い時に掻く位気持ち良い事も少ないだろうし、掻かずにいられる人ってどれくらいいるんだろう?
でも欲望にまかせて掻いたりこすったりした結果、ますます痒くなるだ。
自業自得、そう、解ってる。
この歳になると、何が良くて何が悪く、何だったら出来て何だと出来ないか身に染みて良く解っている。
新たにチャレンジして、まさか出来ると思わなかったけれど出来た事なんて、禁煙くらいのものだ。
いいえカワグチさん、貴女にも出来ますよ、その気になりさえすればハーフ・マラソンだろうがエアロビクスだろうが・・・なぁんて言われても、やっぱりそれは無理です。
1~2歩動いただけで、ひっくり返ってしまう。
そしてまたあばら骨にヒビが入っちゃう。
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ジャム あばら骨って・・・
Feb. 5, 2017
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ジャム カルビのこと?
Feb. 5, 2017
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そうよ、ジャムちゃん、あばら骨は「肋骨」と書いて、韓国語でカルビと言うらしいよ。
でもジャムはお肉なんか食べないものね。
お肉も魚も、ウェットフードも興味なし、ドライフードしか食べないものね。
ドライフードだって、他人(猫ですが)のものは絶対に食べなし、いつもの療法食のロットが変わると風味が違う事があるのか、しばらく食べようとしなくなっちゃう。
種類が変わるならば尚の事。
だから新しいフードや新しいロットに切り替える時は、とても慎重に行う。
食に関心の無い子というのは、苦労する。
生まれてすぐに捨てられ、捨てられた直後に保護されて野良で飢えた経験がないものだから、食べる事の有り難さもあんまり知らないんだろうね。
でもそれはジャムが悪い訳じゃない。
寒くてひもじくて危険が一杯で厳しい野良生活でも母親のおっぱいと愛情をたくさ貰って育つのと、一度もおっぱいを吸った事が無いけど人間の手で大事に育てられるのと、どっちが幸せかなんて誰にも言えない。
どっちが幸せか・・・なんて比べるのではなくて、それぞれが与えられた条件下で出来るだけ幸せになる事、それしかないね。
それは人間も同じだね。
いつも自分に言い聞かせて来た。
足りないものを数えるのではなく、与えられたものを数えようと。
それでは上昇出来ないと思う程には、私はハングリーじゃなかった。
その点では私はジャムと同じだ。
きっと私の幼少期は、ジャムのようなむずがり方をしただろう。
我儘だとも言えよう。
でもそれは私が悪いんじゃない・・・なんちって。
ジャムと私で違うところがあるとしたら、ジャムは完璧に美しいと私の美的感覚では思ってる。
残念ながら、自分をそうは思わない。
まったく思わない。
若い頃のほんの数年間だけ「番茶も出花」で可愛かっただけだ。
こうちゃんと出会った頃は、ギリギリ間に合ったかなあ・・・
母は若い頃は勿論、老いても美しかったのになあ・・・
【刑事フォイル】を観て【ダウントン・アビー】を観て、日曜の夜は終わる。
ダウントンでは、やっと村の女教師「バンティング」という嫌な女がいなくなったと思ったら、ローズの母親という嫌な女が出て来る。
先週の、マートン卿の息子のゲスな態度も凄かったけれど、どうしてこうもえげつない下品なキャラクターが多いのかな。
豪華なセットや衣装、その地位や階級など帳消しになる程の卑俗っぷり。
そういう皮肉を込めた物語なのか、上流階級とは言っても下品極まりない人間が多いんだよ・・・と教えてくれているのか。
いや、そんな事は何もイギリスの貴族に限った事じゃない。
階級制度があろうがなかろうが、古今東西どこにでも、品性下劣な人間もいれば無知でも純朴な人間もいる。
悪人にだって優しさもあるかも知れないし、無知で純朴でも品性下劣になる場合だってきっとある。
人間なんてそういう不完全で矛盾に満ちた存在なんだ。
だからこそより良い自分になりたい、強く正しくありたい、心の汚れを清めたいと願うものだろうし、そこに信仰が生まれたりもするんだろう。
日本でもアメリカでも、イギリスでもイスラム諸国でも、えげつない争いばかり。
うんざりするニュースばかりで、最近は報道番組を観るのも憂鬱だ。
【ブラタモリ】でも見るのが一番楽しいな。
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