2017年3月22日 水曜日 |
|
可愛いナム、今夜、永眠致しました。
突然の事でとても驚いたけど、かなり老齢でもあり、少しずつ痩せて小さくなってきていたところだった。
しかし昼間は元気に動き、今日もしっかり食べていたし、いつものようにお気に入りのヒーター前のシエスタを独占して寝ていた。
そして、その場所でそのまま息をするのをやめていた。
眠っているのかと思ったけれど、もう目覚める事は無い。
どうして?
誰であれ、いつか命が尽きるのは仕方ない事だと解ってはいるけれど、どうしても恨み言を言いたいのだ、「どうして?」と。
苦しんだ気配すら無いのが救いだけど、もっと一緒に生きていたかったよ、ナム。
|
ナム 在りし日
Mar. 22, 2017
|
|
大きなおめめ
|
|
気が強くて甘えん坊で
|
|
顔のままの素直な性質で
|
|
時々遠くを見ていたよね
|
小柄で目の大きな、撮られ上手な美猫で、素晴らしい猫だった。
もうこのナムを撮れないなんて・・・
我が家に来て今年で9年になる。
うちに来た時点で、おそらく6歳も過ぎていたはずなので、15~16歳くらいにはなっていたのかな。
その割にはキビキビとしていて、食べる量が減るとか吐くとか、具合の悪い様子は一切なかったんだ。
ナム、どうして今日旅立つ事にしちゃったの。
愛知県で保護された当初からナムの事はずっと気になっていた。
会う前から大好きだった。
マルコと同様3本足でありながらハンディともせず、気高く、気が強く、人懐こく、最高に可愛い子だった。
3月3日のシャインに続き、患う事無くあっさりと逝ってしまったナム。
今年も次々と逝ってしまうだろうとぼんやりと考えて覚悟はしていたものの、いざ現実の事となると、残された私たちはただ茫然としている。
胸がザワついて頭が熱っぽく、フワフワと雲の上を歩いているようだ。
ミュウの火葬に向かう道すがらこれと同じ感覚を味わって以来、毎回こんな感覚を味わうのは何故かな。
もしかしたらこれは現実ではないのかも知れないなんて思ってもみるけれど、直ぐに現実に引き戻される。
悲しくて苦しくて落ち着かず、何もしたくない。
何もかも嫌だと一瞬思い、直ぐに気を取り直す。
こんな時こそ何かしていないと余計に辛い。
頑張ろう。
それしか言えない。
しかし、見送る度に自分の一部が確実に失われて行く気がする。
|
|
|
|
|
|