2017年4月30日 日曜日 |
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今日も晴れて爽やか。
どこかへ行きたい。
そんなに遠くなくて、車で15分くらいで行けるところ。
そこには美しい緑と花と、美味しいものが食べられる店と気の利いたお土産が買える店があったらいいな。
往復で30分、滞在時間1時間、合計1時間半の留守番だったら、ジャムも問題ないだろうし・・・。
う~ん、また私の悪い癖で、現実離れした寝言が始まったかな。
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メラ そうよ、寝言は・・・
Apr. 30, 2017
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メラ 眠ってから言いなさいよ
Apr. 30, 2017
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いやん、メラちゃん、ママの欠点はサラッと見逃してよ。
でも欠点と長所は紙一重、もしくは同じものを角度を変えて見ているだけなのよ。
そして寝言は「夢」でもあるのよ。
叶わないかも知れないとは思いつつも、夢を語っている時は楽しい。
楽しく生きようと思ってもそうそう楽しい事ばかりじゃないけど、せめて楽しい夢を見、語っている時は幸せでしょ?
だからこれからも、せいぜい起きたまま夢を見て寝言を言おう。
空想は何を持たずとも出来る、安上がりな幸せの時・・・赤毛のアンみたいかな。
ちょっと違うか。
「赤毛のアン」と言えば、新たに映画が作られたね。
アン役はなかなか可愛い。
だけどマシュー役が、マーティン・シーンらしい。
予告編を観て驚いた。
マーティン・シーンと言えばもう断然【地獄の黙示録】のウィラード大尉で、他の作品など思い出せない。
【地獄の黙示録】は、公開当時に観た時は、ヘリが戦場を飛び交うシーンなど何と美しい・・・と感じたものだった。
あとはカーツ大佐の不気味さと、ああ、これはユダがキリストを殺したという映画なんだな・・・と合点がいったものだった。
それが最近、改めて観てみると、凄く嫌なシーンが多い。
泥沼化した戦場での、人間の異常心理を描きたかったのだろうが、たとえばこんなシーン・・・
カーツ大佐の居場所まで川を遡上している時、偶然出くわしたベトナム人の舟に、武器でも隠し持っているのではないかと疑心暗鬼になったアメリカ兵。
麻薬に溺れて正常な判断が出来なくなっていた事もあり、罪の無い一般のベトナム人家族を皆殺しにしてしまう。
このシーンには一番怒りを覚えると共に、吐き気がするほど気分が悪くなった。
隠していたのは武器ではなく、小さな子犬だった。
最後、カーツ大佐は滅多打ちにされて殺されるのだ、ウィラード大尉の手で。
そのシーンを見る度、私はイエスがユダに言ったと伝えられている言葉を思い出す。
行ってお前の為すべき事をせよ・・・という言葉。
そしてユダの裏切りにより、イエス・キリストは処刑されるのだ。
ウィラード大尉を演った俳優の演じる【赤毛のアン】のマシュー・カスバートに、私には違和感が拭えない。
こういう勝手なイメージを持たれてしまう事は、俳優として不幸な事だと思う。
様々な役を演じ、色んなタイプの人間になって観客の心を打つのが役者というものなのだろうから。
しかし、その後も心穏やかな善人の役を演じる姿を見た事が無いんだもの、マーティン・シーンは。
そしてマーティン・シーンの息子チャーリー・シーンにいたっては、大嫌いなんだ。
事実、いつも言うようだけど、高倉健がケチな甘ったれのヒモなんか演じても似合わないだろうと、私達は思っている。
きっと健さんも、ファンが期待する自分のイメージを大事にしていたと思う。
役を選ぶ事は大事だ。
選べるのであれば。
そもそもウィラード大尉の役は、最初、ハーヴェイ・カイテルだったのが、撮影に入って2週間でドラブルで降板したというのは有名な話だ。
その後は、スケジュールさえ合えばハリソン・フォードが起用されるはずだったらしい。
結果的には、マーティン・シーンのウィラード大尉はとても素晴らしい出来栄えで、たとえあの個性派の名優ハーヴェイ・カイテルだろうがハリソン・フォードだろうが寄せ付けない位に適役だったと思う。
そして永久にあのウィラード大尉のイメージが、マーティン・シーンという名前と顔に付きまとっている。
でもきっと機会があれば観るんだろうな、新作の【赤毛のアン】も。
そしてまた同じ事を言うかな?
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