2017年 CAT'S EYES & CAT'S HANDS 
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2017年4月14日 金曜日


今日も暖かい。

ジャムのウンコが今日は出なくて、ハラハラしている。



ゴマは死ぬ日の朝まで、しっかり毎日ウンコしていたっけなあ・・・私たちが抱っこしていてやると、尻尾を上手に上げて汚れないように、いいウンコを毎日していた。

凄い猫だったなあ・・・ゴマ。

去年の今頃はまだ、そうしてゴマにウンコさせていたんだな。

ジャム
ジャム   ジャムのウンコの話じゃないの?
Apr. 14,  2017

ジャム
ジャム   死んじゃった猫の話はもういいよ~
Apr. 14,  2017

ジャム
ジャム   ねえ、マルコ?
Apr. 14,  2017


あらやだ、ジャムちゃんこそ、そこにマルコが見えるの?

それで時々、虚空を見つめて呼んでいるのね。



猫にはきっと、私達に見えないものが見えている。

私もたまに、ダイニングのドアを開けた瞬間、足元をサッと駆け抜ける気配を感じる事がある。

それは脳が勝手にそう見せるのかも知れないが、グレーの猫に見えたような気がするのだ。

アインなのかジーコなのか・・・ちゃっかりあっちの部屋に駆けて行って、独りで喜んでいた様子が思い出される。



長く住んでれば、魂はちゃんとここに残っている。

そう思って生きている。

それ位、許されるよね。


昨日、かつての西新宿の会社で同僚だったレイコさんから手紙が届いた。

以前にも書いたけど、彼女は私の故郷にお嫁に行っているのだ。

もう4半世紀以上も彼女は桐生に住んでいるので、18歳で故郷を出た私よりも長く住んでいる。

私とて、横浜の住人となって25年も経つのだから、ビックリしちゃうよ、もう。



手紙に新聞の切り抜きが入っていた。

そこには、桐生が丘動物園のゾウの「イズミ」が死んだ記事が載っていたのだ。

イズミの新聞記事
イズミの新聞記事   Apr. 14,  2017


イズミは61歳だったらしい。

私と同世代のゾウで、私は子供の頃から「イズミ」を見ていた。

高校時代にお互いが10代の頃に「イズミ」に会ったのが最後で、それ以来、どうぶつ園を訪れた事は無かったけれど、故郷のゾウ「イズミ」の事はずっと忘れていなかったよ。

おやすみ、「イズミ」。

長い間有り難う。




その動物園は入園料無料だったせいもあり、女学生の時には、学校帰りにしょっちゅう立ち寄っていた。

学校から駅まで戻る途中の、山手通り沿いの山の中にある動物公園なのだ。



ライオンもいたし、サル山もあった。

ちょっと凶暴な日本猿が、小さな檻に1匹だけで隔離されている場所もあった。

近づくと火を噴くようにして、顔を真っ赤にして、檻をガチャガチャ揺らして怒っていたあのサル・・・

あっそうか、サルはもともと顔が赤いんだっけ。





ゾウの「イズミ」には、セーラー服のままアイスキャンディーをベロベロ食べながら近くで見学していた時、食べ掛けのアイスと制服に、思いっきり鼻水を引っ掛けられた事もあったっけ。

そうだね、おやつを食べながら見物するなんて失礼だよね・・・と今の私ならそう思うんだけど、当時の私は特に動物が好きだとか猫が好きだとか、まったく考えた事すらなかったのだ。



