2017年4月1日 土曜日 |
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朝からATPマスターズ・マイアミオープンでの、フェデラーの試合を観る。
3セット全てがタイブレイクで接戦だったけれど、無事に勝利した。
やっぱりフェデラーは素晴らしい。
ずっと紳士的で冷静な態度、こんなテニス・プレーヤーは他にいないんじゃないか。
比べちゃ悪いが今日の対戦相手はマナーが悪く、思うに任せないと自分のラケットを叩きつけてメチャクチャにしていた。
あ~あ、道具を人一倍大切にするイチローなら絶対に自分のバットを投げたりしないし、そっと置いて走り出すのにねえ・・・と話しながら見ていた。
ともあれフェデラーの勝利で決勝進出が決まる。
決勝での対戦相手はナダルだ。
1月末の全豪オープンの決勝と同じ組み合わせになった。
さて、楽しみな事よ。
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ジャム なぁにが楽しみよ
Apr. 1, 2017
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ジャム ジャムには関係ないよ
Apr. 1, 2017
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ジャム もう寝るし
Apr. 1, 2017
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うん、寝た方が良いよ、ジャムちゃんは。
今日は特に、ダイニング・テーブルの周りを鳴きながらグルグル、グルグル回ったもんね、疲れたでしょ。
アインもゴマも最晩年に、何故かテーブルの周りを徘徊した。
そうせずにはいられないように、何かに憑かれているかのように、或いは無心に、毎日グルグル、グルグル歩いていた。
だからテーブルの周りを回り始めると、死期が近づいている兆しのようで怖い。
そんなのは何の根拠もないと自分に言い聞かせるけど、どうしようもなく怖い。
こういう色んな不安と闘いながら、やるべき事をしっかりこなすのが大人の責務か。
私ももう大人なんだからイタズラに不安に陥る事なく、日々頑張ろう。
還暦だもんな、もう直ぐ。
それにしても最近ではハロウィンなんか日本の土着の文化でもないものをガッチリ取り入れているくせに、エイプリル・フールだからって大騒ぎしないのね。
もっと盛大に嘘つき大会すれば楽しいのに。
・・・と言いつつ、何の嘘も思いつかないまま、今日が過ぎてしまう。
残念。
来年の今日は(生きていれば)、大嘘ついてやろうっと。
昨日のBS映画【椿三十郎】で、とりあえず今回の黒澤明作品の特集はおしまいかな?
やっぱり最高に面白かったよ、【椿三十郎】は。
【用心棒】のときは「桑畑三十郎」と適当に名乗っていたけど、今回は見事な椿を眺めながら咄嗟に名乗ったのが「椿三十郎」だった。
「もうじき四十郎ですが」と付け足す。
悪い次席家老たちに囚われてしまう城代家老を演ずるのは伊藤雄之助。
長いアゴで変な顔は、【帝都物語】の嶋田久作よりも凄いかも知れない。
但し城代家老は昼行燈を装う切れ者の善人で、その奥方も娘もおっとりと浮世離れしていて楽しい。
特に奥方の入江たか子が良い。
「あなたは抜き身の刀のようでギラギラし過ぎている、でも本当にいい刀は鞘に入っているもんですよ」という名台詞も、この奥方が言う。
抜き身でしかいられない三十郎は、仕官出来る機会を捨てて去って行く。
去る後ろ姿に、またあの音楽がかぶさる。
うわあ、カッコいい・・・と感じさせるのは三船敏郎という稀有な俳優の功績も勿論大きいが、音楽も相当に手伝っていると思う。
若侍たちの一人には若かりし頃の、カッコ良い加山雄三もいる。
久我美子の伴侶だった平田昭彦も、まだ若い・・・とは言え、加山雄三よりは10歳ほど年上だけど。
娯楽性という点では、【用心棒】よりも勝ると書いたが、昨日、改めて観て感慨を新たにした。
不朽の名作【椿三十郎】・・・まさか観ていない人はいないと思うけど(いや、いるかな、若い世代には)、もしまだだったら絶対に観ておくべき日本の娯楽大作のひとつです。
私は大好き。
隣の屋敷から続く小川の流れに、合図の白い椿がどっさり流れて来るシーンも楽しく美しい。
たくさんの椿がポイントポイントを彩る作品なのだ。
椿と言えば、これは今ちょうど満開になっている我が家の椿(侘助)だ。
今年もやっと咲いた。
今朝開いたばかりの花は、野鳥につつかれる前で綺麗だ。
しかし半日もすると、見事に傷だらけになっている。
野鳥が喜んで蜜を吸う(花粉を食べる?)ならそれもよし、花弁の傷もまた風情のうちだと思えるけれど。
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