| 2017年4月3日 月曜日 |
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ぐっと暖かい。
これで桜も気を緩めて咲いてくれるだろう。
目黒川の桜並木は満開宣言が出されていたけど、こちらはこれからよ。
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ジャム 何がこれからなのよ
Apr. 3, 2017
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ジャム 桜よりジャムでしょうが
Apr. 3, 2017
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そりゃあそうだよ、ジャム。
桜はジャムやパパやママが死んでも毎年咲くけど、ジャムとの時間はこの一瞬一瞬が全てだからね。
心配しなくとも、ジャムより大事なものなんか無いから。
な～んちゃって、調子いいね、私も。
パパも妹も生きてる他の猫たちも、健康もお金もご飯も友達も、みんな大事よ。
どれひとつ失いたくない大事なものばかり。
だけどいつか誰もが、何ひとつ持たずに旅立つんだね・・・身軽になって。
それはそれで幸いだと思えないといけないのかな。
その時にそう感じられるよう、今、ちゃんと毎日を生きるよ。
・・・と、毎日言い聞かせていないと、無為にあっという間に１日が過ぎてしまうんだ。
人生が永遠に続くなら、それでも良いけど、私の時間も限りがあるからね。
やばいね、常に危機感だわ。
早朝、まだ薄暗いうちに公園の桜を撮った。
やっとこれ位、開いたばかりだった。
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公園の桜 Apr. 3, 2017
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なんと可憐な蕾だろう。
さんざん痛めつけられた木なのに、こんなにも花を咲かせようとしている。
植物も野生動物も凄い。
人間も、強く逞しく生きなきゃダメね。
午後にはもう一度、公園に出て草むらの雑草を眺める。
タンポポと花ニラがいっぱいだ。
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公園の草むら Apr. 3, 2017
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草むらに咲いた花 Apr. 3, 2017
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２０年も前に、ここの草むらに種をばら蒔いたワイルドフラワーは、今年もあちこちに咲いている。
なんて強いんだろう。
これからが一番花々が咲き乱れ、華やかな季節になる。
生きてまたこの春を迎えられた事に感謝している。
欲を言えばキリがない。
ここにゴマが生きていたなら、リマが・・・と、言い始めたら限りなく未練がましい言葉は続くだろう。
母にも公園の桜を、庭でお茶をしながら見せたかった。
約束したのに、もう直ぐという時に「３．１１」の大震災が起きてしまって、交通手段が回復しない間に母は逝ってしまった。
どうしても母に見せたかったんだ、私の庭と、庭から手に触れる程に間近に咲いている公園の桜を。
母の死に顔を見に行って戻った朝、近くの八重桜が満開に咲いていたっけ。
色んな思い出が、それぞれの景色の中にある。
ミュウやカワムラさん達、私がこんな事ばかり言っていたら、笑ってるね、きっと。
いつかは行けるさ、みんなの居るところに。
それまでは質素でも美味しいものを食べて、一日一度は笑おう。
今日も笑ったよ。
３軒新築の家の真ん中に越して来た一家の子供たちと、公園でお喋りして。
いい子たちなんだ、礼儀正しくて、屈託がなくて。
死に掛けていた古い町が、新しい血で蘇った気がする。
有り難いね。
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