高校生の時は、ガールスカウトのレンジャーだけの「団」に所属していた。

そこのレンジャーの先輩が、将来は獣医になって動物園に勤めるのが夢だと語ってくれた事があったけど、へえ~女のくせに変わってるな~と思ったのだ、アホタレの私は。

今にして考えれば・・・だけど、そんな素敵な仕事が世の中にはあるというのに、私は全く自分の選択肢に持ち合わせていなかった。



選択肢どころか、いずれ社会に出て働くなんて事すらイメージ出来ていなかったのだ。

あの頃の私は一体何を考えていたのだろう。

情けないけど、大事な事は殆ど何も考えていなかった気がする。



今から選べるならば、いや、目指せるのであれば、どんな動物だろうが構わない、動物園の飼育員になりたい。

何もレッサーパンダだとかジャイアントパンダでなくても、臭い草食獣のウンコ掃除ばかり毎日やっても構わない。

どうら今だってウンコ掃除ばっかりしているんだし。





それから、テレビで美術品の特集番組など見ていると出て来る「学芸員」という人たちね・・・ああいう仕事が世の中にある事を学生の頃は知らなかった。

良く知りもせず、十把一絡げにして「公務員なんて絶対に嫌」と思っていたけど、何故ああもバカだったのか、私は。

母は公務員や教師を勧めてくれていたのに、大人の言う事なんかに騙されるもんか!と反発していたのだ、世間知らずのこのバカは。



弁解する訳じゃないけど、そもそも私の青春時代は今にして思うとろくでもない時代で、大人や公権力に意味なく反発する若者の時代だったのだ。

ヒッピームーブメントの時代と言っても、いまどきの若者は解らないかも知れない。



私が大学1年生の時、西新宿に住んでいたのだけど、新宿駅南口前の甲州街道を都心方面へ少し歩くと道が高架になっていて、その橋の脇から下の道に階段で降りられた。

それは東口方面への近道だったのだ。

そこから行かないと、新宿駅を定期券で抜けるか、西口の大ガードの方まで遠回りしなくては東口方面へは行けなかった。

時々「アドホックビル」に入っていた紀伊国屋に行ったり、ランチで食べ放題をしていた「シェイキーズ」に行ったりしていたので、そこを良く通ったのだ。



その甲州街道から下に降りる階段の手前には石碑があって、石碑のところにいつもフーテンが座り込んでシンナーを吸っていた。

いつもいつも・・・たまに警察官が来たりもしていたのを見かけた。



そういう、反体制的だったり非生産的だったりする若者がまだ一杯存在している時代だった・・・という事を書きたかったのだけなんだけどね。

そもそも若者はいまと比べて貧しくて汚かった。

男子学生は床屋に行かずに髪を汚らしく伸ばし、薄汚れたベルボトムのジーンズをはいていた。

ヴィンテージ・ジーンズで穴が開いているって訳じゃないのよ、ただひたすら古くて汚かっただけのジーンズ。



学生の住むところは4畳半か3畳の古い風呂無しアパートが普通で、部屋には黒電話すらなかった。

携帯電話なんてもの、想像すらした事が無かったよ。

若さを持て余した連中が、勉強もせずにろくでもない活動をしていた時代だったと言っても過言ではない。



勿論、そんな時代でもちゃんと勉強をしている大学生だっていた。

真面目な学生と、国家試験を控えた学部の連中、そして英語以外の外国語を専攻していた学生たちは、嫌でも勉強しないといけなかった。

だから私も、生まれて初めてしっかり勉強したよ、大学の4年間は。



しっかり勉強はしたけれど、社会人になる事なんかイメージしていなかった。

学生運動もしなかったけど、就職活動もしなかった。

私の夢は、大学院に進み、好きな人と結婚して家を建て、お料理とパッチワークをして暮らす・・・なんて程度だったのだ。

まあ、それはただのモラトリアムだったのかも知れない。

甘ったれの子供だったのだ、私は。





その後、社会に出てからは成功も失敗もしたし転職も何度もしたけれど、概ねどの仕事も一生懸命にやった。

ま、当たり前っちゃ当たり前だけど、とりあえず目の前にある課題は真面目に、一生懸命やる性格なのだろう、好き嫌いに関係なく。

だって、したい仕事があった訳でもなく、自立して生活する事が最大の課題で、それだけは成し遂げたものの、結局自分のしたい事が何なのかなんて考える余裕もないまま、ただ働き続けていたのだ。



そして働く事に寄りそこそこは報われたと思うし、働いていたからこそ、こうちゃんとも出会えたし・・・。

まあ、実にたくさん真面目に働いたと思うよ、勤め人としては。

意欲とパワーがあったからね、若い頃は。

毎日夜中まで残業し、ある職場では何日も家に帰らずに仕事し続け、よく働きよく飲んでたくさん食べ、その間には転職も、結婚も離婚も再婚もまた離婚も再々婚もした。

忙しかったな、私の若い頃も多くの皆さんと同様。





今はもうすっかりエネルギーが切れて、あんな風に馬車馬のようには働けない。

だいたいそういう風に出来ているのかな、平凡な人間の心身は。

それとも、少し休めばまた意欲が出るものかな?

休まなくても、必要に迫られればまた寝食も忘れて働くんだろうけど。





10年ほど前、居職になるにあたり、勤め人より自由に出来てさぞかし良いだろうと思っていたのだけど、いざやってみると結構大変(当たり前だけど)なのね。

フリーランスというのは自己管理も大変だし、仕事を得るのも厳しい。

確定申告も面倒臭い。

通勤と嫌な上司が無いだけかな、メリットは。



チームプレーの醍醐味であるところの、「1+1=2」だけではない、もっとブースターが掛かった大きな事が出来ないのはデメリットだし、精神的にもつまらないな、やっぱり。

本当は私、会社勤めが好きだったんだな。



などと今更言っても、これから勤め人になる事は難しい。

そもそも今年で定年退職の年齢だし。

それでも必要に迫られれば何でもやりますので、是非雇って下さい、どうぞ宜しく。






イズミの不法が、随分と脱線してしまった。

本当は、相続制度の変更が見直されている件を書こうと思っていたのに、もう今日は長くなり過ぎたからまた後日。




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