2017年2月16日 木曜日 |
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ジャムのウンコのペースが、2日に一度になってきてしまった。
本人(猫ですが)が苦しくなければそのペースでも良いのかも知れないけれど、どうもあまり気持ち良くないらしく、矢鱈とむずがる時間が長い。
お水飲ませろでもご飯食べさせろでもない、オシッコしたからシーツを取り替えろでもない、鳴きながらウロウロして、時々ペットシーツをガリガリする。
これはもうウンコが出ないが為のイライラなのだと判断せざるを得ない。
便秘すると、排便の前か後か、或いは全く出そうもない時に吐いてしまう。
いきむと気持ち悪くなるせいもあるだろうし、便秘して毒素が溜まるせいもあるだろうし、便秘はどのみち良くないのだ、猫にも人間にも。
自分の寝床で吐くアンちゃんと違い、ジャムは寝ていてもすっ飛んでベッドを降りて、必ず床で吐いてくれるから掃除が楽だ。
しかし吐かせない事が大事・・・いつもそう肝に銘じているのに、老猫になるとなかなか上手くコントロールしてやれない。
水分が足りないのか、食べる量が少ないのか、それとも寝てばかりいて運動が足りないのか、代謝が悪くなるのも老化現象のひとつなのか・・・まあ、その全部だろう。
1時間おきに容器を捧げ持って水を飲ませ、少しずつ何度も何度も食べさせ、運動はしろと言ってしてくれるものでもないので仕方なくウンコマッサージをし、あとはしみじみお願いする。
元気でいて欲しい、長生きして欲しい、食べて飲んでウンコして、ずっと手を焼かせて欲しい・・・と。
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ジャム なんか言ってる?
Feb. 16, 2017
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ジャム 手を焼かせて欲しいって聞こえたけど?
Feb. 16, 2017
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おっと、ジャムちゃん、わざわざ今以上に手を焼かせてくれなくとも良いんだけどね。
でも、突然死する位なら、24時間目が離せずどんなに手が掛かってでも生きていてくれた方が良い。
そんなの、本人(猫の事ですけどね)は嫌かな。
妹は父や母と同じように1日たりとも寝たきりにならず、コロッと死にたいと言う。
私だってそうありたいけど、片付ける事を片付け終わらない事には突然死は出来ないし・・・。
それに妹にまでコロッと逝かれたくないな。
だけど一緒に暮らしていればケアもしてやれるけど、離れていてはそれも叶わない。
タクシーで30分程度のところですら、こうちゃんの入院時に毎日病院に行くのは本当に大変だった。
でも、こうちゃんの食事の介助をするでもなく、何もせず、ただ顔を見て・見せて、麦茶を作って置いて来ていただけだったのだ。
そんな事なら、行かなくてもあまり影響なかったかも知れない。
他所のお宅の奥さんは、ご主人の病室にもっと長時間滞在しているんだろうな。
私は30分くらいで「じゃあまた明日ね」と言って帰って来ていた。
だって猫家事が待っているんだもん。
一時は危篤とまで言われて心配で堪らなかったから、何としてでも毎日行かないではいられなかったんだけどね。
今だから「行かなくても同じだった」なんて言えるのだ。
あの時、死なないでくれて有り難う。
臨死体験のような事を何度も味わったと言うけど、
ある朝突然「お腹が痛い」と言って、その晩に死んでしまった・・・では堪らない。
大切な存在に死なれる事、自分の余命・・・毎日そんな事ばかり考えてしまう。
勿論、1日中そんな事を考えちゃいない。
そんな事ばかり考えていたら何も出来ない、生きて行けない。
たくさんの死に取り憑かれても鬱病にならないでいられるのは、「貧乏暇無し」のお陰だろう。
「暇無し」なのは貧乏なだけじゃない、たくさんの扶養家族たちの存在のお陰でもあるのだ。
そして扶養家族が多いから貧乏なのかも知れない・・・と因果はグルグル回る。
ともあれ、貧しくても一生懸命働いて生きて行くって本当に尊い。
そして、こんな私でも生きる事を許されているのはつくづく有り難い。
父と母が与えてくれた命なのだから、改めて大切にしたいと思う。
いけねっ、迂闊に「もっともっと」などと言ってこうちゃんに聞かれると、「タケモット」と言われてしまう。
たとえ眠っていると思っても、TVからこのキイワードが聞こえた途端、寝言のように言うんだから。
出会った頃は、こんな人だとは思わなかったよ。
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