2017年2月13日 月曜日 |
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蕪を漬けようとしたら、塩壺に塩が無い。
手が濡れてしまっているし、いちいち洗って拭いて・・・と面倒臭い。
「立ってる者は親をも使え」と言うので、近くに居たこうちゃんに「戸棚の塩を容器に入れて」と頼んだ。
しかし「塩が見当たらないんだけど・・・」と言う。
そんなバカな。
このストック魔の私が砂糖や塩、醤油、酢、サラダオイルなど切らす訳がない。
探し方が悪いのだと思って、自分で探してもやっぱり無い。
なんという失態。
仕方なく、予定外だっだけど買い物に行った。
1キロ入りの塩を2つも買う。
こういう事があるからストック魔にもなるのだ。
帰宅して浅漬けを仕上げ、柚子の皮も刻んで加えて、あとは食べるだけ。
今の季節、蕪を毎日食べたい。
薄味に煮てもスープでも美味しいけど、浅漬けしておいてサラダ代わりに食べるのが楽だ。
それにしても迂闊だったなあ・・・私とした事が。
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ペロ 珍しい事言うじゃん?
Feb. 13, 2017
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ペロ 私とした事がナンなのさ?
Feb. 13, 2017
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それはですね、ペロ君、「私とした事が、珍しく失敗してしまいましたわ」と言いたい訳です。
突っ込み入れないでよね。
昔、母は小さな失敗をした時に必ず「ワタクシとした事が」と笑って言った。
滅多にし損じない実績と自信があるので、つい出てしまう言葉だろう。
何事も完璧にしないと気が済まない、実際、何でも人並み以上に手際良くやってのける母だったけど、そこはやはり人間の事、たまには失敗もする。
人並み外れて負けず嫌いでもあり、上記の負け惜しみを言う訳だ。
私は集中力があるので仕事は凄~く早いのだけど、せっかちでミスをたくさんする。
仕事に限らず、人生、失敗だらけだ。
こうちゃんと一緒になった事だけよ、成功は。
それだって度重なる失敗とダメージの挙句に、奇跡的な一発逆転よ。
なので他の全てに於いて自信も実績も殆ど無いのだけど、必需品のストックに関しては人後に落ちない自信がある。
それは貧乏性と、いざ使う時に切らしている不便さが堪らないのと、そしてストックをする事自体が楽しいせいもある。
いっそ倉庫番を仕事にしたい位だ。
だから私の場合、ストックを切らしてしまった時くらい負け惜しみを言わせて貰おう。
「ワタクシとした事が・・・」と。
言ってみると、改めて母が恋しい。
猫たちとの暮らし優先で父母の墓参りすら出来ないけれど、死んでから何をしたって間に合わない。
生きているうちに、ちゃんと心は通わせた。
それだけでいいじゃないか・・・と自分に言い聞かせる。
それでも仏壇のつもりの線香立てに手を合わせる度、ゴメンネね、有り難うと言い続ける。
悔いが残らないなんて事はあり得ないんだ。
父母に対しても、猫たちに対しても。
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